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FUSION搭載のファンレスPC

今年の9/15の記事「TDP9WのFusionを採用したPC」に書いた中国Ilong製の「EB-8050」のファンレス版とも言える「MP-8050」が年末の12/27に発売予定とのこと。
CPU(組み込み向けFusion「G-T40N」)やメモリ(2GB)は搭載済みで、2.5インチのHDDもしくはSSDを組み込んでOSをインストールすればPCとして使うことが出来る。
スペックはファン付きモデルのEB-8050と比べてメモリが半分(EB-8050は4GB搭載)になっているのが違うくらいで、CPUやLAN(Gbit)等の仕様は同じとなっている。
大きさは写真で見る限りEB-8050に比べて厚みが2/3程度になっている感じで更にコンパクトさが増している。
値段がファン付きモデルよりも高くなって予価で44,800円ってのは少々残念だな。

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Pentiumの箱に入ったCeleron?

IntelからLGA1155対応Celeronの新モデルが発売になったが、なんとパッケージがPentiumのものだという。
発売されたCPUはシングルコアのCeleron G460で動作クロックは1.8GHzでHT対応、L2キャッシュは下位モデルに当たるG440の1.5倍となる1.5MBというのが主な仕様でTDPは35W。
不思議なのはパッケージがCeleronのものではなくPentiumのものであること。
インプレスの「AKIBA PC Hotline!」の記事内にある写真を見るとたしかにPentiumのパッケージが使われていて、外装に印刷されているスペックには2コア2スレッド等Pentiumの仕様が書かれている。
型番はCeleron G460と印刷されているので、どのような理由でこんなパッケージになっているのか理由は不明だ。
恐らくはパッケージングのミスなのだろうがIntelの製品としては極めて珍しい現象だ(いや、別にAMDの場合は多いと言うわけでは無いが)。
もしかすると次回出荷分は今までのCeleronと同様のパッケージに変更されるかもしれなく、今回のパッケージは初回限定のプレミア物になるかもしれない(笑)。
実売価格も3,200円前後なのでコレクションとして買っておくのも良いかも(笑)。
使うつもりは無いけど札幌に在庫があったら買っておくかな?

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4TBのHDDが発売

高騰が続いているHDDだが、単体では今までの最大容量となる4TBのモデルが発売になった。
発売になったのは日立の純正パッケージ「0S03361」で、実売価格は27,000円前後。
昨年11月に3TBのHDDが発売された際は容量単価が2TB品の2倍程度だったかと思うが、現在のようにHDDの価格が高騰していると新製品といってもあまり割高には感じられない。

実際現在の2TBの相場は同じ日立製で1万3千円台半ば、WD製も同程度なので容量単価は今回出た4TBと同程度となっている。
3TB品と比較しても日立製やSEAGATE製とはほぼ同じ容量単価で、WD製の3TB品が若干安い程度となっている。
絶対的な価格は高いが意外とお買い得品なのかもしれず、大容量HDDを必要としている人にとっては選択肢の一つにはいるかもしれないなぁ。

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E-450搭載のMini-ITXマザーが出た

ECSからAMDのFusionAPU「E-450」を採用したmini-ITXのマザーボード「HDC-I2/E-450 (V1.0)」が発売になった。
下位のAPUである「E-350」を採用した同様のマザーは以前から販売されていて、MSI製のマザーなら札幌でも6千円弱で手に入れることが可能だが、今回発売になった「HDC-I2/E-450 (V1.0)」は単にCPUがグレードアップしただけではなく、ネイティブのPCIスロットが搭載されているのが特徴。
もともとチップセットである「AMD A45」はネイティブでPCIインターフェースを持っている。
ECSからは過去に「E-350」を搭載した「HDC-I2」が4月に発売になっていて、今回のはその上位にあたるモデルとなるようだ(ただし冷却は8月に発売された「HDC-I2 V1.0(HDC-I2 Cooler edition)」と同様に冷却ファンによる。)。
APUが「E-450」になったことで、内蔵グラフィックスがRADEON HD6310からHD6320になり多少パワーアップした他は「E-350」搭載モデルと似たような構成で、SATAポートが2つというもの一緒。

うーん、SATAポートは4つは欲しかったかなぁ?
これなら特売されているMSIの「E350IA-E45」のほうに魅力を感じるなぁ・・・・・・

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Llano対応のベアボーンキット

株式会社ファストからLlano対応のキューブ型ベアボーンキットが発売になった。
ケースにSEEDブランドのキューブ型ケースを採用し、そこにASRockの「A75M-ITX」
(Mini-ITX)というマザーボードを組み込んだ製品で、実売価格は約1万5千円とのこと。
推奨TDPは65Wとのことなので、それに対応するCPUとなると
A6-3500(2.1GHz,TDP 65W)、
A4-3400(2.7GHz,TDP 65W)、
A4-3300(2.5GHz,TDP 65W)の3種類と言うことになる。

搭載電源は150W、ドライブベイは5インチと3.5インチシャドウが各1なので、HDDは最大でも2本までしか搭載できない。
2.5インチベイが一つあれば2.5インチのSSDと3.5インチのHDDを同時に搭載できたのだが、ちょっと残念。

