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新型「ロードスター」の価格が判明

マツダは6月に発売する予定の新型「ロードスター」の先行商談の予約受付を同社のWEBサイトを通じて始めた。
通常の予約受け付けの商談は4/13からと予定されているが、この先行商談を申し込んでおくと4/4から販売店で商談が可能になり、予約すると納車も早くなるということだ。
また同時に価格も発表され、最も安い「S」の価格は249万4800円とギリギリながら250万円を切って来た。
またこの「S」は車両重量も990Kgとこのクラスでは久々に1tを切って来た。

他のグレードの価格は以下の通り(価格は全て税込み)。
・「S Special Package」(6MT) 2,700,000円
・「S Special Package」(6AT) 2,808,000円
・「S Leather Package」(6MT) 3,034,800円
・「S Leather Package」(6AT) 3,142,800円
「S」以外は装備が充実してくるので重量が1tを超え、1010Kg(「S Special Package」(6MT))から1060Kg(「S Leather Package」(6AT))となっている。
6速AT車には省エネ装備の「i-ELOOP」と「i-stop」が標準装備されるが、MT車にはメーカーオプションとなり車両重量が20Kgほど重くなる(「S」を除く)。
その他の装備でも「S」には装着不可能なものがいくつもあり、例えばエアコンも「S」はマニュアルで(「フルオート」の設定は無し)、その他は「フルオート」等の違いがあるので、実際に売れ筋は「S Special Package」となりそう。

新型ロードスターのプレサイト
http://www.roadster.mazda.co.jp/pre/

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ホンダが「アクティ」「バモス」両シリーズを一部改良

ホンダは軽自動車の「アクティ」「バモス」両シリーズをマイナーチェンジして3/19に発売した。
今回のマイナーチェンジは「アクティ」(バン、トラック共)と「バモス」(「バモスホビオ」を含む)及び「アクティ・トラック特装車」(4/16発売)が対象で、装備の変更と燃費の向上がメインとなっているて、一部カラーリングも追加されている。
「アクティ・トラック」は現在でも月間販売台数が4桁とまだ好調(それでもスズキ・ダイハツに比べるとかなり少ない)だが、「アクティバン」は2月の販売台数が872台、「バモス」に至っては「バモスホビオ」及び商用車の「バモスホビオプロ」を合わせても540台と低迷しておりスズキの「エブリィ」やダイハツの「ハイゼット」等に大きく水をあけられている。
今回のマイナーチェンジが起爆剤となって販売台数が上向きになると良いけど、燃費向上と言っても他社のハイト系ワゴンには遠く及ばないのでかなり厳しいかな?
やはりメインは「アクティ・トラック」の燃費向上だと思うけど、これってスズキの「キャリイ」やダイハツの「ハイゼットトラック」への対抗措置なんだろうな。

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春らしい風景だったな

三月も半ばになり、気温の上がる日も多くなってきた。
今日の予想最高気温は今年最高となる10度で、これは四月中旬並みの気温だ。
そのせいかホンダ「ビート」の幌を開けて走っている人もいた。
道路の雪も殆ど無くなっているので、そこだけ見ていると春が来たように見えた。

私も「CR-X del sol」に乗っていた頃は三月中に屋根を外して乗ったこともあるが、さすがに風が冷たいので皮コートを着て乗っていた。
きょう見かけた「ビート」の人はそこまで厚着じゃ無かったように見えたけど、着込んではいるんだろうな。

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スズキ、アルトに「ターボRS」を追加

スズキは3/11に軽自動車「アルト」に新グレード「ターボRS」を追加し発売した。
軽量化で国産ガソリン車最高の37.0Km/Lという燃費を達成した新型「アルト」だが、昔は「アルトワークス」というじゃじゃ馬なモデルがあった。
今度の「ターボRS」はその「ワークス」を彷彿とさせるグレードだ。
初代の「ワークス」(1987年発売)は550ccで最高出力64馬力のエンジンを搭載し、それがもとで64馬力という最高出力の自主規制が出来た。
以来30年近く続いて来た自主規制は未だに撤廃されることもなく、昨年市販化が発表されたホンダの「S660」が最初に自主規制枠を超える最高出力を出して来るのでは?と思われたが、昨年「フィット」等で発生した度重なるリコールが国土交通省に与えた印象は悪く、発売当初は64馬力になる可能性が高いと観測されている。
「アルトターボRS」も初めて公開された時は64馬力を超えて来るのでは?という観測もあったが、結局は自主規制枠内に収まる
47kW<64PS>/6,000
98Nm<10.0kg・m>/3,000
というスペックで発売となった。
最高出力こそ自主規制内だけど、最大トルクはR06Aエンジンを搭載する他のモデルよりも高められている(それでもホンダ「N-BOX」等の104Nm<10.6kg・m>/2,600よりは低い)。
※「東京オートサロン2015」に出品された「アルト ターボRS コンセプト」は発売時に「アルトワークス」と名乗って64馬力を超えてくるかも?

