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「CF-SZ6」にWindows11を入れてみた

昨年手に入れたPanasonicの小型ノートPC「Let’s Note CF-SZ6」のOSはWindows10Pro。
Windows10は来年秋にサポートが終了することもあってこれをWindows11Proに入れ替えようとした。
昨年試した時はCPU(Intel Core i5-7300u)が動作環境チェック(Intel製は第8世代以降のCPUが必要)で引っ掛かり一度は断念。
普段は殆ど使わないPCなのでそのままにしておいたが、やはり試してみたくなり少し調べたらインストール時にCPUの条件チェックを回避する手段をMicrosoftが公表していたので、それを参考にしてやってみたところ無事にインストール出来た。
チェック回避のためにレジストリを弄る必要があるが慣れた人には全然問題無く出来る。
ちょっと気になったのはレジストリを弄った場合、Windows10上からメディア内のsetup.exeを起動してインストールするが、インストールイメージを入れたメディア(DVDでもUSBメモリでも)からbootした場合はどうなるのだろう?
メディアからbootした場合は必要なファイルをストレージ(HDDorSSD)にコピーした後で再起動してインストールされるので、その際に変更されたレジストリを参照することでCPUチェックをスキップするのかな?
もう一世代古いCPUを搭載した「CF-SZ5」もあるが、こちらはLinuxを入れて運用中。
元のWindows10Pro入りのSSDもそのまま保管してあるから、今度入れ替えてレジストリを弄った後でインストールメディアからbootして試してみようかな?

なお、CPUチェックの回避等を行った場合はインストール中に警告(メーカーサポートを受けられなくなる)が出るので、その辺りを気にする人はやらないほうが賢明だと思う。

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エンターキーが効かない?

ユーザーから「キーボードでエンターキーを連続して押しても反応がない」という連絡があった。
Excelでセルにデータを入力してエンターキーで次のセルに移動したくても反応がないとのこと。
リモートで操作しても問題無いので、最初はハードウェア(無線キーボード)の異常を疑ったが、ユーザー自身が別のキーボードで試行しても改善しなかったというのでハード的な問題では無さそう。
いろいろ調べている内にどうもWindowsが持っている「フィルターキー」機能が怪しくなってきた。
これは元々は手の震え等で意図せず複数回の入力がされてしまうことを防ぐために用意されている機能で同じキーを短時間に複数回押しても一度しか入力されなくなる。
この機能はデフォルトで無効になっているが、右シフトキーを8秒以上押し続けると有効にするためのダイヤログボックスが開き、「はい」を選ぶ(またはエンターキーを押す)と有効になる(デフォルト設定)。
今回の場合もこの「フィルターキー」が有効になっていたので、それを解除することで対処できた。
おそらくはシフトキーに何か乗っていたか、大文字の英字を入力しようとして長時間右シフトキーを押した状態が続いたのでは無いだろうか。
右シフトキー長押しで有効にする機能を無効にするには設定画面から「簡単操作」→「キーボード」で下記の画面を出し、「ショートカットキーを許可する」(図中の赤下線部)のチェックを外せば良い。
こうしておけば意図せず有効にすることが無くなるので使わない人にはお勧めかと。

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音が出た

ThinkPad X390で音が出ない問題が解決した。
中古で手に入れたThinkPad X390はインストールされていたOSはWindows10Proで、これを即座にWindows11Proに上げた。
その後に気付いたのが内蔵スピーカーから音が出ないことで、タスクバーのスピーカーアイコンに×印が付いて”オーディオデバイスがインストールされていません”というメッセージが出る状態。
デバイスマネージャーを見るとRealtekのサウンドデバイスはドライバーがインストールされていて、その他に”インテル(R)スマート・サウンド・テクノロジーOED”というデバイスがあり、こちらに黄色の!マークが付いている。
最新のドライバーに更新しても”FW did not sent FW Ready notification.”のエラーになり動作しない。
と、ここまでは先日やってみて判っていて、本気でシステムボード上のスピーカーかサウンドデバイスが壊れているのかと心配になった。
BIOSでサウンドデバイスか内蔵スピーカーが無効化されているのでは無いかと考え、BIOSのセットアップ画面に入ったところスピーカーからBeep音が出たので故障しているわけでは無いことが(図らずも)確認できた。
設定を見てもデバイスを無効化しているわけでも無く、謎は深まるばかり。

