McLarenが12年ぶりとなるフロントロー独占!

自動車レースのF1 GP Round 13 Hungarian Grand Prixの予選がHungaroringで日本時間の昨夜遅くに行われた。
路面が濡れていたQ1ではRed BullのSergio Perezがタイムを出しながらもターン8でクラッシュし、0.035秒差で15番手に届かずノックアウト。
同じくMercedezのGeorge RussellもPerezより0.082秒遅くノックアウトされた。
路面が乾きコンディションが良くなった中でトップタイムを出したのはなんとRBのDaniele Riccialdoで、2番手にはMercedezのLewis Hamilton、3番手にRed BullのMax Verstappenが続き、角田裕毅は8番手でQ1を通過した。

路面が乾いたQ2では各車ともペースが上がり、FP3でトップタイムを出したMcLarenのLando Norrisがトップタイム、Verstappenが2番手で続き、Norrisの同僚のOscar Piastriが3番手タイムを記録。
角田裕毅はQ2でも8番手、Daniele Riccialdoは角田に0.081秒及ばなかったものの9番手でQ2を突破しRBは2台揃ってQ3に駒を進めた。
Q2突破の最後の一台はHamiltonで、0.01秒差でHaasのNico Hulkenbergを抑えた。

雨が降るとの予報の中で始まったQ3では角田が2回目のフライングラップのターン5でコースアウト、バリアに激突しリアをヒットしてセッションは赤旗中断。
再開後は路面状況が芳しくなく、RBのDaniele Riccialdoを除いて自己ベストを更新したドライバーはおらず中断前の順位で確定した。
トップはFP3でもトップタイムを出したNorrisで、2番手はVerstappenを0.024秒上回ったOscar PiastriでMcLarenが1-2となり2012年のBrazil以来およそ12年ぶりとなるフロントロー独占を果たした。
二列目はVerstappenとFerrariのCarlos Sainz Jr.が分け合い、三列目にはHamiltonとFerrariのCherles Leclerc、四列目はAston Martinの2台、五列目は揃ってQ3進出をしたRBの2台となったが、角田のマシンの損傷の程度によってはピットレーンスタートになる可能性もある。
そうなった場合、カレンダー中で最も平均速度が遅くオーバーテイクの難しいこのコースでポイントを持ち帰るのは困難になりそうだ。

決勝は日本時間の今夜22時からの予定。

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