エンジン以外に目を向けると意外にもミッションに5速AGS(Auto Gear Shift)を採用してきたことが目を引く。
巷の噂ではスポーツモデルなので5速マニュアルを採用するだの、CVTだのと囁かれていたが、いざ正式発表されてみるとそのどちらでもないAGSが採用された(MT、CVTとも設定なし)。
ベースとなった「アルト」にはMTもAGSもCVTも設定されているが、最安価グレードの”F”を除く燃費の良いグレードは全てCVTのみの設定となっている。
燃費を向上させるために今や必須とも言える「アイドリングストップ」もCVT以外には設定されていない。
MTでも「アイドリングストップ」を装着しているホンダの「CR―Z」のようなモデルもあるが、スズキはMT車には装着しないことを選んだということか?
AGSならクラッチ操作は機械が行うので比較的「アイドリングストップ」の装着もしやすいということなのだろうか?
AT免許でも運転できるAGSを採用してきたとはいえ、パドルシフトを採用しているのでスポーツ走行にも不足は無いということか。

この「アルトターボRS」の発売で昔のようなスポーツモデルが再び流行するということは・・・無いだろうけど、昨年はダイハツから「コペン」が発売になったし、今年はホンダから「S660」が出る予定なので楽しみではあるな。

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ホンダ、来月発売の新型「ステップ ワゴン」をWEBで先行公開

ホンダが4月に発表予定の新型「ステップ ワゴン」を同社のサイトで先行公開した。
それによると気になっていたエンジンは以前からの噂通り新開発の1.5Lターボエンジンとなっている。
面白いのはリアゲートが左右に分割され左側が横開きドアにもなる「わくわくゲート」をタイプ別設定している点(分割比率は写真で見るところでは概ね2:1で左側が大きい)。
このドアは通常のリアゲートのように上にも開くが、ヒンジドアのように横開きにもなるので、後ろにスペースが無くても荷物の出し入れや3列目シートへの乗降をすることが出来る。
ミニバンのリアゲートって後ろに結構スペースが無いと開けられないので、これは便利だと思う。
3列目のシートは従来と同じ床下収納方式だが、左右分割になったので半分だけ収納して一人分は出したままにも出来る。
この状態にするとリアゲートから3列目に乗ることも出来る(ウチのフリードでも通常は片方だけ出しているけど、結構便利に使える)。

ちょっと気になるので正式に発表されたらディーラーに行って見てみたいな。

ニュースリリース:http://www.honda.co.jp/news/2015/4150313.html
「ステップワゴン」スペシャルページ:http://www.honda.co.jp/STEPWGN/new/

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「アイシス」は今年中にモデル廃止か?

トヨタの乗用タイプミニバン「アイシス」は発売から10年以上もモデルチェンジをせずに売られてきた。
それでも月間販売台数は1,000台前後売れていたが、1月の販売台数が前年同月比40%程の410台まで落ち込んだ。
これは同じ販売チャネル(トヨタ店)で新モデルの「エスクァイア」が販売されるようになった影響が大きいと思われる。
さらに追い討ちをかけるようにこれまでの見込み生産(通常の量産車はこの方式)から完全受注生産に切り替えられたということだ。
今年の夏にも登場すると言われている次期「シエンタ」はトヨタ店でも販売されることになるらしいから、「アイシス」の廃止も俄然真実味を帯びてきたと言える。
これまで何度かこのブログでも取り上げたが、今度こそ本当にモデル終了になるかも?

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「ブガッティ ヴェイロン」完売!

