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ホンダの「フィット」が2ヶ月ぶりに月間販売台数トップに返り咲き

今日発表になった2014年3月の自動車販売台数を見ると、2月に3位だったホンダの「フィット」3万台あまりを販売してトップになった。
2月は販売の主力となっているハイブリッドの変速機(i-DCD)のリコールで生産を中断した関係で販売台数が伸びなかったが、生産が再開されたので本来の売り上げに戻ったようだ。
2位はトヨタの「アクア」で「フィット」との差は僅か775台、3位は同じくトヨタの「プリウス」、4位は日産の「ノート」、5位はトヨタの「カローラ」とここまでの顔ぶれは2月と同じ(順位に変動はあるけど)。
6位に入ったのはフルモデルチェンジをして販売好調なトヨタの「ヴォクシー」で、このクラスでは2011年の1月からトップを堅持していた日産の「セレナ」を久々に上回った。
その「セレナ」は前月の6位から二つ順位を落として8位となっている。
7位に入ったのは三ヶ月連続となるトヨタの「ヴィッツ」で、9位にはこれまたフルモデルチェンジ後好調なトヨタの「ノア」。
10位にはスバルの「インプレッサ」が昨年11月以来のトップ10に返り咲いている。

「フィット」は新車効果での受注残がまだまだあるのでトップを取るのは不思議では無いけど、発売から5年を経過した「プリウス」が未だにトップを争う位置にいるのは凄いな。
しかも4位の「ノート」には1万台以上の差を付けているわけで、「フィット」の受注残が解消されるまでは今月の上位3車でのトップ争いが続きそうだな。

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3月の軽自動車販売台数が過去最高を記録

全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した3月の軽自動車販売台数は302,350台で、前年同月比で22.8%の増加となり過去最高の2007年3月の279,675台を上回った。
メーカー別でもダイハツ・ホンダ・日産の3社が過去最高を更新(日産は2ヶ月連続で更新)している。
ダイハツは昨年11月にモデルチェンジした「タント」が、ホンダは「N-BOX」「N-WGN」が、日産は「デイズ」「デイズルークス」がそれぞれ好調で台数を伸ばしたと思われる。
スズキもニューモデルの「ハスラー」の受注が好調らしいが、生産が追いつかなくて台数を増やせなかったと思われる。
ちょっと目に付いたのが全軽自協が「その他」として扱っているメーカーの車が25台も売れて前年同月比525%増となっている。
これってもしかしてケータハムなのかな?と思ったが、セブン160は発売が4/1なので計上されていないはず。
似たような車にニュージーランドのフレイザーコンパクト(FC-4)があるけど、発売から10年以上経った今になっていきなり売れ始めるとも思えないし・・・
もしかしてケータハムがセブン160を試乗用に先行で登録したとか?

平成25年度(平成25年4月~平成26年3月)の新車販売台数も2,261,839台(前年度比14.7%増)となり、過去最高となった。
内訳は以下の通り。
乗用車:1,821,086台(前年度比15.9%増)過去最高
貨物車:440,753台(同9.8%増)

この3月は消費税アップを控えていたこともあり、各社とも販売に力を入れていたのが販売台数の大幅な増加に繋がったと考えられる。
4月は例年台数を減らすが、今年は例年以上に台数が減少するのでは無いかと思われる。

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ランボルギーニ ウラカンの受注が1,000台を突破

ランボルギーニが発表したところによるとジュネーブショー14で公開した「ウラカンLP610-4」の受注台数が1,000台を超えたとのこと。
この「ウラカンLP610-4」はランボルギーニ史上最も多く(約1万4千台)売れた「ガヤルド」の後継車種として昨年末に発表されていた車で、「ガヤルド」よりもパフォーマンスが上がっている。
それにしても1台およそ3千万円もする車が発売前にもかかわらず1,000台もオーダーされるなんてねぇ、、、、
しかもここ1カ月だけでも300台のオーダーが入っているということだ。
日本には月に300台も売れない車が沢山あるっていうのにね(汗)。

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ホンダ「フィット」の5ヶ月連続の販売台数1位獲得はならず

2月の登録車販売台数ランキングは5ヶ月ぶりにトヨタの「アクア」がトップに復帰。
2013/9にフルモデルチェンジをし、翌月から4ヶ月連続でトップだったホンダの「フィット」はリコールとそれによる生産停止が響いたためか1月よりも販売台数を8千台余り減らして3位に後退した。
1位の「アクア」、2位の「プリウス」をはじめとするランキング上位の各車が軒並み前月よりも台数を増やしている中で、「フィット」の台数減は目立って見える。
オーダー自体は順調に入っているようなので、生産停止によって納車までの期間が長引く可能性が高くなり、3月中に納車予定だった車の納車が4月にずれ込んだ場合は増税分をホンダが負担するとの報道もある(真偽は不明)。
とはいえもともと「フィット」の納期は長くなっており、特に人気のハイブリッドは今年に入った時点で3月中の納車が不可能な状態。
つまり今回のリコールの影響を受けるのは昨年中にオーダーした人達と言うことになる。
トヨタの「プリウス」もリコールの届出があったが、こちらは販売台数にそれほど影響が出ていないようだ。

