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久々にDT300を分解整備した

今日の札幌は雨が降った割には気温が高く北海道としては少々蒸し暑い感じになった。
そのせいかユーザーから「電話機の表示が出なくなった」との連絡が来た。
近くだったので予備の電話機(NECのDT300シリーズ)を持って行って交換した。
このトラブルは昨年も何度かあったので原因も対処方法も心当たりがあるので、持ち帰った故障機を早速分解・・・だけど久しぶりだったのでちょっと手間取ってしまった(汗)。
それでも液晶ユニットを本体から取り外して間をつないでいるフィルム―ケーブルの両端をアルコールで拭いて組み直すと正常に表示されるようになった。
やっぱり端子とケーブルの接触面に僅かな水分が入って接触不良を起こしていたようだ、とにかく簡単に直って良かったよ。

予備に10台位買って貰えないかな?(笑)

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23年間・・・

ユーザーの手元に古いPCがある。
どれくらい古いかと言うと、CPUがCeleron466で発売が1999年の10月なので発売から23年が経過していることになる。
しかもそのPCは記念品等として保存している物ではなく現役で稼働中。
他のPCは全て何回か入れ替えているんだけど、このPCだけは入れ替えることが出来ず継続使用されてきた。
その間に故障らしい故障は一度もなく、予備機として同じPCを1台確保しているが出番は今までに一回も無く、HDDすらオリジナルのまま稼働している。
昔のPCは頑丈だったんだなぁ・・・

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型番違い(汗)

先だって注文していたノートPC用(NECのLAVIE HYBRID ZERO)の交換バッテリーが届けられた。
早速交換してみたところ、スピーカーケーブルの取り回しが若干違っていたのでおかしいと思ったが、シャシーには収まったのでビスで固定しようとしてビス穴の位置が異なることに気が付いた(汗)。
そこで元のバッテリーと新しいバッテリーの型式を見ると似ていたが微妙にことなっており、交換前は「PC-VP-BP94」で今回購入したのが「PC-VP-BP105」(互換品)だったorz。
仕様をみると電圧も容量も同じだし、コネクタも同じものらしいので使えると踏んでシャシーへの固定はせずにそのまま固定して裏蓋を閉じてACアダプタを接続してみたら充電LEDが点灯した。
電源を入れてみると問題無く起動したのでどうやら型番が違っていても使えるらしいな。

上のバッテリーも「LAVIE HYBRID ZERO」用となっているが、PCの発売年度によってバッテリーの型番が異なっているようで、下が今回の交換対象のPC用のバッテリーである「PC-VP-BP-94」。
おさまりがイマイチ良くないので買い直そうかな?(汗)。

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今度は受話器のトラブル

仕事場の電話機(DTL-24D-1D)が不調になると私のところに問い合わせが来るようなっている。
多いのは液晶が表示されなくなるというもので、これはディスプレイ部分と本体を接続しているケーブルのコネクタを清掃することで大半は解決する。
少し前に来ていたのは受話器から音が聞こえないというトラブル。
使っていたのが高齢の方なのでお耳が・・・ということはなく、引き取ってきた電話機を回線につないで受話器を持ち上げる(オフフックにする)と本来聞こえる筈の”ツー”という音が聞こえない。
電話機本体のスピーカーからは音が聞こえるので、本体のトラブルでは無く受話器側もしくはカールコードの問題と判明。
そこで受話器を分解して見るとこれが非常に単純な造りになっていて、スピーカーの端子にテスターを当てると導通が無かったorz。
マイク側は導通があったので、悪いのはスピーカーだけということ。
このスピーカーだけ交換すれば直せそうなので、型番をググってみるとalibabaで扱いがあったが、スピーカー1個を海外から取り寄せるのもどうかと思い同じ機種の予備機から受話器を流用してこの件は終了とした。

DTL-24D-1Dのハンドセットに内蔵されていたスピーカー(SD150THR-51)

