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McLarenが3年ぶりの1-2!

自動車レースのF1 GP Round 13 Hungarian Grand Prixの決勝が日本時間の昨夜遅くHungaroringで行われ、McLarenのOscar Piastriが優勝、Lando Norrisが2位に入りMcLarenが2021年のItalian Grand Prix以来3年弱ぶりにMcLarenが1-2フィニッシュを決めた。
#この時の優勝はDaniele Riccialdo(現RB)、2位は今回と同じLando Norris。
スタート直後のターン1でMax Verstappenと絡む形でアウト側に膨らんだNorrisをかわしたPiastriはその後もレースをリードしたが、2回目のタイヤ交換時にチーム戦略で先にピットに入ったNorrisにアンダーカットを許す形になりポジションを下げた。
チームはNorrisに対してポジションを返すよう説得を繰り返し、66週目にNorrisがペースを落としてポジションを元に戻した。
McLarenの2台はその後もポジションを維持して3位のLewis Hamiltonを寄せ付けずにフィニッシュ、PiastriがF1キャリア初優勝を飾った。
Piastriは1950年からのF1史上115人目の優勝者でオーストラリア出身では5人目の優勝者となった。
3位はMercedezのHamiltonでF1通算200回目の表彰台。
4位はFerrariのCherles Leclerc、5位はポイントリーダーで63週目のターン1の進入でHamiltonと接触しポジションを落としたVerstappen。
Verstappenの同僚でここ数戦ポイントを獲得できておらず解雇の噂が絶えず、このレースもQ1でクラッシュを喫して16番グリッドからのスタートとなったSergio Perezが驚異的なポジションアップを果たし7位でフィニッシュ、貴重な6ポイントを得た。
Q3進出を果たしたものの、クラッシュでピットレーンスタートも危惧されたRBの角田裕毅はチームの1ストップ作戦を見事なタイヤマネジメントでこなし1ポジションアップの9位でフィニッシュ、Silverstoneに続きポイントを獲得した。
角田はF1デビューの2021年以来2回目のHungaryでの入賞となった。

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McLarenが12年ぶりとなるフロントロー独占!

自動車レースのF1 GP Round 13 Hungarian Grand Prixの予選がHungaroringで日本時間の昨夜遅くに行われた。
路面が濡れていたQ1ではRed BullのSergio Perezがタイムを出しながらもターン8でクラッシュし、0.035秒差で15番手に届かずノックアウト。
同じくMercedezのGeorge RussellもPerezより0.082秒遅くノックアウトされた。
路面が乾きコンディションが良くなった中でトップタイムを出したのはなんとRBのDaniele Riccialdoで、2番手にはMercedezのLewis Hamilton、3番手にRed BullのMax Verstappenが続き、角田裕毅は8番手でQ1を通過した。

路面が乾いたQ2では各車ともペースが上がり、FP3でトップタイムを出したMcLarenのLando Norrisがトップタイム、Verstappenが2番手で続き、Norrisの同僚のOscar Piastriが3番手タイムを記録。
角田裕毅はQ2でも8番手、Daniele Riccialdoは角田に0.081秒及ばなかったものの9番手でQ2を突破しRBは2台揃ってQ3に駒を進めた。
Q2突破の最後の一台はHamiltonで、0.01秒差でHaasのNico Hulkenbergを抑えた。

雨が降るとの予報の中で始まったQ3では角田が2回目のフライングラップのターン5でコースアウト、バリアに激突しリアをヒットしてセッションは赤旗中断。
再開後は路面状況が芳しくなく、RBのDaniele Riccialdoを除いて自己ベストを更新したドライバーはおらず中断前の順位で確定した。
トップはFP3でもトップタイムを出したNorrisで、2番手はVerstappenを0.024秒上回ったOscar PiastriでMcLarenが1-2となり2012年のBrazil以来およそ12年ぶりとなるフロントロー独占を果たした。
二列目はVerstappenとFerrariのCarlos Sainz Jr.が分け合い、三列目にはHamiltonとFerrariのCherles Leclerc、四列目はAston Martinの2台、五列目は揃ってQ3進出をしたRBの2台となったが、角田のマシンの損傷の程度によってはピットレーンスタートになる可能性もある。
そうなった場合、カレンダー中で最も平均速度が遅くオーバーテイクの難しいこのコースでポイントを持ち帰るのは困難になりそうだ。

決勝は日本時間の今夜22時からの予定。

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FP3はMcLarenが1-2!