その他2月の販売台数で目立った動きといえば、フルモデルチェンジしたトヨタの2Lミニバン「ノア」「ヴォクシー」がそれぞれ前年同月比で約2倍を売り上げベスト10に入ってきたこと(「ヴォクシー」8位「ノア」10位)。
1月の順位は「ヴォクシー」が19位、「ノア」は30位だったので大躍進と言える。
それでもこのクラスでトップの販売台数を誇る日産の「セレナ」には及ばないが、2車種合計では上回る数字を記録した。
1月は2車種合計でも「セレナ」の6割程度だったので(これはモデルチェンジに伴うオーダーストップの影響とも思われるが)、それに比べると大幅に差が縮まっている。
今月は「ヴォクシー」1車種で「セレナ」の8割弱、「ノア」もほぼ6割の台数を記録しているので、販売が本格化する今月以降はもしかすると単一車種で「セレナ」を上回る可能性もある。
一方で同クラスのもう一車種であるホンダの「ステップワゴン」はモデル末期と言うこともあり販売は低迷しているが、それでも1月に比べると販売台数(4,167台→5,557台)も順位(17位→12位)も上げている。
こちらは今年後半にも新型に切り替わると言われているので、そうなった時にミニバンの勢力図がどうなるのか楽しみだ。

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三菱の「アイ・ミーブ」の売れ行きが良かったようだ

三菱の軽EV「アイ・ミーブ」の2月の販売台数が多かったようだ。
発表された数字は2月に239台を売ったとなっていて、これは1月の販売台数(55台)の334.5%増し。
昨年の2月には377台売れているのでそれには届かなかったが、なかなかの数字だと思う。
日産の「リーフ」もそうだけど、EVは購入時に補助金が出るとはいえまだまだ高価だし、航続距離が短いのがネックでそれほど売れていない。
そんな中でこれだけ売れたということはまとまったオーダーでも入っていたのかな?

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日産「デイズ」が軽自動車月間販売台数2位に躍進(?)

昨日(3/6)に発表された2月の軽自動車販売台数(速報値)によれば、日産の「デイズ」が20,697台を売り上げ1月の5位から3つランクを上げて2位となった。
1位は1月同様ダイハツ「タント」で23,166台を販売。
1月に2-4位だった「N-WGN」「N-BOX」「ワゴンR」はそれぞれ順位を一つずつ落としている。
上位の各車とも2月は1月よりも台数を伸ばしているが、その中でも「デイズ」は6千台以上も増えていて率にして47.1%の伸びを記録。
上位5車の内これほどまでの伸びを示したのは「デイズ」のみで、他は3.1%(タント)から多くても17.9%(N-BOX)の伸びに留まっている。
「デイズ」だけがこれほど伸びた理由は2月13日に発売した新型の「デイズルークス」も”同一車名”として販売台数に含んだため(同じことを三菱も「EK」「EKスペース」でやっている)。
ハイト系とスーパーハイト系の2車種の台数を統合するというある種の”裏技”を使ってまで順位に拘るのはなかなか凄いな(笑)。
日産は「シャシーは同じだから同じ車種だ」と主張しているらしいが、消費者から見ると同じ車とは思えないし、ターゲットとする層も異なっている筈なんだけどなあ。
ホンダも「N-BOX」と「N-BOX+」の台数を合算しているが、この2車は同じスーパーハイト系だし外見も似ている派生車種なので問題無いと思うけど、「デイズ」と「デイズルークス」はジャンルも用途も異なるので”同一車種”とするには無理があると思うけどね。

2月の「デイズルークス」の販売期間は実質的に半月しかなかったので、この分だと3月の販売台数は凄いことになってしまうかも・・・

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軽自動車はタントが二ヶ月連続でトップ

軽自動車の販売状況が発表され、ダイハツの「タント」が昨年12月に引き続き販売台数首位となり、2ヶ月連続でトップとなった。
ホンダの「N-BOX」は同じホンダの「N-WGN」にも抜かれ久々の3位転落となった。
上位10車の販売台数は
1 タント 22467(204.9%)
2 N-WGN 17855(N/A)
3 N-BOX 15551(75.7%)
4 ワゴンR 15327(109.3%)
5 デイズ 14068(N/A)
6 ムーヴ 14067(92.7%)
7 ミラ 13378(133.2%)
8 スペーシア 11380(N/A)
9 アルト 8947(105.4%)
10 ハスラー 6237(N/A)
となっている(括弧内は前年同月比、「N-WGN」「デイズ」「ハスラー」は発売から1年経過していないので数値が無い)。
昨年10月にフルモデルチェンジをしたダイハツの「タント」が新車効果もあって2ヶ月連続で販売台数トップとなり、トップ常連だったホンダの「N-BOX」が昨年11月発売の新型車「N-WGN」に抜かれて3位に落ちた。
「N-BOX」が3位以下になるのは発売からそれほど経っていない2012年3月の5位以来1年10ヶ月ぶり。
発売から2年以上が経過してダイハツの「タント」とスズキの「スペーシア」のような新しいモデルが出ても売れ続けているが、さすがに新型の「N-WGN」には遅れを取ったというところか。
10位に入ってきたスズキの「ハスラー」は競合相手のいないジャンルの車だけに今後の動向が注目される。

