PC増殖

増殖と言っても勝手に増えたわけじゃない(当たり前だろー)。
古いPCを頂いてきたから増えたということ。
古いと言っても使え無い程ではなく、発売が2003年3月のIBM Net Vista M42 Slimというモデル。
細かい仕様は「所有パソコン一覧」に書くが、要は省スペースデスクトップ。
これがかなり小さくて設置場所を取らない。
その分拡張性は低く、PCIスロットも2本しか無い。とは言え昔ならPCIスロットに挿してたボードの機能は殆どがオンボードになってしまったので、特に支障は無いだろう。
AGPスロットが無いのは残念だが、もともと3Dゲーム等をするような目的のPCではないので、オンボードのビデオチップで十分ということだろう。
そのビデオチップはチップセット(845G)に内蔵されていて、2Dのみなら不足の無い性能だ(3Dの性能は悲惨だが)。
ドライブ類はHDDが1本、FDD,CDDはスリムタイプが各1基のみとなっていて、HDDの増設は出来ない。
HDD容量を増やしたければ大容量のものと交換するか、USB接続の外付けドライブを利用するかのどちらか。
光学ドライブもスリムタイプ(厚さ12.7mm)なので、安価なドライブとの交換は出来ず、比較的高価なドライブを購入して交換するか、こちらもUSB接続の外付けドライブを利用するかのどちらかしかない。
しかもスリムタイプの光学ドライブはものによってはマスター/スレイブの切り替えが出来無いものもあり(マスター固定、スレイブ固定、ケーブルセレクトの内のどれかになっている)、交換時には注意が必要。
ちなみにこのPCのIDEドライブはプライマリ側のみに接続され、HDDがマスター、CDDがスレイブとなっているので、マスター固定のドライブとの交換は出来ない。
(HDDをスレーブにすれば出来ないことも無いが、あまり一般的ではない)
ケース内部のレイアウトも独特で、HDDとCDDを取り外さなければメモリの増設(交換)も出来ない。CPU交換も同様で、整備性はお世辞にも良いとはいえない。
ま、この辺は小型化とのトレードオフで、どちらを取るかはユーザーの好み(及び要求)によるだろう。

頂いてきてから動作チェックを兼ねてWindows(XP Pro)のアップデートを行い、その後メモリ増設とCPUの交換をした。
元々のCPUはCeleronの2GHzだが、これを先日余ったPentium4の2.26GHzに入れ替え、メモリはPC2100の256Mと128Mが一本づつ計384MだったのをPC3200の512M二本と交換した。
ところが作業終了後電源ケーブルをつなぐと勝手に電源が入り、短いビープ音が3回×2鳴って起動しない。
これは交換したCPUかメモリのどちらかが不良か対応していないということ(もしくは交換作業中にシスボを壊したか?)。
まずはメモリを元に戻したが改善しないので、FSB533のCPUに未対応なのかと思い、FSBが元のCPUと同じ400MHzのPentium4の2.0AGHzに交換したところ無事に起動した。
交換したCPUのせいだと判ったのでメモリを当初の予定通りにPC3200の512M*2枚の1Gにした。
ラインアップにはPentium4-2.53GHz&2.66GHz搭載のモデルもあるので、FSB533MHzに未対応とは思えないが、もしかするとシスボが違うのかもしれない。
→気になったので調べてみるとチップセットがPentium4モデルはFSB533対応の845GV、CeleronモデルはFSB400のみ対応の845GLだった。これではFSB533のCPUは動作しないわけだ。

無事に動作するPCが1台増えた訳だが、一体どこに置こうかなぁ?

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