自動車レースのF1 GP Round 13 Hungarian Grand Prixのフリー走行3回目(FP3)はMcLarenの2台が1-2を占めた。
前日のFP2でトップタイムのLando Norrisがあと少しで15秒台となる1:16.098でトップタイム、同僚のOscar Piastriが0.044秒差で2番手タイムを記録した。
FP1/2とも2番手タイムだったMax VerstappenはNorrisから0.3秒近く遅れて3番手、4番手にはSilverstoneで無念のリタイヤをしたMercedezのGeorge Russellが続き、ここから12番手のValtteri Bottasまでが0.3秒以内と大接戦となった。
トラブルでFP2をあまり走れなかったRBの角田裕毅は盛り返して9番手、同僚のDaniele Riccialdoは角田より0.092秒良いタイムを出して6番手となった。

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今日からHungarian Grand Prix

自動車レースのF1 GPは今日からRound 13 Hungarian Grand PrixがHungaroringで始まる。
日本時間の20時半からのフリー走行の1回目(FP1)で幕開け。
明日0時からFP2が行われ初日が終わる。
二日目はFP3と予選で、三日目となる明後日は決勝という通常のフォーマット。
今季はRed BullとMax Verstappenの独走にMcLarenやMercedez等の各チームが追い付いてきてポイント争いが混沌としてきて面白い。
唯一の日本人ドライバーである角田裕毅も好調なので、前Roundの10位からポジションを上げられるか期待したい。

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Hamiltonが3季ぶりの優勝!

自動車レースのF1 GP Round 12 British Grand Prixの決勝が昨夜行われ、天候が変わり路面状態がドライとウェットを往復する難しい状況でMercedezのLewis Hamiltonが2021年のSaudi Arabian Grand Prix以来3季ぶりの優勝を飾った。
2位は4番グリッドからスタートのMax Verstappen、3位にはMcLarenのLando Norrisが入り表彰台に登った。
上位勢でリタイアしたり下位に落ちるドライバーがいたこともあってRBの角田裕毅が3戦ぶりのポイント圏内の10位でフィニッシュし1ポイントを獲得した。
大規模アップデート後にポジションを上げているHAASのNico Hulkenbergが今季最高位の6位でフィニッシュし8ポイントを獲得、Aston MartinのLance Strollも7位に入り6ポイントを獲得。
そのため前レース終了時に10番手にいた角田は先の二人に逆転され12番手に後退した。

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Mercedezがフロントローを独占!

自動車レースのF1 GP Round 12 British Grand Prixのフリー走行3回目と予選が日本時間の昨夜行われた。
前夜の雨で路面がウェット状態で始まったFP3ではトップタイムから最後尾19番手までのタイム差が4.2秒と大きく開いた。
#Pierre Gasly(Alpine)はセッション開始早々にコースアウトして2週しか走れず計測タイム無し。

予選に入ってもQ1の途中から雨が降り出しその後は乾いてくるもののセッション前半ではドライではグリップが足りずタイムが出せないドライバーが続出。
そんな中で終了間際にアタックしたドライバーがポジションを上げ、Mercedezの2台が1-2、Ferrariの2台がそれに続いた。
RBの角田は最後の最後で16番手からジャンプアップしてMax Verstappenを抑えて6番手でQ1を突破、Daniele Riccialdoも10番手でQ1を突破した。
Verstappenは雨が降り出してきた直後にCopse(2021年の決勝でLewis Hamiltonと接触、コース外に飛び出して大クラッシュを演じた高速の右コーナー)でリアを失いコースアウト、グラベルを何とか乗り切ったもののフロアに多数の穴が開くなどのダメージを受けたがなんとか11番手でQ1を突破、同僚のSergio PerezはVerstappenと同じCopseでコースオフを喫し脱出できず19番手でQ1落ちとなった。
Q1でフロアにダメージを受けたVerstappenのマシンはセッションの合間にスタッフが懸命に応急処置をしたがそれでもダウンフォースをかなり失ったとVerstappenは話している。

Q2以降は路面が乾燥して状況は急激に改善され残り12分でDRSの使用が可能になるとタイムは劇的に向上。
そんな中で角田はタイムを伸ばせず13番手でQ2落ち、Riccialdoも15番手でノックアウトとされた。
他にもFerrariのCharles Luclercも11番手でQ2落ちを喫し、Aston MartinのLance StrollまでがQ3進出。

Q3では終盤でMercedezのLewis Hamiltonがトップタイムを出すが、直後にGeorge Russellが上回るタイムを出してポールポジションを獲得した。
この結果、Mercedezの2台が2021年のSaudi Arabian Grand Prix以来となるフロントロー独占を達成、3番手にMcLarenのLando Norrisが入り英国出身のドライバーがトップ3を独占、これは長い歴史を持つBritish Grand Prixでも初の快挙。
ポイントリーダーのVerstappenはダメージを受けたマシンをなんとか操り4番グリッドを確保して、決勝に臨むこととなった。

