ホンダが新型「フリード」を発売

ホンダはコンパクトミニバン「フリード」をフルモデルチェンジして発売した。
先代モデルのデビューが2008年5月なので、丸8年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

全体的なデザインはキープコンセプトでイメージは先代モデルとそれほど違わないが、実際には全てが新しくなっている。
また2列シートの「フリードスパイク」は車名が「フリード+(プラス)」となり、外観上の差異があまり無くなった。

メカニズム的には搭載されるパワートレインが一新され、ガソリン車はエンジンが直噴タイプのL15Bになり、最高出力/最大トルクがそれぞれ131ps/15.8kg・mと先代の118ps/14.7kg.mよりアップしている。
ハイブリッドシステムは先代モデルのIMAからフィット/ヴェゼルと同じi-DCDとなり、しかもハイブリッドモーターには大同特殊鋼と共同開発したジスプロシウムなど重希土類を全く使わないネオジム磁石を使用したモーターをハイブリッド用としては世界初採用。

気になる燃費はハイブリッドの2WDで27.2Km/Lとトヨタの「シエンタ」のハイブリッド仕様と並ぶこのクラス最高を達成。
「シエンタ」には設定が無いハイブリッドの4WDでも25.2Km/L。
ガソリンエンジン車では2WDが19.0Km/Lと「シエンタ」の20.2Km/Lには及ばないが、4WDは17.6Km/Lと「シエンタ」の15.4Km/Lを大きく上回る低燃費を実現。
先代モデルの16.6Km/L(2WD)、13.2Km/L(4WD)と比較しても+2.4Km/L(2WD)+4.4Km/L(4WD)とかなりの向上を見せ、特に4WDの燃費向上が著しい。

車室内の広さや使い勝手も向上しているようで、先代モデルユーザーとしてはかなり気になるクルマに仕上がっている模様。
8月から予約受け付けが始まっており既に3万台以上を受注し、これから注文しても年内の納車は難しいとのことだが、一度ディーラーに見に行ってみようかな?

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