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ホンダ「フィット」が4ヶ月連続で販売台数トップ

本日発表になった自動車の1月の月間販売状況によると、ホンダ「フィット」が2万6千台余りを販売し首位となり、これで昨年10月から4ヶ月連続で販売台数トップとなった。
上位10車の販売台数は
1 フィット 26,869 (304.2%)
2 アクア 22,885 (101.9%)
3 プリウス 20,162 (113.7%)
4 カローラ 10,868 (224.9%)
5 ノート 10,334 (71.1%)
6 セレナ 9,910 (123.7%)
7 ヴィッツ 6,732 (115.6%)
8 エクストレイル 6,616 (283.6%)
9 ヴェゼル 6,235 (N/A)
10 クラウン 5,299 (99.5%)
となっている(括弧内は前年同月比、ヴェゼルは発売が昨年12月なので数値無し)。
このランクを見ると「フィット」「エクストレイル」のようなフルモデルチェンジした車や、ハイブリッドを追加したカローラが前年同月比で大きな伸びを記録している中で発売から5年弱を経過したプリウス(プリウスαを含む)が前年同月比113%あまりと健闘しているのが目に付く。
反対に発売から1年半も経過していないノートの落ち込みぶりも目に付くな。

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ホンダの「N-WGN」と「VEZEL」が好調

ホンダが今日発表した「N-WGN」(2013/11/22発売)と「VEZEL」(2013/12/20発売)の両新型車の1/31時点での受注状況では両方とも非常に好調だ。
「N-WGN」は発売後二ヶ月ちょっとで5万台を超え、「VEZEL」も発売一ヶ月少々で3万3千台あまりを受注したとのこと。
「N-WGN」は月間目標台数が1万2千台なのでほぼ目標の2倍、「VEZEL」は4千台に対して8倍以上の受注となる。

「VEZEL」にはパワートレインがハイブリッドとガソリンの2種類あるが、受注の82%がハイブリッドに集中していることもあり、今注文しても納車は今年後半になる可能性も出てきている(消費税が上がる前の納車は不可能)。

個人的に「N-WGN」は売れると思っていたけど、正直言って「VEZEL」がここまで売れるとは思わなかった。
ベースとなった「FIT」では物足りないとか「人とは違った車が欲しい」と思っていた人達に受けたのかも?
今年前半はモデルチェンジが予定されていないホンダにとってこの2車(ついでに書くとオデッセイも)の好調さはありがたいことだろうが、反面売れすぎると注文された分の生産に終われて次の車を発表しにくくなるかもね。

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「N-BOX」の五ヶ月連続トップはならず・・・

軽自動車の12月販売台数も発表になり、12月の販売台数トップは10月にフルモデルチェンジをしたダイハツの「タント」となった。
「タント」は10/3に満を持してフルモデルチェンジをしたが、やはりホンダの「N-BOX(N-BOX+を含む)」は強敵だったようで、11月には僅か267台差で2位に甘んじていた。
今回三ヶ月目でようやくトップの座につけたというわけだ。
12月の販売台数ランキング上位5位までは
1.タント  19,211台(193.2%)
2.N-BOX   18,128台(132.8%)
3.ワゴンR 14,715台(118.4%)
4.ムーヴ  11,687台(125.0%)
5.ミラ   10,943台(80.2%)
となっている(括弧内は前年同月比)。
11月まで4ヶ月連続でトップだったN-BOXの5ヶ月連続トップはならなかったが、年間販売台数は234,994台で発売後初の年間トップとなった。
この23万台あまりという台数は登録車を含めても全体の3位の数字で、同社の「フィット」(18万台あまり)をも上回りホンダで今年一番売れた車となった。
ホンダと言えば11月に発売した新型の「N-WGN」が12月に8,600台を販売し同社の「N-ONE」や日産期待の「デイズ」を抜き7位にランクイン、年間トータルでも11月(2,910台)と合わせて11,510台を販売し、僅か二ヶ月弱の販売期間でスバルの「プレオ」の年間販売台数並みとなっている。
今年も新型の軽自動車(現行の「ライフ」の後継車)の発表が予想される等今年もホンダの動向が気になるところだ。

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