今日の札幌は日没時になっても雲が少なかった。
これはチャンスと思っていたら南西の方角から雲が近づいてきたので不安になったが、北西から北北西の空にはあまり雲が無かったのでカメラをセット。
狙うは全国各地で尾の様子も捉えられている”ネオワイズ彗星”（C/2020 F3）。
北西の空は20時頃になっても明るさが残っているので肉眼での目視は諦め、双眼鏡で探してみると僅かに尾を引いた姿を見ることが出来た。
カメラをその方角に向けてSIGMAの17-50mm F2.8で撮ってみると3枚目の端の方に写ったので方向を微調整して何枚か撮影し写っていることを確認。
望遠でも撮りたかったので途中でレンズをTAMRONの70-300mm（A005）に換えてさらに何枚か撮影してみると、尾を引いた姿がなんとか写っていた。
17-50mm（33mm）で撮った内の1枚が下の写真で、白い十字線の真ん中付近に写っている（リサイズしたのでとても小さい）。
2020/07/17に札幌上空に見えたネオワイズ彗星。
70-300mm（300mm）で撮った内の1枚。
右上に向かって伸びる尾がかすかに写っている。
2020/07/17に望遠（300mm）で撮ったネオワイズ彗星。
近年、北半球でここまで明るく見えるようになった彗星は無いとのことで、今年も二つほど期待されたがどちらも近日点通過後に核が崩壊して明るくならなかったが、このネオワイズ彗星は今月初めの近日点通過後も予想以上に明るくなって各地で尾を引く姿が見られている。
私もここまで彗星らしい彗星を見るのは初めてなのでカメラに収められて嬉しいな。
札幌は明日も良い天気らしいので、明日も撮影できるかも？
