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「Starliner」がISSに到着

米NASAの有人宇宙船「Starliner」が日本時間の昨日未明にISSにドッキングしたと発表された。
地球周回軌道に入った後に1日かけてISSの軌道と同じ400Kmまで上昇し、その後に接近&ドッキングを行ない乗員二人はISSに移乗したとのこと。
ただ、打ち上げ後には3回目の打ち上げ延期の原因になったRCSからのヘリウム漏れやスラスターの故障が発生(5基で発生し後に4基は回復)し、ドッキングは予定より1時間あまり遅れたとのこと。
有人での打ち上げが初めてなのでトラブル発生は仕方が無いとしても、まだ不安が残る飛行試験となったようだ。
この後に行われる帰還の試験が成功することを祈るよ。

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「STARLINER」の打ち上げ成功

米NASAとULAは有人宇宙船「STARLINER」の有人試験飛行(CFT)の打ち上げが成功し、地球周回軌道に乗ったことを発表した。
これまで無人試験飛行は成功していたが、有人での試験飛行は初めてで機材の不調等で延期が繰り返されていた。
今回(日本時間の昨夜遅く)の打ち上げが成功して良かったと思う。
ISSへのドッキングは日本時間の明日未明(6/7 1:15頃)を予定しているとのこと。

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「Star Liner」の打ち上げがまたまた延期

米NASAの有人飛行用として開発されたULAの有人宇宙船「Star Liner」の有人試験飛行(CFT)の打ち上げが日本時間の昨日行われる予定だったが、打ち上げ数分前に中止となり再度延期された。
前回はクルーが乗り込み2時間前まで秒読みが進んだところで2段目セントールの液体酸素リリーフバルブの問題が確認され打ち上げ中止となり、問題に対処した後も姿勢制御モジュールのヘリウム漏れで再延期となっていた。
今回は地上側設備の不具合が発生し打ち上げ3分50秒前にカウントダウンがストップ、次回打ち上げは現地時間で6/5-6になるとのこと。

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スターライナーの打ち上げが再度延期

米NASAとBoeingはBoeingが開発中の新型宇宙船「CST-100 Starliner(スターライナー)」の有人飛行試験ミッション「Crew Flight Test(CFT)」が再度延期されたことを5/14付けで発表した。
同機は日本時間(以下同)の5/7に打ち上げられる予定だったが、2段目ロケットのセントール(Centaur)の液体酸素リリーフバルブに問題が確認されたため打ち上げ2時間前に延期が決定され、早ければ5/18に打ち上げられる予定だった。
問題のバルブの交換は完了したものの、今度はスターライナーのサービスモジュールに組み込まれている姿勢制御システム(RCS)で少量のヘリウム漏れが検出されたために再度の延期が決定された。
再延期後の打ち上げは早ければ5/22に予定されているとのことだ。

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StarLinerの打ち上げが中止された

米BOEING社の新型有人宇宙船StarLinerの有人試験飛行の打ち上げが中止となった模様。
なんでもロケットのバルブに問題があり、打ち上げを前にして中止となったらしい。
次回打ち上げは5/7,8,11のいずれかになるかもしれないようだ。
なんにせよ打ち上げ前に問題が見つかって良かったな。

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ボイジャー1号の復旧に成功!

NASAはジェット推進研究所(JPL)が太陽系外を航行中の探査機「ボイジャー1号(Voyager 1)」の復旧に成功したと発表した。
Voyager 1から送られてくるデータが昨年十一月から読み取り不能な状態になっていて、NASAは原因が46年前に製造された搭載コンピュータのメモリチップの一部が破損したことと公表していた。
今回の復旧作業は破損したチップ上にあったソフトウェア(プログラムやデータ)を他のチップに移動し、さらに破損したチップにはアクセスする必要が無いようにしたソフトウェアに置き換えたということだ。
この作業内容だけでも判る人が聞いたら「うへぇー、面倒」と思ってしまうだろうなぁ(汗)。
今のソフトウェア開発はメモリのアドレスなんか意識すること無いからなぁ・・・
昔は物理アドレスを意識してメモリマッピングをしたりするのが当たり前だったし、プログラムだってマシン語でジャンプ先やリード/ライトのアドレスを絶対アドレスで指定することもあった(通常はリロケータブルにするので相対アドレス指定)。
デバッグだってメモリダンプを取って16進数のデータを読むのが当たり前だった。
でも今の時代にそんなことはしたくないなぁ(汗)。
今回はそれに加えて「Voyager 1」との通信に片道約22.5時間もかかることがネックになっている。
つまり、新ソフトウェアに置き換える命令群を送信しても、結果を知ることが出来るのは最低でも45時間後になる。
いやぁ、NASA(JPL)の技術陣は凄いなぁ。

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Voyager1との通信が回復するかも

NASAの深宇宙探査機「Voyager1」は昨年の11月ころから地球への通信に異常をきたしており、有用なデータの送信がされていない。
ところが先だっての指令に対する返信には改善の予兆が見られることで、打ち上げから47年を過ぎようという現役最古に近いの探査機からのデータ送信が復活するかもしれない。
#現在運用されている中で最も古いのは”Voyager1”の16日前に打ち上げられた”Voyager2″。
現在地球からおよそ240億Km(160au、地球-太陽間の距離の160倍)離れた太陽圏外を飛行中のVoyager1との通信には片道1日弱(約22時間ちょっと)もかかるので、地上から指令を送っても応答まで2日近くも待たねばならない。
そんな状況でも運用が続けられているのは凄いなぁ・・・

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NASAの火星ヘリコプターが運用終了

NASAが運用していた火星ヘリコプター「Ingenuity」のミッションが終了となった。
2021年4月にPerseveranceに抱きかかえられる形で火星に着陸したIngenuityは予定されていた5回を大幅に上回る72回の飛行を行い、トータル飛行時間2時間以上を達成。
平均の大気圧が地球の1%程度と言う大気の薄い火星での飛行が可能であることを実証した。
NASAのジェット推進研究所(JPL)によると71回目の飛行中に予定よりも早く緊急着陸を行ない、続く72回目の飛行時に撮影された写真の中にローターの影が写っており、先端部分が損傷していることが判明してミッション終了となったとのこと。

この計画を知った時には「凄いことを考えるものだなぁ」と思っていたが、実際に挑戦して成功させてしまうNASAってのは凄い組織だと思うよ(汗)。

NASAがヘリの初飛行に成功と発表!

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12/24にパーカー・ソーラー・プローブが近日点通過予定

NASAが運用する太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ(PSP)」が今度の日曜日(12/24)に近日点通過の予定。
2018年に打ち上げられたPSPはこれまで17回の近日点通過を行ない太陽の観測を行なってきている。
今回は18回目の近日点通過で、今年の8/16に行われた6回目の金星フライバイで公転周期を92日に短縮してから2回目の近日点通過となり、その高度は太陽表面から僅か760万キロメートルとなる。

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