Red Bullが3連勝!

自動車レースのF1グランプリは第7戦のフランスグランプリの決勝が行われ、Max VERSTAPPEN(Red Bull Racing Honda)が優勝した。

前日の予選でポールポジションを獲得したVERSTAPPENはスタートでトップを取ったが、ターン1の出口で大きく膨らみコース外に出てしまい2番手スタートのLewis HAMILTON(Mercedes)に先行を許してしまった。
レースはそのまま進行したが、18週目のタイヤ交換時にVERSTAPPENが前の周にタイヤ交換し3番手を走っていたValtteri BOTTAS(Mercedes)の前でコースに復帰しただけでなく、次の周にタイヤ交換をしたHAMILTONに先行することに成功しトップに返り咲いた。
その後HAMILTONの追撃を受けながら走っていたVERSTAPPENのタイヤが厳しくなったことでチームは2ストップ作戦を選択、32周目に2度目のピットインをしてミディアムタイヤに交換。
当然この間に後続車には抜かれたが、Mercedesの2台とチームメイトのSergio PEREZに続く4番手でコースに復帰するとそこからハイペースで追撃し、ハードタイヤでロングスティントを走るMercedesを追いかけ、残り9周となった44周目にはトップと5秒差で走る2番手のBOTTASをオーバーテイクし2番手に浮上。
さらに49周目にはPEREZもBOTTASをオーバーテイクしてRed Bullが2-3体制となった。
そして残り2周となった52周目にVERSTAPPENがミストラルストレートでHAMILTONに追いつき、シケインの飛び込みでインを差してオーバーテイクに成功し再びトップに返り咲いた。
VERSTAPPENはそのままリードを広げて(HAMILTONも無理はしなかったのだろう)フィニッシュ、3番手のPEREZもBOTTASとの差を6秒まで広げて3位でフィニッシュ、Red Bullのドライバーが1位と3位で表彰台に登った。
優勝したVERSTAPPENはファステストラップのポイントを含めて26ポイントを獲得し、ドライバーズポイントを131点として2位のHAMILTONとの差を12ポイントに広げた。
コンストラクターズチャンピオンシップポイントも合計41ポイントを獲得し、2位のMercedesとの差を37ポイントに広げた。

予選6番手からスタートしたPierre GASLY(Scuderia AlphaTauri Honda)も7位でフィニッシュし6ポイントを獲得、予選Q1でクラッシュしタイムなしのうえマシンの修理でパーツ交換を行ったことで最後尾及びピットからのスタートとなった角田裕毅も着実に順位を上げ13位でフィニッシュしている。

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