自動車レースのF1GPは今季の南米大陸最後のGPであるBrazilian Grand Prixの予選が行われ、Red Bull Racing HondaのエースMax Verstappenが2番手タイムを記録した。
このGPでは今季から限定的に採用された「スプリント予選」を行うため、通常のタイムアタック形式の予選が金曜日に行われた(そのためフリープラクティス(FP)は1セッションのみ)。
予選の形式自体はQ1-Q3と普段と同じだが、この予選で決まるのは土曜日に行われるスプリント予選のスターティンググリッド。
この予選でHONDA勢はScuderia AlphaTauri Hondaの角田裕毅を除く3人がQ3へ進出し、冒頭にも書いたようにVerstappenが2番手タイムを記録。
Sergio Perezが3番手、Pierre Gaslyが4番手と僅か0.013秒差でコンストラクターズポイントを争っているFerrari勢2台を上回る5番手となった。
角田は残念ながらQ2で13番手タイムとなり、スプリント予選では後方からのスタートとなるが、決勝では一つでも前のグリッドからスタートできるように順位を上げて欲しいな。
なお、トップタイムを記録したLewis Hamilton(Mercedes)はPUのICE(エンジン部分)を5基目と交換したため5グリッド降格が決まっており、さらに予選終了後にDRSシステムに技術規定違反が見つかり、予選結果がはく奪される可能性が出て来た。
そうなると決勝では最後尾からのスタートということになり、チャンピオンシップポイントでトップを行くVerstappenにとってはさらに有利な状況となる。