マザーとケースを別々に購入して組み立てる手間が省けるので、手軽にキューブ型の小型PCをLlanoで組みたい人には適しているかと。

CPUもメモリ(DDR3 DIMM)も安価なので、高騰しているHDDを除けば一式揃えても2万円台半ば程度で済むのは魅力かも。

ASRock マザーボード A75 Mini-ITX A75M-ITX
B005GK6UNA

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「Sandy Bridge-E」発売

IntelのハイエンドCPUである「Sandy Bridge-E」2種が昨日(11/14)の17時に発売になった。
新しいプラットフォームであるLGA2011対応のマザーは先週から店頭で展示されていて、これでCPUとマザーの両方が買えるようになったというわけだ。
「買える」と言ってもハイエンドだけあって価格が高く、上位のCore i7-3960Xが8万円台半ば、下位のCore i7-3930Kでも5万円弱となっているので気軽に買える物では無い。
札幌のツクモにも入荷したとのことだが、Core i7-3930Kのほうは早速売り切れたとのこと。
CPUのスペックの主なところは
Core i7-3960Xが動作クロック3.3GHz-3.9GHz(Turbo Boost時)、L2キャッシュが256KBx6、L3キャッシュが15MB。
Core i7-3930Kが動作クロック3.2GHz-3.8GHz(Turbo Boost時)、L2キャッシュが256KBx6、L3キャッシュが12MB。
コア数は6でHT対応なので同時12スレッドの実行が可能である点や、対応メモリがDDR3-1600でクアッドチャネルに対応する点は両CPUで共通。
TDPも130Wで同じとなっている。

それにしてもCPU内蔵のキャッシュ容量がL2+L3の合計で16.5MBって、、、、、、、、
昔買ったNECの98ノート(PC-9801NS/A)は標準2MBで8MBのメモリを増設して合計で10MBだったんだよなぁ、、、、
DOSだと使い切れないので一部をRAMディスクにしてたけど、今だと全部がCPUのキャッシュに入ってしまうことになるのかぁ・・・・・うーん、進歩が早いというか何と言うか・・・・・

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VIAのNano X2を搭載したマザーが登場も・・・・・・・

10/6の記事「VIA Nano X2搭載の超小型ベアボーンキットがようやく発売」で紹介したVIAの省電力CPU「Nano X2」を搭載したマザーが本家のVIAから発売となった。
前回紹介したベアボーンPCに搭載さてていたCPUは1.2GHz動作の「Nano X2 U4025」だったが、今回発売になったマザー「EPIA-M900」に搭載されているのは1.6GHz動作品とのことで、パフォーマンスの向上が見込まれる。
細かいスペックはメーカーの製品ページhttp://www.viatech.co.jp/jp/products/embedded/ProductDetail.jsp?productLine=1&id=1550&tabs=1を見て貰うとして、気になるのはその価格。
なんと先に発売されたベアボーン(約2万円前後)よりも高価な3万円強という実売価格が付いている。
CPUが高クロックのタイプになっているとはいえ、ちょっと高すぎるような・・・・・・・
それとCPU周りの冷却を厚めのヒートシンク+ファンで行うようになっているのも私にとって魅力半減だなぁ。
折角のNano X2 Eシリーズなのだからファンレスにして欲しかったと思う。

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AMD FXシリーズの8コア製品の発売日が決定

AMDの新アーキテクチャCPUである「FXシリーズ」の中で未発売となっていた8コア製品の発売日が決まった。
既報のように8コア製品の内高クロックの「FX-8150(3.6GHz動作)」は水冷クーラーとのセット品として11/4に発売で、低クロックの「FX-8120(3.1GHz動作)」も同様に11/4に発売になる。
新たに発表されたのは「FX-8150」も空冷クーラーとのセット品が発売されるということで、こちらは1週間遅れの11/11に発売とのことだ。
価格に付いては各ショップとも未発表ということだが、AMDが発表している参考価格は
FX-8150(水冷クーラーセット品):33,800円
FX-8150(空冷クーラーセット品):24,800円
FX-8120(空冷クーラーセット品):18,800円
となっているので、店頭価格もこれらに準じた価格になるのではないかと思われる。

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SandyBridge最高クロックのCPUがお目見え・・・・・・・

Intelの新CPUが発売になった。
SandyBridgeのハイエンドにあたる「Core i7 2700K」で、今までの最上位である「Core i7 2600K」の上位にあたるモデル。
動作クロックが2600Kより100MHzほど上がっただけ(通常時3.5GHz、Turbo Boost時3.9GHz)で、その他の仕様には違いが無い単なる「クロック向上版」だ。
ただショップへの入荷は少なかったらしく、札幌のショップでも取り置きは出来ないとアナウンスされていた。
うーん、あんまり食指が動かないなぁ・・・・・・・

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「Bulldozer」アーキテクチャのFXシリーズがお目見え

AMDから「Bulldozer」アーキテクチャのコアを採用したCPU「FXシリーズ」のCPUが発売になった。
既に発表されているラインアップの内、今回発売になったのは4コアの「FX-4100」と6コアの「FX-6100」の2種類。
両モデルともクロック倍率の固定がされていない「Black Edition」で、動作クロックはFX-4100が通常時3.6GHzでMAX Turbo時で3.8GHz、FX-6100が通常時3.3GHzでMAX Turbo時で3.9GHzとなっている。
最大TDPは両モデルとも95Wで多コアCPUとしては標準的(というか低目?)。

実売価格はFX-4100が9,980円前後、FX-6100が15,000円前後とメーカー推奨販売価格と同程度となっている。
この価格はPhenom IIの価格帯と重なり、FX-4100がPhenom II X4 960T Black Edition(3GHz動作)と、FX-6100がPhenom II X6 1090T Black Edition(3.2GHz動作)と同価格帯ということになる。
パフォーマンス的にどちらが良いかはまだ解らないが、新しいもので組みたい人には格好な素材だと思う。

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