その後、さらに調べている内にデバイスマネージャー上によく見かける「High Definition Audio Controller」が見当たらないことに気付いた。
そこで何度ドライバーを入れ直しても動作しない「インテル(R)スマート・サウンド・テクノロジーOED」のドライバーを無理矢理「High Definition Audio Controller」のドライバーに入れ替えたところ、デバイスマネージャー上から「インテル(R)スマート・サウンド・テクノロジーOED」が消え、「High Definition Audio Controller」が出現、さらにはタスクバー上のスピーカーアイコンの×印も消えた。
試しに音量を調節すると無事に内蔵スピーカーから音が出てきた。
まだ各種アプリからの音声出力は試していないけど、これで解決となるだろう。
いやぁ、今回はちょっと嵌ったなぁ(汗)。

結局、
・「High Definition Audio Controller」のドライバーに何故か「インテル(R)スマート・サウンド・テクノロジーOED」のドライバーが当たっていた。
のが原因だったようだ。
Windows11Proにした時からスピーカーアイコンには×印が付いていて、自分でLenovoのサイトからRealtekのサウンドドライバーをダウンロードして入れたが改善されなかったので、最初からなにか違うドライバーが当たっていたのかもしれないな(汗)。
なんにせよ解決して良かった、これで居間や寝室での常用PCとして使えそうだ。

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EdMaxの振り分け定義はどこにあるのか?

Windows用のフリーのメーラーであるEdmax Freeを使っていて、振り分けルールのバックアップをしたいと思っている。
インストールされるフォルダの中をさらって見てもルールが記述されたファイルを見つけることが出来なかった。
設定画面にある「一覧」ボタンをクリックすると設定されている振り分けルールが表示されるので、その内容をテキストファイル等に書き出しておけばバックアップ代わりにはなるが、出来れば一発で元に戻せないかと思っている(エクスポート/インポートのように)。

いろいろなファイルを見ている中で、edmax.exeと同じフォルダにある
・edmax.DAA
・edmax.DAT
の二つのファイルはなにかのタイミングで”source”フォルダ内に
・edmax_bk.daa
・edmax_bk.dat
と名前を変えてバックアップがとられているらしいことを発見。
このファイルにはアカウント情報が書かれているので、アカウント情報が飛んだ時にはここから戻せばなんとかなるかも?
#それより設定直後に元の2ファイルのバックアップを取っておけばそっちのほうが確実かも。

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ThinkPad X390で音声出力が出来ない

先日届いたThinkPad X390で内蔵スピーカーから音声出力ができない。
タスクバー右のスピーカーマークにはバツ印が付いていて、「オーディオデバイスはインストールされていません」との表示が出る。
Windows10から11にしたばかりだったので、ドライバーが入っていないのだろうと思いLenovoのサイトからサウンドドライバー(Realtek オーディオ ドライバー
n2ia311w.exe)をダウンロードしてインストールするも変化なし。
これはおかしいということでデバイスマネージャーを見ると「インテル(R)スマート・サウンド・テクノロジーOED」というデバイスに黄色い”!”マークが付いていて、
「FW did not sent FW Ready notification.」
というエラーが発生していた。
一度デバイスを削除してハードウェア変更のスキャンをしたり、ドライバーの更新もしてみたりもしたが症状は改善しない。
可能性は低いけど、ハードウェアそのものに問題があるのかな?
bluetoothのイヤフォンでは音が出るんだけど、できれば有線のヘッドフォンを使いたいんだよなぁ(汗)。

※その後、6/27朝に解決し、そのことは「音が出た」に書いた。

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Windows11へ

昨夜からいじり始めたThinkPad X390。
昨夜から今朝にかけてWindows10Proを22H2にアップデートした。
今夜はそこからWindows11Proに入れ替えるべくインストールデータ入りのSDカードをリーダー経由で接続してsetup.exeを起動。
SDカードの読み込みが遅いこともあって1時間ほどかかってインストール終了。
再起動後にセットアップの最終段階が終わって無事に11が起動した。
あとはいつもの環境に合わせてのカスタマイズかな。

