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次期「デミオ」は5ナンバーサイズを堅持か?

マツダのコンパクトカー「デミオ」は現行の三代目が発売から来月で丸7年が経過する。
予定では8月に新型を発表し、9月から販売を始める見込み。
先だって海外で発表されたコンセプトカー「跳(HAZUMI)」がそのまま新型として発売になるかと思われていたが、その車体サイズが4070x1730x1450mmと幅が3ナンバーサイズであることが気になっていた。
ところがここにきて新型「デミオ」は若干サイズダウンし、3950x1695x1470mmとなるらしいという噂が・・・
やはりコンパクトカーで3ナンバーだと販売面で不利だと判断したのかな?

この新型「デミオ」で注目されるのは国内初となる小排気量クリーンディーゼルエンジン。
このエンジンのスペックは105ps・25.5Kg/mと言われ、トルクは2.5Lエンジン並みでしかも低回転から発生するので発進時はアクセルを余り踏まずに済みそう(=燃費に有利)。
このディーゼルエンジン搭載グレードはJC08モード燃費の目標値が28Km/L程度と言われ、これはハイブリッド及び軽自動車を除くと国内最高となる。
またディーゼルはハイブリッドと違いカタログ燃費と実燃費の差が小さいと言われているので、実際に使用した際の燃費はアクアやフィットハイブリッド並みか、もしくは上回るかもしれない。
しかも燃料費はガソリンよりも若干安いので、使い方によってはハイブリッドよりも経済的かも。
マツダはこの新型「デミオ」のディーゼルエンジン搭載グレードを180万円程度で市場に投入するとも言われているので、価格的にもアクアやフィットハイブリッドの強敵になりそうだ。

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トヨタの燃料電池車(FCV)は今年度中に発売予定だとか・・・

トヨタは6/25に水素を燃料とする燃料電池車(FCV)を2014年度中に発売すると発表した。
価格は今後決定するとしながらも、700万円程度を予定しているとのこと。
扱う販売店はトヨタ店及びトヨペット店で、当面は水素ステーションの整備されている地域(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、愛知県、大阪府、兵庫県、山口県、福岡県)を中心に販売するとのこと。

燃料電池車は走行に必要なエネルギーとして水素と酸素の反応で得られる電気を用いるため、走行中に出す廃棄物は水素と酸素の化合物でである水だけという一種の無公害車と言われている。
※中学校等の理科の実験で行った水の電気分解の反対の反応で電気を発生させる。
走行時には水しか出さなくても水素を発生させる際に、例えば石油やアルコール等の炭化水素から水素を分離する際には炭素が出てくるので、それらの処理が問題にはなる。
この辺の問題をどう処理するか、また水素ステーションを現在のガソリンスタンド並みに普及させるのにどれくらいの時間と費用がかかるのか等、まだまだ普及には様々な問題があるがまずは車両の販売を始めるのは興味深い。

一方FCV開発を進めているホンダも埼玉県庁や福岡県庁に「FCXクラリティ」を納品する等市販化に向けて動いているが、具体的に市販化を発表したのはトヨタが先になった形。
今後のホンダの動きも気になるところ。
今回トヨタが価格を700万円程度としてきたので、ホンダも以前発表した500万円程度を維持してこれるかどうか興味深い。

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ニュルブルクリンク24時間レースが終了、今週末は「パイクス・ピーク・インターナショナル・ヒルクライム」

ドイツのニュルブルクリンクで行われた24時間レースは日本時間の6/22の23時にゴールを迎えた。
日本から参戦したチームではトヨタのGAZOOレーシングから出走した3台(LFA2台、86)が全てクラス優勝を果たすという活躍を見せた。
ヨーロッパではル・マン24時間とこのニュル24時間とで2週連続で24時間耐久レースが行われたことになるが、今週末はアメリカはコロラド州で世界最大のヒルクライムレースが行われる。
「パイクス・ピーク・インターナショナル・ヒルクライム」がそのレースで、決勝レースが今週末の6/29に予定されている。
昨年はラリードライバーのセバスチャン・ローブがプジョー208ベースのマシンで8分13秒878という驚異的なコースレコードで優勝。
日本から1988年以降毎年のように参戦していて、現地で高い人気を誇るモンスター田嶋こと田嶋伸博氏は昨年電気自動車部門にエントリーしたが、トラブルでリタイヤしている。
今年は昨年の雪辱を果たしてくれるのであろうか?

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妙にふらつく車だと思ったら・・・

昨日旭川から札幌に戻る際に道央道で妙にペースが遅い車がいた。
追いついた車が皆抜いていくので随分とペースが遅いんだろうな、と思って見ていたが自分が追いついて近くで見ると妙に左右にふらついていた。
居眠り?とも思え、このまま後ろに付いていくとなにかの時に巻き込まれるとイヤなのですぐに追い越した。
その際に運転している人を見ると、スマートホンを操作しながら運転している。
そりゃろくに前を見ないで運転していたらふらつくよなぁ、、、、、
後ろからパトカーが走ってくれば良かったのに。

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80スープラで0-400m6秒台?