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McLarenの2台が1-2

自動車レースのF1 GP Round 12 British Grad Prixのフリー走行(FP)が行われ、McLarenのLando Norrisが2番手以降に0.3秒以上の大差を付けてトップタイム、同僚のOscar Piastriが2番手タイムを記録した。
ポイントリーダーのMax Verstappen(Red Bull)はFP2で路面コンディションが比較的良くないタイミングでのアタックということもあってNorrisから0.6秒以上遅いタイムで7番手となった。
新パッケージを持ち込んだRBの2台は共にNorrisから1秒以上遅く、FP1でグラベルにつかまりタイムを記録できなかった角田裕毅が16番手、Daniele Riccialdoは19番手のタイムを記録している。
日本時間の今夜はFP3と予選が行われることになっている。

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今週末はBritish Grand Prix

自動車レースのF1 GPは今週末(今日)からRound 12 British Grand Prixが始まる。
空力パッケージのアップデートが不発でSpainとAustriaでポイント圏外に落ちたRBは新しい”ハイブリッドパッケージ”を持ち込んだようで、挽回が期待される。
この”ハイブリッドパッケージ”はSpain以前と”新パッケージ”の良いとこどりをしたうえで超高速のSilverstoneに合わせているようなのでRBの2台がポイント圏内に戻って来れると思いたい。

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終盤に波乱!Russellが2年ぶりの優勝!

自動車レースのF1 GP Round 11 Austrian Grad Prixの決勝が日本時間の昨夜遅くに行われ、MercedezのGeorge Russellが2022年のSao Paulo Grand Prix以来となる33レースぶりの優勝を飾った。

ポールポジションからスタートしたRed BullのMax Verstappenが2番手のMacLarenのLando Norris以降に対して徐々に差を広げ、このレースでも終盤までトップを走っていたが、51週目に行った2回目のタイヤ交換時に左リアの交換に時間がかかり、2番手を走っていたNorrisとの差が一気に3.5秒まで縮まってしまったのが波乱につながった。
その後は中古のミディアムを履くVerstappenに対し新品のミディアムを履くNorrisが一気に差を詰め、Verstappenは防戦一方。
それでも首位を守っていたが、64週目のターン3でイン側のVerstappenとアウトから抜こうとしたNorrisのタイヤ同士が接触、2台ともパンクに見舞われスロー走行でピットに向かうがその横をRussellが抜いていきトップを奪取。
Verstappenはコースに復帰したがインシデントの原因を作ったということで10秒のペナルティを受けた。
Norrisはマシンにダメージを受けたためにコクピットを降りてリタイヤとなった。
残り8周でトップに立ったRussellがキャリア2度目の優勝、65週目にFerrariのCarlos Sainzをターン6で大外から抜いたMacLarenのOscar PiastriがRussellを追い上げるも1.906秒差で届かず2位、3位にはSainzが入り表彰台をゲット。
4位にはMercedezのLewis Hamilton、5位にはペナルティを受けながらも6位のNico Hulkenbergに大差を付けていたVerstappenが入り10ポイントを獲得、ポイントランキング2位のNorrisがノーポイントに終わったため差が開く形となった。
RBの角田裕毅は同僚のDaniele Riccialdoと異なる戦略をとったものの中断から前に出ることが出来ず14位でフィニッシュ、Riccialdoが9位で2ポイントを獲得したのと明暗を分けた。

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Verstappenが余裕のポールポジション!

自動車レースのF1 GP Round 11 Austrian Grad Prixの予選が日本時間の昨夜遅くに行われ、スプリントで優勝したRed BullのMax Verstappennが大差でポールポジションを獲得した。
VerstappenはQ1をCarlos Sainzから0.073秒落ちの3番手で通過すると、新品タイヤに履き替えたQ2では一人だけ1分4秒台を記録、Q1より0.867秒もタイムアップして0.247秒アップのSainzに0.547秒という大差を付けてトップ通過を果たした。
ちなみにQ1ではトップのSainzからQ2進出ラインである15番手のFernando Alonsoまでの差が0.393秒、16番手のAlex Albonまでの差が0.473秒、最後尾まででも0.798秒の差だった。
これがQ2ではトップのVerstappenから9番手のNico Hulkenbergまでの差が0.793秒と広がり、如何にVerstappenのタイムが飛び抜けているかを示している。
VerstappenはQ3でさらに0.155秒速い1:04.314秒を出し、2番手のLando Norrisに0.404秒の大差を付けてポールポジションを獲得した。
Q3では5番手のLewis Hamiltonまでが1分4秒台に入れてきたが、NorrisからHamiltonまでが0.185秒差、8番手のOscar Piastriまでですら0.330秒差の接戦となった。
レースペースの差がそこまであるとは思えない(思いたくない)が、ここ一発の速さはVerstappenが飛び抜けているようだ。

前戦のSpanish Grand Prixでのアップデートがうまくいかず二人ともQ1落ちしたRBは揃ってQ1突破を果たしたものの、Q3ではDaniele Riccialdoが0.015秒、角田裕毅は0.238秒足らずQ2落ちとなった。

決勝は日本時間今夜22時にスタートの予定。

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