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”やけに狭いな?”と思ったら

先日届いた中古のThinkPad X390を昨夜初期セットアップした。
OS(Windows10Pro)が起動してまず感じたのが「やけに画面が狭い」ということ。
画面サイズは13.3型なのでThinkPad X1 Carbonの14.1型より狭いのは当たり前なのだけど、解像度は同じ1920*1080のフルHDで同じ。
とにかく最初のセットアップとアップデートを終わらせるのが先決でそのまま進め、今朝になってアップデートがひとまず終わっていたのでチェックしたら、フォントサイズが150%になっていた(汗)。
すぐに100%に変更したところ見慣れた画面になったので一安心。
老眼や弱視で細かい文字が読み難い人には150%くらいがありがたいのだろうな。

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何故両面印刷される?

CanonのLBP-443iを使いだしたユーザーから、「片面指定で印刷しているのに両面印刷されてしまう。」という相談が来た。
リモートで入ってプリンタの設定を見てもデフォルトでは片面指定になっている。
実際にユーザーのところまで赴いて問題のファイル(エクセルのワークシートで4ページ)を印刷して貰うと、1枚目は片面で印刷されたが、2枚目に2ページ目と3ページ目が両面印刷、4ページ目は片面で印刷された。
そのエクセルの印刷プレビュー画面で見ると、2ページ目と3ページ目の印刷指定が両面印刷になっていた。
そこを片面印刷に変更すると4ページ全てが片面に印刷されてプリンタから出て来て問題は解決した。
いやぁ、エクセルのほうでページ単位の片面/両面の指定が出来るとは知らなかったよ(汗)。

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5年間通信費無料のノートPC

日本HPが5年分の通信費無料のノートPCを販売している。
auの回線を利用する”HP eSIM Connect”(4G LTE/ 5G対応)とノートPC(eSIM内蔵モデル)をセットにした製品で法人ユーザーのみへの販売となっている。
価格はPCのモデルによって異なるが、同社サイトの価格を見るとHP ProBook 445 G10の17万円台からHP Dragonfly G4の40万円弱まで様々。
ベースモデルからの価格アップは5-7万円くらいかな?
これで5年間の通信費(データ容量無制限)が無料なら使い方によってはとってもお得かも?
ただ、先にも書いたけど購入できるのは法人ユーザーのみで、回線の開通には法人登記情報が必要となっている。
それでも戸外で活動することの多い営業さんには便利なPCじゃないかな?

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“skype”の呼び出し音が鳴らない

ユーザーから依頼を受けてskype用のPCを用意した。
古くて良い(skypeしか利用しない)とのことだったので、ちょっと前に回収して予備機としていたPCのOSをアップデートして設置した。
設置後にskypeを起ち上げてアカウント情報を入れて貰ったところ、通話自体は問題無く行えた。
ところが翌日になって呼び出し音が鳴らないという連絡が来た。
なんでも着信はするし、切断後には不在着信の履歴が残るが鳴動しないとのこと。
一緒に置いてある別のPC(同一ネットワーク内)では問題無く鳴動するし、問題のPCから他のPC(別ネットワーク)を呼び出した時も問題無いのでネットワークの問題では無さそう。
ユーザー自身でいろいろと調べたり試したりしたようだが解決しないとのこと。
WEBで調べてみても設定画面の構成が違っているうえ、着信音に関する設定そのものが見当たらない。
そうこうしている内にユーザー自身が気付いたのがskype自体のバージョンが異なっていること。
問題のあるPCのskypeのバージョンが14.xxxで、問題無いPCの方が15.xxxだった。
これならアップデートで解決かと思ったが、その方法もWEBで見つかる手順が使えないorz。
仕方が無いので一度アンインストールして最新版をインストールすることして公式サイトのダウンロードページ(https://www.skype.com/en/get-skype/)からインストール用ファイル(2024/05時点では”Skype-8.119.0.201.exe”)をダウンロードして保存。
そのファイルをダブルクリックするとインストールされ、アカウント情報を入れたところ問題無く開通、呼び出し音も鳴るようになって問題は解決した。
skypeって今でもバージョン違いでトラブルが出るのねぇ(汗)。

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