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うーん、これは綺麗だ

NASAが2/11に公開した太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(Solar Dynamics Observatory、SDO)」が撮影した画像から作成された動画が凄い。
打ち上げから5年を記念して作成された動画だけど、その5年間に撮った画像が20億枚と紹介されている。
その中から厳選した画像をもとにしているだけあってとにかくダイナミックで美しい。

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NASAがロケットの打ち上げに失敗

日本時間の今朝7時22分、アメリカバージニア州ワロップス島の飛行施設にてISSへの物資補給を目的として打ち上げられたロケット「アンタレス」が爆発炎上した。
ニュース映像で見る限りリフトオフ数秒後にエンジンの異常燃焼と思われる現象が起こり、その直後にエンジン付近で爆発が発生。
推力を失ったロケットはそのままほぼ垂直に機尾から落下し、地上に激突してさらに大規模な爆発を起こし炎上している。
無人ロケットだったこともあり現在のところ人的被害は確認されていないとのこと。
このロケットには日本の実験棟「きぼう」で実験に使用する機材(中には手作りの一品もあった)も搭載されていたが、それらを含め全て灰燼に帰したと思われる。
代替機の打ち上げに関しては不明。

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アイソン彗星が消滅?

今世紀最大級の彗星として注目されていたアイソン彗星は日本時間の今日未明に近日点を通過し、太陽から離れる段階に入った。
NASAの発表では彗星の核が近日点通過前に崩壊していて、近日点通過後のアイソン彗星を確認できないとのことだ。
近日点通過で残りも融けてしまって崩壊している可能性がある。

http://spaceweather.com/
http://198.118.248.97/hotshots/index.html/
にあるSOHO衛星が捉えたアイソン彗星の連続画像では太陽(の裏側の近日点)に向かうアイソン彗星と太陽の裏側から出てくる残骸と思われるものが写っている。
写ってはいるものの近日点通過前に比べるとかなり暗くなっているので肉眼で観測できるかどうかは微妙かなぁ?
夜空に伸びる彗星の尾を見られると思っていたけどちょっと無理そうなので残念だ。

各地の天文台やSOHO衛星の運用をしているNASAでは
「アイソン彗星は?」
「たぶん、融けて蒸発してしまったのでは・・・」
なんて会話がなされていたりしてね(笑)

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「ヴォイジャー1号」が太陽圏を突破!

米航空宇宙局(NASA)が探査機「ヴォイジャー1号」が昨年8/25にヘリオポーズを超えて恒星間空間に突入したことを確認したと発表した。
これにより同機は恒星間空間に到達した初の人工物となる。

ヴォイジャー1号は2004年に「末端衝撃波面」を通過し、現在は地球から190億キロの地点を秒速約17キロで航行しているとされている。
研究チームが送られてきている観測データを調べたところ、同機周辺のプラズマ密度が太陽圏の外側の層で検知した密度の40倍に上っていた。
このことから太陽風と星間物質が混ざり合う「ヘリオポーズ」を越え、恒星間空間に突入したと考えられるという。

データの分析から、ヴォイジャー1号が恒星間空間に突入したのは2012年8月25日だったと特定し、その時の太陽から距離は183億キロだったということだ。

ヴォイジャー1号が打ち上げられたのは1977年9月5日で既に36年が経過しているが、これまでに(最初の観測目標であった)木星の鮮明な写真を撮影する等の功績をあげている。
搭載する3基の原子力電池は2020年頃まで通信に必要な電力を供給可能と期待されている。

ヘリオポーズを超えたということは、「宇宙赤道祭」とかそれに伴う仮装パーティーはやったのかな?(爆)

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UARSが落ちた模様

数日前から落下が予測されいてたアメリカの人工衛星「UARS」が今日(9/24)の午後0時45分から1時45分(日本時間)の間に再突入したとみられるとアメリカ航空宇宙曲(NASA)が発表した。
その時刻にはカナダから大西洋上空を通過しアフリカに向かう軌道だったので日本には落下した可能性は無い。
その軌道を描いた図をfacebookで見た人の中には「何故まっすぐ飛ばないの?」という戯けたことを書き込んでいる無知な輩もいたが、大半の人は安心したとの書き込みをしていたようだ。
今の所被害は確認されていないようだが、少なくとも日本には落ちずに済んだのはありがたいな。

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9/24に落下の見込みか?

9/12の記事「重さ6tの人工衛星が落下、今月末にも」に書いたアメリカの大気観測衛星「UARS」が日本時間9/24の午前中にも大気圏に再突入することが予測されていると発表された。
日本付近に落下する可能性は低い(と政府は考えているらしい)ので、あまり神経質になる必要も無いだろう。
昼間の時間帯の再突入となればあまり見栄えの良いものにはならないだろうなぁ。

9/18-20の間には一日当たり3マイルほど周回軌道の高度が落ちていて、9/20の高度は127マイルから140マイル(205kmから230km)、9/22には115マイルから120マイル(185kmから195km)とのこと。
NASAの現時点での最新の発表では9/24午前中に再突入する見込みとのことだが、その時間帯には北米上空を通過することはないらしいので、北米大陸在住の人たちは一安心か(笑)

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重さ6tの人工衛星が落下、今月末にも

NASAの発表ではアメリカが打ち上げた大気観測衛星「UARS」(重さ約6.5t)が今月下旬から来月上旬にかけて地上に向けて落下してくる可能性が高いということだ。
1991年に打ち上げられたこの衛星は2005年に運用を終了し、現在は地球周回軌道上(現在の高度は約250Km)を周回するゴミになっている。
現在は軌道修正を行っていないと思われ、そのため徐々に高度が下がりつつあり、9月下旬から10月上旬のどこかで大気圏に再突入し、燃え残った部分が地上もしくは海上に落下する見込みだという。
試算では衛星の殆どの部分は再突入時に燃え尽きる見込みということだが、26個の破片(最大で合計約532Kg分)が燃え残り、それらが800Km四方の範囲に落下する可能性が高いという。
軌道傾斜角から考えて破片が落下する範囲は赤道を挟んで南北57度の間といい、日本も全域が含まれる。
落下する破片が地上の”誰か”に当る確率は3200分の1といい、特定の個人(例えば自分)に当る確率は21兆分の1になるという。

目の前とか自宅の庭とかに落ちてきたらビックリだよなぁ(笑)。
過去にアメリカのスカイラブ(軌道上に打ち上げられた宇宙実験施設)の落下時には、落下した破片を最初にNASAに届けた人にはなにか特典があったと記憶しているけど、今回はなにもないのかな?
スカイラブの落下時は落下したオーストラリアの少年が対象になったと思う。
それにしてもオーストラリアにはいろいろ落ちるんだなぁ、大きなものではサイド1のスペースコロニーとか(爆)。

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