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サイトロンジャパンが「星見専用眼鏡」を発売

サイトロンジャパンが星見専用眼鏡「Stellar Glasses」を5/10に発売した。
人間の眼は暗くなるとカメラの絞りに当たる光彩が広がり(F値が小さくなり)より多くの光を瞳孔(網膜)に取り入れようとする。
そうすると被写界深度が浅くなって目の焦点が合う範囲(奥行)が狭くなるとともに周辺では各種収差が大きくなって(カメラで言うところの画質)が低下する。
この「Stellar Glasses」は原理は公開されていないが、暗い夜空相手でも目のピントを合わせやすくなっているものと推測される。
販売は直販店及び天体望遠鏡専門店のみで、実売価格は税込みで9,900円程度となっている。

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「ポンブルックス彗星」が増光?

70年ぶりに太陽に近づきつつある「ポンブルックス彗星(P12)」が一昨日の4/4に急に明るくなったという報告があったらしい。
これまでの5等級前後から4等級程度に明るくなったとのこと。
今日の札幌は天気が好いので撮影にチャレンジしてみようかな?

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「ポン・ブルックス彗星」

およそ70年ぶりに太陽に近づいている「ポン・ブルックス彗星」が明るさを増している。
現時点では日没後の西の空に見える筈なので昨夜カメラを出して撮影してみた。
ちょうど木星やおひつじ座のハマルが近くて目印になる。
札幌の空では肉眼で見るのは難しいので、何度かカメラを動かしながら撮影していると、薄緑色で輪郭がぼやけているのが写っており、それが「ポン・ブルックス彗星」だった。
以前撮った「ネオワイズ彗星」より尾が短くて判り難いけど、なんとか撮影できて良かったよ。

2024/4/2のPons-Brooks彗星

2024/4/2のPons-Brooks彗星

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「SLIM」が再び目覚めた!

JAXAが運用する小型月着陸実証機「SLIM」が二度目の夜を超え、新たな写真を地球に送信することに成功したと発表された。
「SLIM」は月面着陸時にメインエンジンの片方のノズルが脱落したために予定の姿勢を取れずにひっくり返った姿勢となり、本来は上面に向くべき背面の太陽電池パネルを西に向けた状態になっている。
そのため月面での日の入り前の数日間のみ稼働可能となっている。
元々夜の低温に耐えられるような設計になっておらず、先月の終わりに再起動が確認されたことですら奇跡的と言われたが、二度目の夜も超えてしまったことになる。
流石に温度センサーの一部や着陸後に接続を絶ったバッテリーセルの一部に障害が発生しているとのことだが、それでも凄いことには違いない。
欲を言えば搭載していった”子機”(LEV-1、LEV-2)にも生き返って欲しいところだけど、さすがに無理だよなぁ(汗)。
次回は子機の方は親機(笑)と接続して充電できるようにすれば面白いかも?(汗)

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「かんむり座T」の爆発が近い?

再帰新星として最も明るくなる「かんむり座T」の80年ぶりの爆発が近い。
前回の増光は1946年の2月で、現在より78年前となり少し早い予想だけど、昨年2月に少々減光していて前回爆発時の1年前と同じ傾向を示しているらしい。
そのため今年の2月から9月の間に爆発して増光すると予想されている。
ピーク時には2等級まで明るくなると言われているので、肉眼でも明るく見える筈。
ただし、ピークは長く続かず7-8日で肉眼での観測で出来ないほど暗くなるので、そろそろ待ち構えているのが良さそうだ。

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「XRISM」が定常運用へ

小型月着陸実証機「SLIM」と一緒に打ち上げられたX線分光撮像衛星「XRISM」の機能確認が完了し、初期機能確認運用から定常運用に移行した。
既に2天体の観測結果の画像が公表されている。
今後の観測に期待!

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LAOWAから初のAFレンズが発売予定

LAOWAがブランド初となるAF設計の超広角レンズ「LAOWA 10mm F2.8 ZERO-D FF」を発表した。
フルサイズミラーレス用超広角レンズで画角は130.4度。
この画角でも前玉は飛び出しておらず77mm径のフィルターを装着可能というのはちょっとビックリ。
最短撮影距離は12cmでかなり寄れるのも魅力的。
またモデル名に”ZERO-D”とあるように歪み(ディストーション)0を謳っている。

対応マウントはEマウント、Zマウント、RFマウント(!)、Lマウントで、フォーカス駆動がAFなのはEマウントとZマウントのみでRFマウント/Lマウント用はマニュアルフォーカスとなる。
日本では販売代理店のサイトロンジャパンが予約を受け付け中で発売は4/19、市場価格は15万円前後と予想されていて、下記の楽天市場のショップでは15万円を少し切った価格設定がされているようだ。

画角と開放f値から星景写真に向いているとされ、その用途であればAFが無くても大きな問題とはならないからRFマウントユーザーにもウケるのでは無いだろうか?

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ベテルギウスが減光中

オリオン座の一等星ベテルギウスが暗くなってきている。
半規則型の脈動変光星であるベテルギウスはこれまでも減光と増光を繰り返しているが、2020年には1.6等級まで暗くなり2等星になったと話題になったこともある。
1年前の四月には0.2等級だったのが、今年に入って急激に暗くなり、この二ヶ月で0.3等級も下がって現在は0.7等級となっている。
原因に関してはいろいろと取り沙汰されていて、この減光は周期的な減光の一つとする向きもあり、そうだとするとピークは3/1頃とされ今後は増光に転じるとされている。
恒星としての寿命が終わりに近づいている(とはいえまだ数千万年は輝く)と言われているベテルギウスは今後もこれまでとは違った現象を見せてくれるかも?

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天王星と海王星に新たな衛星が見つかった

カーネギー研究所のスコット・S・シェパード氏などの観測チームがこの度、天王星の新衛星「S/2023 U 1」と、海王星の新衛星「S/2002 N 5」および「S/2021 N 1」を発見したことを公表した。
天王星の衛星が発見されるのは2003年10月以来でおよそ20年ぶり、海王星の衛星は2013年7月のHippocamp以来およそ10年ぶり。
これで天王星の衛星は合計28個、海王星の衛星は合計16個となった。
直径は「S/2023 U 1」が8Kmほどと推定され、既知の天王星の衛星の中では最小と見られている。
また「S/2002 N 5」は直径23Km、「S/2021 N 1」は14Kmほどとされ、「S/2021 N 1」は海王星からの平均距離は約5060万km、最も近づく時(近海点?)は約2830万km、最も遠ざかる時(遠海点?)は約7290万kmという楕円軌道を描き、公転周期は約27.43年で「惑星から最も離れた軌道を周回する衛星」「最も公転周期の長い衛星」という2つの記録を更新した。
#7290万kmという距離は水星の遠日点距離(6,980万km)よりも離れているので、惑星と衛星というよりも恒星と惑星の関係に近い。

それにしても地球から何十億キロも離れたところにある10-30Kmの物体を発見できるなんて凄いねぇ・・・なにせ視等級が25~27等級という暗さに加え、近くには主星となる明るい惑星(6-8等級)があって、その明るさに隠されてしまうからねぇ(20等級違うと明るさは1億倍違う)。
それを可能にする観測方法(短時間(5分程度)露光を多数繰り返す)を考案し、さらに何年もかけて動きを観測した結果の発見ということだそうな。

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