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冷やすのもアリか

仕事で面倒を見るようになったNECのビジネスホン「DTL-24D-1D」は経年劣化のせいか液晶の表示が消えるというトラブルが良く発生するようになった。
私が担当する前から何度も発生していたようで、前任者は中古機を何台も購入しては交換していたらしい。
そんな中で、遠隔地の現場の責任者が耳寄りな情報を教えてくれた。
それは故障した機器を新聞紙で包んで冷蔵庫で一晩寝かせると直ったというもの。
たしかに液晶そのものは熱に弱く、故障するのも窓に近い席に置いてあって直射日光(ガラス越しだが)を浴びやすい機体が多いとのことなので冷やすのは効果的かとも思った。

私の方はメーカーの人から電話機本体と液晶ユニットをつないでいるフィルムケーブルの接点に水分が入って起きる接触不良が原因だと思われると聞いていたので、私のところに来た電話機は液晶ユニットを外してケーブルの接点をアルコールで拭き取って水分を無くす方法で何台か復旧させていた。
ところが、奥の方にしまってあったのを見つけてチェックして見るとその中の1台の液晶が表示されないのでこれまで同様に接点を掃除して見たが一向に直らない。
なんど拭いても同じなので、試しに外したままの液晶ユニットだけを紙に包んで冷蔵庫で数時間冷やし、その後に組みつけて見ると見事に復活した。
ということは、接点の清掃だけで直らない場合は冷やすことで直ることもあるということだ。
今回は良い経験になったな。

こんな風に”対策型”なんていう中古が売られているということは、この機種の弱点であることをメーカーも認識していたということかな?(汗)。

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電話機の液晶画面が消えた

ユーザーから「電話機(NECのDTL-24D-1D)の液晶画面が消えた」との連絡が来た。
少し前にも同じ症状が発生したことがあり、その時にメーカーの販社の人から原因を聞いて電話機を直したことがある。
今度も同じだろうと考え、その場で対処するには少々時間がかかるので予備の電話機と交換し、故障した方を持ち帰って修理した。
原因は本体と液晶ユニットをつなぐケーブルのコネクタの接触不良で、前回は本体側のコネクタだけでなく液晶ユニット側のコネクタも対処が必要だったが、今回は本体側のコネクタからフィルムケーブルを抜いて端子を清掃しただけで直ったので簡単だった。
これなら現場で対処できたなー(汗)。

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AspireXの設定画面って・・・

仕事でNECの主装置「AspireX」を扱う必要が出て来た。
簡易マニュアルは渡されたものの、各種の設定を行うためには主装置そのものにネットワーク経由でPCから接続して操作することが必要になるが、そのマニュアルは渡されていない。
かと言って細かい変更の度にサービス会社に頼むとなるとお金がかかってしまうのでそれも出来ない。
そんな中で多機能電話機に表示される端末名を変更することになったので、早速WEBブラウザで主装置に接続して管理者アカウントでログインした。
変更箇所は事前に詳しい人に訊いておいたのでそこの内容を変更してセーブしようとしたら文字コード制限に引っ掛かったようで「英数カナ等半角文字のみ」の表示が出て保存できない。
既に半角カナで設定されている内容を別の半角カナ文字で書き換えただけなのに保存できない。
半角もしくは全角が許される項目も同様で保存しようとすると「全角6/半角12文字まで設定できます。」と表示されやはり保存できない。
もしかして使っているブラウザ(Google Chrome)のせいか?と思ってブラウザをFirefoxに代えてみたけど同様に保存できない。
その時は時間が無かったので一旦作業を諦め、一晩経ってから再度試すことにした。
その間に考えたのがやはりブラウザを他の物にすることで、あらためてInternet Explorer(IE11)で試したところあっさりと変更したい内容を保存することが出来た。
つまり、AspireXに内蔵されているWEBサーバーはChromeやFirefoxから送られてくる文字コードには非対応のようだ。
またMicrosoftのEdgeでは試していないが、現在のChromiumベースのEdgeは対応していないかも(汗)。
既にサポートの切れたIEでしか作業できないとなるとこれはちょっと困ったことになるなぁ・・・
ってことはメーカーは新しい機種への入れ替えを勧めてくるってことかな?

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USBメモリからのブートが出来ない?

