Verstappenがアメリカに続き連勝!

自動車レースのF1GP Round18 Mexican Grand Prixが首都Mexico City郊外のAutodromo Hermanos Rodriguezで決勝が行われた。
HONDA PU勢は前日の予選で3-5番手グリッドを確保していたものの、フロントローはチャンピオン争いの相手であるMercedesの2台なのでなにがなんでも抜かなくてはならいレース。
このコースはスタートからターン1までの距離が長く、前日の予選後にRed Bull Racing HondaのMax Verstappenは「最初のコーナーまで距離があるので、そこで何が起きるか見ていきましょう」というコメントを出していた。
実際にスタートするとVerstappenはターン1手前でMercedesの2台の前に出てトップを奪っていた。
そのターン1ではポールポジションからスタートしたValtteri BottasがDaniel Ricciardo(McLaren)の左フロントタイヤと接触してスピンしコース上に止まってしまった。
そのスピンを避けようとSergio Perezは一度コース外に出てしまうも3番手をキープしてレースを続行、Scuderia AlphaTauri HondaのPierre Gaslyは目の前に出て来たRicciardoをかわして4番手の座を取り戻した。
これでトップ4はVerstappen-Lewis Hamilton(Mercedes)-Perez-Gaslyとなり、5番手以降とは少し差が広がった。
割を食ったのが角田裕毅で、コース上に止まったBottasのマシンを避けようと混乱した中でターン2の手前でEsteban Ocon(Alpine)の左フロントタイヤに自らの右リアタイヤが接触、マシンは一度宙に浮く形でコース外に飛び出してしまいターン2の外側でストップ。
この接触(寸前にMick Schumacher(Haas)も反対側で同じようにOconと接触しターン3の出口でストップした)で角田のマシンはリアサスにダメージを受けリタイアとなってしまい、レースはセーフティーカー導入となった。

4周目からレースが再開されるとトップのVerstappenは2位以下との差を広げ始め、結局2位に16秒以上の大差を付けてフィニッシュ。
3番手を走行していたPerezは一時期2位に6秒ほどの差を付けられていたがその差を詰め、終盤は2位争いをしたものの抜くには至らず1.2秒弱の差で3位フィニッシュ。
Gaslyも差は付けられたものの、後続のFerrari勢に17秒以上の大差を付けて4位でフィニッシュした。

結果としてRed Bullは3戦連続でのダブル表彰台(2戦連続で1-3位)を獲得し、Verstappenはドライバーズチャンピオンシップで2位との差を19ポイントに拡大、コンストラクターズポイントでもRed Bullはトップに1ポイント差まで詰め寄った。
AlphaTauriもGasleyが12ポイントを得てAlpine Renaultと同ポイントとなった。

次戦は今週末の11/14決勝のBrazilian Grand Prix。
前回の2019年はVerstappenが優勝、Gaslyが最後の最後(71周のレースの70周目)で2位をもぎ取ったHONDA勢にとって相性の良いグランプリ。
今年も表彰台の上の方を占めて貰いたいね!

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