2005年に発表され翌2006年からデリバリーが始まっていたブガッティ「ヴェイロン」が限定数の450台(クーペ300台、グランスポーツ150台)を売り切った。
記念すべき450台目がジュネーブモーターショーで公開されている。

この「ヴェイロン」は最高出力1,001ps(標準モデルの場合、スーパースポーツは1,200ps)を発揮する車で、その性能は0-100Km加速が2.5秒、最高速度は407Km/hと発表されている。
最高速度で走る際の燃費は800m/Lと発表されているが、これは1Lのガソリンを7秒で消費するということになる(笑)。

性能も凄いが価格も凄くて、発売当時の日本での価格は破格の1億6300万円(税込)!。
今回完売したことで販売された450台の平均価格も発表されているが、オプションも含めた価格は230万ユーロ(日本円でおよそ3億5000万円)。
販売された中には限定モデルどころか一人のユーザーのためだけに作られたワンオフモデルもあるので、それらが平均価格を引き上げたと思われる・・・が!、それにしてもとんでもない価格だなぁ、、、

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「レンジローバー イヴォーク」にコンバーチブルが登場

ランドローバーの小型(?)SUV「レンジローバー イヴォーク」にコンバーチブルが登場する。
これはランドローバーがジュネーブショーの直前に発表したもので、発売は2016年を予定している。
SUVというかクロスオーバーと言うかとにかくこの手の車にオープンが設定されるのは珍しいので、走っていたら目を引く事請け合いだ。
とはいえこれは「レンジローバー イヴォーク」が最初では無く、日本のメーカーも過去に発売していたことがある。
一つは日産の「ムラーノ クロスカブリオレ」で、北米日産が発売し日本では未発売にもかかわらず並行輸入車が僅かながら国内に存在する(中古車として販売されている)。
また軽自動車が主力のスズキが1995年に発売した「X-90」という車もある。
これは同社のSUVである「エスクード(初代)」をベースに作られた車で、完全なオープンカーでは無いがTバールーフを備えオープン気分で乗ることが出来る。
販売されていたのは1998年12月までの3年少々だったので、販売台数も少なく今では目にする機会も殆ど無い”珍車”となっている。
こちらも少ないながら(カーセンサーで探すと4台出てきた)中古車が流通しているようで、相場は概ね30万円から40万円程度。

うーん、どっちも”珍車”だなぁ(笑)。

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「アヴェンタドール LP750-4 Superveloce(SV)」発表!

ジュネーブモーターショー2015で「アヴェンタドール LP750-4 Superveloce(SV)」が公開された。
ランボルギーニの「アヴェンタドール」の高性能版で、最高出力は車名が示す通り750psで駆動方式は4WD。
ボディパネルの一部をカーボンファイバー製とすること等でベースモデルから50Kg軽量化しており、車両重量は1525Kgと公表されている。
つまりパワーウェイトレシオは2.03Kg/psとレーシングカー並み(数年前のGT500並)。
この軽量ハイパワーで0-100Km/h加速は2.8秒と公表されている。
発売は春に予定されていて価格は327,190ユーロ(約4400万円)を予定しているとのこと。
一般人にはとても買える価格じゃないけど、ブガッティの「ヴェイロン」(生産終了)に比べれば遥かに安いな(爆)。

”SV”ってネーミングはMIURAの頃から使われているのでなんか懐かしいな。

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マツダ「CX-3」の価格

マツダのCX-3は昨年フルモデルチェンジした同社の「デミオ」とプラットホームを共有した小型のSUV(というかクロスオーバー?)。
プラットホームが共通なのでホイールベースはデミオと同じ2570mmだが、全長は215mmも長い4275mmで全幅も70mm広い1765mmと拡大されている。
車体が大きくなった分重くなり、最上級グレードである「1.5 XD ツーリング Lパッケージ(4WD)」同士で比較すると110Kgほど重量が増えている。
パワートレインはSKYACTIV-D(1.5Lディーゼルターボ)一本で、基本的にはデミオのディーゼルと同じだが、チューニングが異なり最大トルクが2Kgmほど増やされている。
これは増大した車両重量に対応するためだろう。
デミオと大きく違うのはなんといってもその価格。
例に挙げた「1.5 XD ツーリング Lパッケージ(4WD)」同士の比較ではデミオが2,192,000円なのに対して、CX-3の価格はちょっとビックリ300万円オーバーの3,024,000円となっている。
その差は80万円以上となるわけで、これはちょっと高過ぎないかなぁ?
最も安いグレードでも4WDになると2,592,000円もするから、やっぱり高い価格設定だと思うなー。
同じクラスのライバルとなるホンダの「ヴェゼル」だって最上級グレードの「1.5 ハイブリッド X Lパッケージ 4WD」で2,756,571円なので、装備差を無視しての単純な価格差でおよそ26万円もあることになる。
クリーンディーゼル補助金が数万円程度出るとは言え、やはり価格差は大きいと思わざるを得ない。
マツダとしてはそれでも売れるという自信があるんだろうし、事実コンパクトカーであるデミオがガソリンエンジンよりも高い価格を付けているディーゼルのほうが売れている。
でもこの価格帯って下手すりゃ輸入車並みってところだと思うよ。

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