NASAが昨年11月に打ち上げ今年の9/26(日本時間27日)に目標の小惑星「ディモルフォス」への衝突に成功した宇宙機”DART”。
この度NASAがミッションを成功と発表した。
地上からの観測でディモルフォスが親小惑星を公転する周期が11:55から11:23へと32分短縮していることが確認されたため。
当初の推定値は10分程度の短縮とされており、NASAは73秒の短縮で成功とみなすとしていた。
推定値を大幅に上回る結果となったことで、DARTの有効性が実証されたということになるかな。
More from: NASA
”DART”がディモルフォスへの突入に成功!
米NASAが昨年11月に打ち上げた惑星防衛実験探査機「ダート(DART)」が日本時間の昨日朝8:14ごろに小惑星ディモルフォス(Dimorphos)への突入に成功した。
この衛星の目的は文字通り地球の防衛で地球に衝突する可能性の高い小惑星等に突入することで軌道を変えて衝突コースから外すことにある。
今回の実験ではディモルフォスがその親小惑星であるディディモス(Didymos)を回る公転周期が1%ほど短くなることが予想されている。
実験結果の検証にはまだ少し時間がかかるようで、効果が予定通りかそれ以上かそれ以下か興味深いところだな。
JWSTの調整が終了
NASAはジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の光学系の微調整が完了したと発表した。
これで残る調整は観測機器系の調整で、この作業はおよそ二ヶ月かけて行わることになっている。
作業が順調に進めばこの夏からは本格的な観測が始まることになり、どんな画像が送られてくるか楽しみだ。
5000個を超えていた
NASAが現地時間の3/21に太陽系外惑星アーカイブ(NASA Exoplanet Archive)に登録されている確認済み系外惑星の数が5,005個であることを発表した。
その昔(と言っても僅か30年前まで)は太陽系以外に惑星は発見されていなかったが、1992年にパルサーを公転する2個の惑星が発見され、その2年後に3個目(同じパルサーを公転する惑星)が発見された。
この3個の惑星はパルサーが発する電波の周期が僅かに”ブレる”ことを利用して発見された。
その後1995年に初めて”恒星を公転する惑星”である4個目(「ペガスス座51番星b」)が発見されると次第に発見される数が増え、2000年には30個を超えた。
21世紀に入ってからは格段に発見数が増えて今年入って遂に5,000個を超えたということだ。
中には地球と同様に”ハビタブルゾーン”(温度的に液体の水が存在する範囲)にあるとみられる系外惑星も複数発見されている。
もしかするとそれらの惑星上で生命の素となる物質(分子や化合物)が発見されるのもそう遠いことでは無いのかも?
月にクレーターが増えたかも・・・増えた筈
米SpaceX社がNASAの深宇宙気候観測衛星「DSCOVR」の打ち上げに使用したロケットの2段目が3/4に月の裏側に衝突したと推測されている。
衝突自体は一月に予測され発表されていたが、実際に衝突したかは場所が月の裏側で地球からは見えないので未確認。
NASAが月周回探査衛星「Lunar Reconnaissance Orbiter」を使って写真撮影で新たに出来たと思われるクレーターの捜索を行うかもしれないが、発見には数ヶ月かかる見通しとのこと。
NASAがヘリの初飛行に成功と発表!
米航空宇宙局(NASA)が4月19日付けで2月に探査機「Perseverance」とともに火星に送り込んだ火星ヘリコプター「Ingenuity」の初飛行が成功したと発表した、と報道された。
地球以外の惑星で動力付きの航空機が飛行に成功したのは史上初としている。
火星の大気は地球に比べると非常に薄く、地表面付近の気圧は地球の1%未満で地球上で同程度の大気圧となるのは高度にして30Km以上の超高空になるそうだ。
有人ヘリコプターによる地球での最高高度記録は12,440mであり、火星大気と同等の気圧での飛行は例が無い。
無人機で重さは約1.8Kgの小型機とは言え、今回の飛行成功は偉業と言える。
将来的には地球から直接操縦する計画というが、電波の往復時間を考えるとリアルタイムでの操縦は無理だよね?
無事に着陸したようだ
NASAが運用している小惑星探査機「オシリス・レックス(OSIRIS-REx)」は今朝予定していた小惑星「ベンヌ(ベヌー)」への着陸を無事に果たしたと報道されている。
サンプル採取の結果は近日中にでも公表されることになっている。
予定通りに採取できてると良いなぁ。
一方で「OREx」の小惑星着陸は明日朝(日本時間)の予定
NASAが打ち上げた小惑星探査機「オシリス・レックス(OSIRIS-REx)」は小惑星「ベンヌ(ベヌー)」でのサンプル採取を日本時間の明日朝7時過ぎ(7:12)に行う予定。
採取方法は「はやぶさ2」と異なり、例えると”シャベルですくう”感じで、目標とする採取量は最低60gと多い。
採取成功かどうかは採取後にカメラで確認し、採取量も測定(機体の回転モーメントから算出)するとのことで、還って来るまで判らない「はやぶさ2」とは違う。
また採取量が目標に達していない場合は来年の1月以降に予備の地点で再度採取を行うとのこと。
地球帰還予定は2023年9月の予定。
こちらもぜひ成功して「リュウグウ」のサンプルとの比較が出来るようになって欲しいな。
NASAでもリモートワーク
米航空宇宙局(NASA)も新型コロナウィルス対策としてスタッフがリモートワークを余儀なくされている。
NASAでは現在も各種探査機の運用を行っており、Curiosity(火星探査機)チームも自宅から火星探査機を運用中とのこと。
他にも小惑星探査機「OSIRIS REx」なんかも運用しているが、こちらのチームに関しては言及されていない(汗)。
それはともかく、自宅から運用出来るってことは外から入れるように穴が開けてあるってことだよね・・・
火星で高濃度のメタンを検出
NASAの火星探査車「キュリオシティ」がこれまでで最高の濃度のメタンガスを検出したと報じられた。
報道によれば今回検出したメタンガスの濃度は21ppb(10億分の21)で、ごく微量とも言えるがこれまでの最高濃度の3倍とのこと。
メタンガスは火星の大気中では長持ちしないので、今回検出されたものは最近になって放出されたものと思われる。
火山活動で生成されたものかもしれないし、過去に作られて地中に溜まっていたのが地殻のヒビから出て来たものかもしれないし、生物由来のものでない可能性もまだまだ高いので、火星に生物がいるという証拠にはならない。
NASAは6/24(現地時間)に追加の情報の公開を行う予定だというので、そこでどんな情報が公開されるか興味深いな。