昨年のニュースになるけど、トヨタが以前販売していたスポーツカー「スープラ」をチューンアップした車両が0-400m(正確には1/4mile)加速で6秒台の記録を出した。
チューンアップと言ってもドラッグレーサーにしているので中身はほぼ別物。
エンジンこそオリジナルの2JZエンジンのブロックを使っているとは言うものの、どんなチューンをしたものやら最大出力はカタログスペックの8倍近くにもなる2,000ps以上とのこと。
改造内容は公開されていないが、この2,000ps級のエンジンを搭載したスープラで6.15秒を記録した動画も公開されている。
この時の最終到達スピードは370.61Km/h。

写真で見ると大口径のスーパーチャージャを載せているみたいだけど、トップフューエルと違ってボディに隠されたエンジンは殆ど見えないからなんとも言えないなぁ。

余談だが2,000psって日本だと誉21型やハ43並、アメリカでもダブルワスプエンジン並で、名戦闘機といわれるP-51のマーリン66エンジンも同程度ということになる。
こんな出力に耐えるなんて1JZのブロックって頑丈なんだなぁ。

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先代「フィット」がリコール

ホンダのコンパクトカー「フィット」は昨年9月に新型に切り替わったが、ここに来て先代(二台目)のリコールを発表した。
と言っても日本ではなくアメリカでの話で、今回のリコールはドライブシャフトの不具合が原因ということで、右側のドライブシャフトに強度が不足している部品が使用された可能性があるという。
最悪の場合は発進加速時にドライブシャフトがねじ切れ、右側に向いて進んでしまうことが考えられ、状況によっては歩道に乗り上げたりして事故につながる恐れがある。
リコールの対象として発表されたのは、米国内で販売された2013年モデルの先代フィットで合計1,038台。
現在のところこの不具合による事故等は報告されていないとのこと。

新型になったからと言って古いモデルのケアをしなくて済むようになるわけでは無いから大変だなぁ。
というか、「フィット」ってアメリカでも売っていたんだ!とちょっとびっくり。
過去には「シビック」を売っていたことがある(映画「ポリスアカデミー」でハイタワーが乗っていた)から判らないでもないけどねぇー。
中が広くて大柄なアメリカ人でも乗れるということかな?

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残り20分を切った

ル・マン24時間レースは22時のゴールまで残り20分を切った。
残り2時間の時点でトップのアウディ2号車と同一周回の2番手だったポルシェの20号車は謎のスローダウン後ピットに戻れたが、結局そのままリタイヤ。
これによりアウディの1号車が2番手に、トヨタの8号車が3番手に上がり、ここまでが表彰台圏内。
アウディの2台はラップ数の違いはあるが1-2フィニッシュとなるので2台が連なって走っている。
4番手を走っていたポルシェの14号車も不調なのかピットインしたままで、おそらくはチェッカーフラッグの振られる直前に再スタートさせて完走狙いかと思われる。
このまま何事も無ければトヨタ8号車の3位入賞の可能性は高いが、レースは最後の最後までなにが起こるかわからないので目が離せない。

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ゴールまで残り2時間!

今年のル・マン24時間レースはゴールまで残すところ2時間を切ったところ。
トップはアウディの2号車で2番手に同一周回でポルシェの20号車、3番手は3ラップ遅れでアウディの1号車でトヨタ勢は期待の7号車はリタイヤしているが序盤でクラッシュして復帰した8号車がトップから6ラップ遅れで4番手に付けている。
そんな状況だったがここに来て2番手のポルシェ20号車がスローダウンしている。
このままリタイヤとなればトヨタの8号車が3位に入る可能性が出て来た。
さてどうなることか。

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ル・マン24時間レース、トヨタ車が予選トップ

今年2014年のル・マン24時間レースは予選を終え、トヨタのTS040Hybrid(7号車)が予選トップとなりトヨタとしては1999年以来のポールポジションを獲得した(1999年は日本人トリオが総合2位を獲得)。
それどころかこの7号車のタイムアタックを担当したのは日本人ドライバーの中嶋一貴で、日本人ドライバーとしては初めてのポール獲得となった。
予選結果はトヨタ-ポルシェ-トヨタ-ポルシェ-アウディ-アウディの順となり、14日の決勝に臨むことになるがもし中嶋の乗る7号車が優勝すれば日本車メーカーとしては1991年のマツダ以来2度目、日本車を使用した日本チームで日本人ドライバーとなると初めてとなる。
思わず期待してしまうよねー。
TV中継はある程度される筈で、少なくともゴールが近くなったら観ようかな?

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マツダが次期「デミオ」へのディーゼルエンジン搭載を正式に発表していた

マツダはフルモデルチェンジが予定されているコンパクトカー「デミオ」の次期モデルに小型ディーゼルエンジンを搭載したグレードを設定すると発表した。
搭載されるディーゼルエンジンは“SKYACTIV-D 1.5”と呼ばれるもので、その名が示す通り排気量が1.5Lと自動車用ディーゼルエンジンとしては最小の部類に入るもの。
スペックは最高出力こそ105psと1.3Lクラスだが、最大トルクは25.5Kg/mと2.5Lクラスに匹敵する。
ディーゼルエンジンなので最高出力を発生する回転数(4000rpm)も最大トルクを発生する回転数(1,500-2,500rpm)も低いが、通常使用回転数に近いので使いやすいエンジンになっていると思う。
またそのためアクセル開度も少なめで済むのでアイドリングストップ技術「i-stop」、減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」、高効率トランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」及び「SKYACTIV-MT」と組み合わせることと相まって登録車(ハイブリッド、プラグインハイブリッドを除く)の中ではトップクラスの低燃費を実現するとのことだ。
ということはJC08モードで30Km/L近くなるということか?
少なくとも現在のトップはトヨタ「パッソ」の27.6Km/L(1Lエンジン搭載車のFFモデル)なので、それを上回ってくるということになりそう。

次期「デミオ」は幅が1,700mmを超え3ナンバーとなることが判明しているが、この“SKYACTIV-D 1.5”搭載グレードは楽しみだ。
問題はディーゼルエンジン搭載による重量増加と価格だなぁ。

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