NECのVK-22TGのSSDのバックアップを取ろうとしてEASEUSのDiskCopyのUSBメモリから起動しようとした。
ところが内蔵のSSDからしか起動できない。
もちろんBIOS設定でブートデバイスの順番を変更してUSBデバイスを先頭にしている。
ググってみるとUSB3.0ポートに接続したデバイスからはブートできないとなっていたorz。
このモバイルノートのUSBポートって2個ともUSB3.0なんだよなぁ・・・
どうやってバックアップを取ろうか・・・

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VersaPro Type VG-Sのバッテリーを交換した

先だって不要になったNECのモバイルノートPC「PC-VJ22TGSGS」を引き取った。
搭載CPUが第5世代のCore i5と古く、メモリも4GBしか無いのでWindows11非対応のPCなうえ、バッテリーが消耗しきってしまいACアダプタも不調の様で電源が入らなくなってしまった。
一応電源が生きていた時に内部のデータの移行等は済ませてあるのであとはどうしようと問題無いし、このモデルは2560×1440の高解像度の13.3型液晶パネル搭載なのでこのまま捨てるのは勿体ない。
試しに手持ちのLenovoのACアダプタを繋いだところ電源は入ったものの、バッテリーは完全に充電不能になっていた。

バッテリーさえ交換すれば使えるんだけど、昔のノートPCのようにバッテリー交換が可能ではなく、内蔵タイプとなっていてユーザーによる交換作業は認められていない。
それでも自分で交換している人は沢山いるようでネット上には手順を写真付きで公開しているWEBページがいくつもある。
ネットでバッテリーを探すと純正品(PC-VP-BP106)は高いけど互換品であれば7500円程度で売られていたので迷った末にオーダーし、それが昨日届いたので早速交換してみた。
交換作業自体は簡単で本体裏面に見えるビスを全て外せば裏蓋が外せ、そのまま中身が見えるのでバッテリーとメインボードを繋いでいるケーブルのコネクタを抜き、固定用ビス4本を外して入れ替えるだけで10分もかからずに済んでしまった。
一番面倒だったのはバッテリーの周囲に通されているスピーカーケーブルの脱着だった(汗)。
それ以外はなにも問題無く作業は終了し、試しに電源を入れてみると何事もの無かったかのようにPCが起動しインストールされているWindows10が使えるようになった。
その後一晩ACアダプタを繋いでおいたところ無事に満充電になっていた。
メモリが4GBしか無くWindows10では辛くなっているためOSを軽量LinuxとかChromiumOS辺りに入れ替えようかとも思っているので、今度は128GB程度のM.2のSSD(SATA)でも買って入れ替えるかな?

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やはり使えた

バッテリーの劣化で不調になって引き取ったNECの薄型ノートPC(PC-VK22G)。
久しぶりに起動してみようと電源アダプタを繋いでも全く反応しなくなっていた。
少なくともバッテリーのインジケーターくらいは点灯するかと思っていたが、それすらも無反応。
そこで電源アダプタのPC側端子の電圧を計るとなんと0V(汗)。
比較用に同じ電源アダプタを借りてきて計るときちんと電圧がかかっているので、どうもアダプタもダメになってしまったようだ。
正常なアダプタを繋ぐとバッテリーのインジケーターがちょっとだけ赤く点灯しすぐに点滅して消えてしまうので、本体への給電もされているらしい。
そのまますぐには起動できなかったが、一晩放置して今朝方試してみると電源が入った。
Windows10が起動しバッテリーの状態をチェックすると充電不可と出たので、やはりバッテリーは劣化しきって使用できなくなっているらしい。
このままでも電源アダプタを繋いでいれば使えるが、その電源アダプタが不良になっているのでは使いようがない。
借りた電源アダプタは返却しなければならないので、こちらを買い直すことも考えたが、自宅には同じコネクタを採用したThinkPad E540用のアダプタがあることを思い出し、仕様(電圧、コネクタのピンアサイン等)を見ると使えそうだった(出力電流がNEC-2.25AとLenovo-3.25Aの違いはあったが)。
実際に試してみるとバッテリのインジケーターがちょっとだけ点いたので通電はした模様で、電源SWを押すと電源が入り思った通りに流用が可能だった。
となると、バッテリーを交換して内蔵SSDも入れ替えて軽量Linux辺りを入れて持ち歩き用にするのも良さそうだな。


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