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ポルシェ、お前もか?!

今年のル・マン24時間耐久レースで三連覇を果たしたポルシェが28日、ル・マン24時間を含む世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスから撤退すると発表した。

昨年、同じVWグループのアウディも突然の撤退を発表しているが、今年はポルシェが同様の発表をしたことになる。
これでWECに残るメーカーは日本のトヨタのみ(2018年からの参戦を表明しているチームはあるが)。
来年のLMP1クラスはいったいどうなってしまうんだろう?

ポルシェは2019-20年シーズンからフォーミュラEへの参戦を表明している。

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トヨタ、ル・マン24時間レースを終了、、、

フランスで行われている自動車の24時間耐久レース「ル・マン24時間」が日本時間の昨夜ゴールを迎えた。
昨年レース終了直前までトップを快走し優勝まで後僅かというところでシステムトラブルでストップして優勝を逃したトヨタは、今年は3台体制で参戦。
世界耐久選手権(WEC)で開幕から連勝したトヨタは予選でも速さを見せ、7号車がトップ8号車が2位とフロントローに並んだ。
レースのスタート後もこの2台がトップを走行したが、相次いでトラブルに見舞われた。
まずは8号車のハイブリッドシステムにトラブルが発生し2時間近くをかけフロントモーターを交換、このピット作業でトップからほぼ30周遅れの最後尾近くまで後退。
ついで7号車はセーフティカー導入時にピット作業を終わらせ再度コースに入ったところでセーフティカーに停止を命じられ、コース上で再スタートをする際にクラッチにトラブルが発生、モーターのみでピットまで戻ろうとするも途中でストップしてしまいリタイヤ。
ライバルで昨年トヨタのリタイヤもあって優勝したポルシェも出走させた2台がトラブルを起こし、1号車がリタイヤ、2号車もレース序盤に1時間ほどのピットストップでこちらもほぼ最後尾まで後退していた。
トヨタの9号車もピットアウト直後のコーナー入り口でLMP2クラスのマシンに追突されスピン、その影響でリアセクションを大破(左リアタイヤはバースト)しなんとかピットまで戻ろうとするがアクシデントが起こった場所からピットまでほぼ1周を走らねばならず、途中でストップしてしまいリタイヤとなった。
トップカテゴリーであるLMP1クラスのマシン全てがリタイヤもしくはトラブルでのピットインで順位を下げた中でトップに立ったのはLMP2クラスのマシン。
このままだと史上初めてLMP2マシンの優勝も有り得たが、ポルシェの2号車が周回当たり10秒ほどの差を縮めて追い上げ、レース残り1時間の時点で抜き去りトップに立った。
トヨタの8号車もファステストラップを更新しながら追い上げたが、如何せんほぼ2時間に及ぶピット作業で失った時間は大きく、最終的に9周遅れの9位(クラス2位)でフィニッシュ。
LMP1クラスはトヨタのポルシェの2チーム合計5台の出走だったので、その全てがトラブルに見舞われ6割がリタイヤというさんざんな結果に終わった。

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インディ500で日本人が優勝!

アメリカのインディアナポリスで行われた伝統のレース「インディアナポリス500マイルレース」が日本時間の昨夜行われ、日本人ドライバーの佐藤琢磨が初優勝を飾った。
レースは途中で9回もコーションが出る荒れたものとなった(スコット・ディクソンの大クラッシュがあって一度はレッドフラッグ(中断)もあった)が、佐藤琢磨は最後まで戦い抜き初の栄冠を手にすることが出来た。
2012年のレースで2位に付けていた佐藤琢磨は最終ラップのターン1でトップのダリオ・フランキッティにイン側から仕掛け、結果的にクラッシュしてしまい優勝のチャンスを逃した。
今回は終盤まで順位を上げたり下げたりしながらも、終盤はエリオ・カストロネベスとのトップ争いを制し1位でチェッカーを受けることが出来た。

佐藤琢磨のインディ500優勝は日本人初、本人のインディカーシリーズの優勝は2回目となる。
おめでとうございます!

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ザウバーのF1マシンにホンダのパワーユニットが搭載される?

マクラーレンと組んで3年目のシーズンを迎えても上位争いに食い込めず苦しんでいるホンダだが、そのホンダのパワーユニットをザウバーが来季から搭載するとの噂が信憑性を得て来た。
ザウバーはフェラーリから1年落ちのパワーユニットの供給を受けているが、以前からパフォーマンスに不満を持っていて新たな供給元を探していた。
少なくともフェラーリとの供給契約を更新しない方向で考えていたらしく、このままだとパワーユニットの供給が受けられなくなってしまう。
そうならないために新たな供給元として白羽の矢が立ったのは開発に苦しんでいるホンダ。
ホンダとしても1チームだけへの供給ではデータが少なく開発に支障が出るということで、ザウバーとの話は渡りに船だ。
問題はマクラーレンとの独占供給契約だが、現在のF1の規定ではパワーユニットの供給を受けられないチームがある場合、最も供給先の少ないサプライヤーに対しFIAが供給を強制出来るとなっている。
この場合はマクラーレンとの契約に違反することなくザウバーへの供給が可能になる・・・ということらしいんだけど、実際にはどうなんだろう???

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トヨタが今季の開幕戦で勝利!

