1/20の記事「今度はThinkPad R50eのCPUを交換したい」にも書いていたけど、昨年から使っているThinkPad R50eはCPUがCeleron-M 350(当初は340)だったので、これをPentium-Mに交換したいと思っていた。
昨年11月に出張で秋葉原に行った際にじゃんぱらでちょうど良いCPUを見つけたのだが、その時は購入してこなかった。
今月に入ってから再度秋葉原に出張で行く機会があり、その際CPUを探してきたが見つからず、「あー、あの時買っておけば良かったなぁ」と思ったが後の祭り。
そこでヤフオクで探してみると、ちょうど良いCPUが(しかも即決価格有りで)出品されていたので、少々悩んだが結局は落札してしまった。
そのCPUが今日になって届いていたので、早速交換・・・・・・・・・する前に、交換前のCPUでベンチマークを取ってみた。
使ったベンチマークソフトは「HDBENCH Ver 2.610」。
かなり古いバージョンだが、昔から使っているためいろいろなPCのデータが蓄積されていて、過去のPCとの比較が出来るので今回も同じバージョンを使った。
その結果は次の通り。
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive 45441 132560 125584 30482 11737 20394 195 29 21288 21288 146273 C:10MB
Super piも走らせてみたが、104万桁の計算で75秒という結果だった。
二つのベンチマークを取ったところで、CPUを交換したのだが、交換作業自体は保守マニュアルを見ながら行えばなにも面倒なことは無い。
CPUとCPUファンを外すついでに本体の中に溜まっていた埃を取ったりして交換作業は完了。
交換後電源を入れると問題無く起動し一安心。
WindowsXp上からシステムのプロパティを見ると
無事に起動したので早速交換前と同じ条件でベンチマークをとった。
まずはHDBENCHの結果。
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive 55605 175296 158867 33643 13496 22419 226 29 20039 20854 193691 C:10MB
全体的に数値が上がっているがDDは変化が無く(これは当たり前)、HDDの数値は若干落ちている。
演算系はほぼクロックの比率通りの向上が見られ、メモリの数値はクロックの比率以上に数値が上がっている。
グラフィック系も上がってはいるがクロックの向上分ほどでは無い。
Super piの104万桁の計算では52秒という結果で、約44%の向上でこれは2倍に増えたL2キャッシュの効果が出たようだ。
これでR50eは持ち歩き用のX31(こちらのCPUはPentium-M 1.7GHz L2キャッシュ1M)と並んで、所有ノートPC中で最高クロックのCPUを搭載したPCとなった(メモリとHDDの容量は負けているけど)。
さらにはCPU-Zで見たところEISTも有効になっており、低負荷時はクロックが600MHzに落ちることも確認できた。
このままでしばらくはストレス無く使えそうだ。