札幌ドームで行われた北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクの第17回戦はファイターズが6-3で勝ち、首位ソフトバンク相手に連勝した。
この試合、初回からいきなり両チームが3点づつを取り合うという展開になったが、その後は両チームとも無得点が続いた。
勝ち越し点を取ったのはファイターズ、六回裏に中田と陽の適時打で3点を奪うと、鍵谷・宮西・マーティンのリレーで守りきった。
このところ不調だった中田と陽に当たりが戻ったのは大きい。
中田は安打や本塁打は出ていたが、四番としては好機での安打が少なく、陽に至っては一週間前のオリックス戦第五打席から25打席21打数も無安打(途中で犠飛はあるので打点は記録している)だった。
その二人がこの日は揃って適時二塁打を放ったわけだ。
中田は不動の四番だが、陽は定位置の三番からこの日は七番に打順が下げられていて、今回に限って言えばこの打順の変更は当たったといえよう。
中田も四番を任されていながら好機での凡退が多く、チームの足を引っ張っていたのが心苦しかった様で、この日のヒーローインタビューでもその点を強調していた。
これは陽も同じ、いや中田以上だった。
幸いファイターズ打線には好調な打者が多かったので連勝が続いていたが、この二人に当たりが戻ってくれればこれまで以上に勝ち星を重ねてくれそうな気がする。
ファイターズはこの勝利で七月を17勝4敗と大きく勝ち越して終了。
七月だけで貯金を13も増やし、11勝11敗と五分で終わった首位のソフトバンクとのゲーム差を6.5縮めて3とした。
二日後からはファイターズが7勝7敗と唯一勝ち越していない千葉ロッテとの三連戦が待っている。
三週間前の札幌ドームでの三連戦はファイターズが三連勝しているので、ここも勝ち越して首位を追い上げて欲しい!