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今夜ケレスが衝

準惑星ケレス(Ceres)が今日3/27にかみのけ座で衝となる。
太陽-地球-ケレスが一直線に並び一晩中見える位置関係となるので、比較的観測しやすい。
西にあるしし座の二等星”デネボラ”が目印になるが、今夜の明るさは6.9等級と眼視はほぼ無理なので双眼鏡か望遠鏡が必要。
すぐ傍にはおとめ座銀河団に属する銀河M100(NGC 4321)があり、こちらは9.35等級とさらに暗いので望遠鏡が無いと観るのは厳しいかな。

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今日は細い月と金星が大接近

今日3/24の日没後には月齢2.7の細い月と宵の明星(金星)がかなり近づく。
鹿児島以南では月が金星を隠す金星食も見られるが、札幌ではそこまでは接近しない。
それでも2度未満まで近づくとのことなので、天気が回復していればカメラを出そうかな?

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3/24に金星食・・・なれど・・・

来週の金曜日の3/24に月齢3の細い月と金星が大接近し、一部地域では金星が月に隠される金星食が観られる(かもしれない)。
金星食が観られるのは鹿児島以南で、第1接触時の高度が鹿児島では1度と非常に低く条件は良くない。
西に行くにしたがって高度は高くなるものの、那覇で5度、石垣で8度ということでちょっと厳しい。
鹿児島より北では大接近となるが、札幌では最も近づく頃には地平線の下かな?

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木星が王座奪還!

太陽系最大の惑星である木星がおよそ4年ぶりに王座を奪還した。
なんの”王座”かというと、「衛星数」。
2022年末までは土星が4年余りにわたって最多の83個もの衛星を従えているとされていたが、すばる望遠鏡のハイパーシュープリームカム等を使った観測で木星に新たに12個の衛星が発見及び認定されたために木星の衛星数がトップの92個となった。
今回発見された12個全てが直径3Km以下の小さいもの。
発見自体は2021年9月にはすばる望遠鏡で、さらに2022年8月にはチリのセロ・トロロ汎米天文台のブランコ望遠鏡で行われており、その後のチリ・ラスカンパナス天文台のマゼラン望遠鏡による追観測で軌道が確定し今回の認定につながった。

それにしても地上の望遠鏡での観測で数億キロ先の3Km未満の小天体を発見して軌道の確定も出来ちゃう時代なんだなぁ・・・凄い!

今回王座を追われた土星もまだまだ王座に返り咲く機会はあるだろうから、虎視眈々と狙っているのかも?(笑)

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今夕は金星と海王星が大接近

日没後に西の低空に見えている金星と肉眼では見えない海王星が今夕最も接近する。
両惑星の間隔は角度にして0.2度と満月の見かけの直径の半分以下と近く、双眼鏡どころか200倍程度の天体望遠鏡の同一視野に入るほどの接近だ。
是非とも観たいと思っていたが、札幌は雪雲に覆われていて全く晴れる気配が無いorz。
ちょっとは期待したんだけど、この時期の札幌では仕方ないなぁ・・・残念!

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来週、金星と海王星が接近する

来週半ば、日没後の西の空で金星と海王星が大接近する。
最接近は2/15で、角度にして0.2度(月の見かけの直径の4割ほど)まで近づく。
なかなか見ることのできない海王星を見つける良い目印になるが、なにせ等級差がおよそ12等級(光度差にして6万倍以上)もあるので、2020/03にあった天王星と金星の接近時(下の写真:この時の光度差は1万倍)よりも撮影は難しそうだなぁ(汗)。

金星と天王星(白丸の中)

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今日最接近の筈なんだが・・・

昨年発見されたZTF彗星が今日2/2に地球に最接近することになっている。
近日点でも地球軌道の外側だったのであまり明るくはなっていないようだけど、天気の良いところだと20時前後には北極星の真上の方に見えるかも?
札幌はあいにくの天気で観る(撮る)のは難しいかな?

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曇ってたorz

今日の札幌は青空が広がって好い天気だった。
19時頃でも空を見ると晴れていたので現在地球に接近中のZTF彗星を撮るには良い機会だと思っていた。
帰宅して21時頃にカメラの用意をして外に出てみたら、北の方の空には雲が出ていて北極星すら見えないorz。
予報では21時頃までは晴れとなっていたのになぁ・・・

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小惑星が地球に大接近!

NASAが発表したところによると、日本時間の明日1/27午前に小型のバスほどの大きさの小惑星が南米南端の先の上空を通過するとのこと。
最接近時の地球との距離は3,600Kmほどで静止軌道の1/10という史上まれに見る近さ。
実際に小惑星の接近としては記録が残っている中で最も近いという。
NASAに依れば衝突の危険性は無いとのことなので安心したが、最初に知った時はビックリしたな(汗)。

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