放電で直った?

仕事で使っているノートPC(NEC Lavie PC-LN500/SG6W)が起動しなくなったということで、九州から送り返してもらった。
受け取って試してみると確かにWindows(VISTA HP)が起動せず、途中でブルースクリーンで止まってしまう。
何度試しても同じなので、こりゃリカバリするしか無いと思ったが、駄目元でメーカーのサポートに問い合わせてみた。
電話がつながるまで20分程かかったがフリーダイヤルなので、料金を気にせずに待っていられた。
ま、実際にはモニタスピーカに切り替えて他の事をしていたんだけど。
で、いざオペレータにつながり症状を説明すると、「パソコンの放電は試されましたか?」と訊かれた。
はぁ?放電?と思い何故そんなことが必要なのか意味が分からずに訪ねて見ると、「PC内に静電気が溜まって起動しなくなることがあります」とのこと。
#マニュアルにも放電のことは載っているが本気にしていなかった(爆)。
半信半疑(というか殆ど疑っていた)でPC本体からバッテリとACアダプタを外して、再度取り付けてから電源SWを押すと、先ほどまでと違う挙動を示すではないか!。
そのまま待っているとWindowsVISTAの修復ウィザードが起動し、復元ポイントからの復元を促してくる。
そのまま画面の表示に従って手順を進めたところ、無事にWindowsが起動した。

それにしても何故こんなことが起きるんだろう?
ブルースクリーンに出たメッセージはWindowsの起動に必要なファイルが無いか壊れているとのことなので、HDDからそのファイルの読み出しが出来なかったのであろうと思われる。
ということは溜まった静電気のせいでHDDからの読み出しが邪魔されていたのだろうか?
HDDとマザーを接続するケーブルないしは基板上のパターンにノイズが混入していたのであろうか?
つまりシールドの不良もしくは不足なのか?
使用している人に訊くと結構頻繁に発生するらしいので、基本的な設計に何か欠陥があるのかもしれない。
ただ、同じPCが4台ほどあるがこの現象が出るのは(今のところ)1台だけなので、個体差があるのかも?
どちらにしても今後は要注意だな<NEC製PC

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