世界耐久選手権(WEC)の今季開幕戦でトヨタが優勝した。
今季は昨年まで参加していたアウディが撤退したため、事実上トヨタとポルシェの争いとなっている。
シルバーストンで行われた開幕戦は天候の関係もあり、最後の30分で決着が着いたらしい。
最終的にはトヨタの8号車がトップを走っていたポルシェの2号車を残り13分の時点で抜き、そのままゴール。
2位はそのポルシェ2号車で3位もポルシェの1号車、トヨタのもう1台である7号車はレース中のクラッシュが原因で大きく後れクラス4位、総合23位(出走27台)に終わっている。

トヨタが優勝したのは嬉しいが、高速テクニカルコースであるシルバーストンはダウンフォースが大きいほうが有利なコースで、トヨタはハイダウンフォーススペックでレースに臨んだが、対するポルシェはローダウンフォーススペック。
なので単純に喜んでもいられない、次戦スパ・フランコルシャン(5/6)を経て、昨年残り5分で優勝を逃したル・マン24時間に向けて頑張って欲しいね!

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アロンソがF1モナコGPを欠場し、インディ500に参戦

マクラーレンホンダでF1GPに参戦中のドライバーの一人、フェルナンド・アロンソが5/28決勝のインディアナポリス500マイルレースに参戦することが発表された。
同日に行われるF1のモナコGPは欠場となり、代わりのドライバーは今後発表されるとのこと。
インディ500には日本人として唯一レギュラードライバーとして参戦中の佐藤琢磨選手と同じアンドレッティ・オートスポートから出場と言うことで、佐藤琢磨のチームメイトということにもなる。
アンドレッティ・オートスポートはアロンソの為に出走体制を現在の4台から5台に増やすので、アロンソの出走で誰か他のドライバーのシートが失われるわけでは無い。
今年のインディは例年よりも面白くなりそうだ。

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今週末はF1日本グランプリ開催

自動車レースのフォーミューラー1(F1)のシーズンも終盤になっている。
今週末の10/7-9はいよいよ日本グランプリ(GP)が開催される。
舞台は三重県の鈴鹿サーキットで、ここはホンダのホームグラウンドでもある。
そのホンダがパワートレイン(既にエンジンだけではないのでこう呼ばれる)を供給しているマクラーレンチームは今シーズンのコンストラクターズポイントを63点とし、現在順位は6番目。
新興チームのハースやトロロッソよりは上位だが、トップチームには大きく後れをとっている。
過去にドライバーズチャンピオンを取ったことのある二人(アロンソ、バトン)の二人が、地元の鈴鹿でどれだけ上位に食い込んでくれるかな?

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今週末は「8耐」

今週末の7/26には三重県の鈴鹿サーキットでバイクの耐久レース「第38回鈴鹿8時間耐久レース」の決勝が行われる。
同時開催の「4耐」の決勝は前日の7/25に行われる。
新谷かおる作「ふたり鷹」やしげの秀一作「バリバリ伝説」等の漫画でも舞台として取り上げられた国内では大規模な耐久レースだ。
学生時代は自分で二輪に乗っていたこともあって気にしていたけど、最近はとんと御無沙汰。
ライダーの名前も全然分からなくなってしまったなぁ・・・

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パイクスピークヒルクライムでモンスター田嶋が2位フィニッシュ!

現地時間6/28に開催された「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」で日本から参加していたモンスター田嶋(田嶋伸博)は2位でフィニッシュした。
今年も”Elec-Electric Modified”クラスに出走したが、タイムは9:32.401でトップのライバル”Rhys Millen”の9:07.222に後れを取った形で4年ぶりの優勝はならなかった。
それでも4位に終わった昨年のことを考えると良い結果と言えるかな?

既に来年に向けて頭を切り替えているんだろうな。

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ル・マン24時間レースが終了

日本時間昨夜22時(現地時間15時)にル・マン24時間耐久レースがゴールを迎えた。
優勝は復帰2年目のポルシェの19号車でポルシェに17年ぶり17回目の総合優勝をもたらした(ポルシェチームはそれを記念したTシャツをあらかじめ用意していた)。
2位も同じポルシェの17号車でポルシェの1-2フィニッシュと言う結果になった。
3位と4位にはアウディの7号車と8号車が入り、5位はポルシェの18号車。
トヨタは2号車が8周遅れ(5位からも4週遅れ)で6位に入ったのが最高で、1号車はさらに1周遅れの8位。
トヨタ2台の間にはアウディの9号車が入り7位と、上位8台はWECに参戦している3メーカーが独占(ま、当然だな)。
各車ともトラブルが無かったわけではないが、チーム力でそれらを抑え込んだと言えよう。
その中で昨年はとらぶるに泣いたがスピードに優れたポルシェがかつての栄光を取り戻したと言うことか。

一部で期待されていたと思われるトヨタはWECの緒戦同様レーススピードが不足しており、ライバルたちと戦うのは無理な状態。
そんな状態では上位に入るにはライバルに大きなトラブルが発生してピットストップが長時間に渡るか、もしくはリタイヤするかしかなく、今回はポルシェもアウディもトラブルがが少なく、2号車が唯一長時間のピットストップをしたアウディ9号車の前でゴールするのが精一杯(それでも同一周回数)。

昨年はレースの半分以上をリードしていながら突然のトラブルでストップしたトヨタだったが、今年は大きなトラブルが無かった代わりにスピードが不足していて一度もトップ争いをすることなくレースを終えている。

こんな結果に終わったことでWECへの参戦を今年限りで終わらせることがないと思いたい。

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