止まらなくなったシュレッダー

かなり以前だが個人情報保護法の施行時に私の職場でもシュレッダーを導入した。
複数の部署で共同使用するためにフロアタイプの大型シュレッダー(明光商会の”V431FP”という機種)と、現場で使う小型のシュレッダーの2種類を導入している。
先日「シュレッダー(V431FP)が(自動で)止まらなくなった。」との連絡が入ってきた。
シュレッダーに関しては門外漢だし、そもそも業務の担当範囲外。
それでも一応診て見ることにして設置場所に行き動作させて見るとなるほど自動運転開始にすると紙を入れていなくてもずっとカッターが廻っている。
おそらくは用紙検出用のセンサーの誤動作で、実際には用紙を入れていなくても入っていると認識しているものと思われる。
センサーそのものの故障であればメーカー修理が必要になるが、裁断くずがセンサー付近に入ってしまって誤動作の原因となっているのであれば、それを取り除くことで復旧は可能だ。
ところが通常ユーザーが開けて見ることが出来るのはくず箱を入れる部分だけで、その他の部分は分解不可となっている。
一応カッター部分に手を突っ込んで取れるくずを取ったり、センサーがあると思われる用紙投入口付近のエアダスターで吹いたりしたが、状況は改善しなかった。
もう自分では対処できないと判断して販社を通じてメーカーの営業さんに話を持っていったところ、とりあえず営業さんが見に来てくれるとのこと。
営業さんが来てくれたので問題のシュレッダーを見て貰うと
「おそらくセンサー付近にくずが詰まったものと思われます。」
とのこと。
早速分解防止用の封緘紙を剥がして上部パネルを外すと、そこにはこんもりと盛り上がった裁断くずの山が・・・(汗)

投入口付近に盛り上がっていた裁断くず。

投入口付近に盛り上がっていた裁断くず。


この裁断くずは決して盛り付けたわけではなく、上部のパネルを外したことでそれまで押さえつけられていたくずの塊が盛り上がったもの。
来てくれたメーカーの営業さんも「これは・・・」と絶句していた(汗)。
営業さんと私の二人でこのくずを取り除き、上部パネルを元の通りに戻したところ無事に運転可能になった。
つまり、この盛り上がっていたくずが用紙検出センサーの検出部分(遮光センサー)を遮ってしまい誤検出の原因となっていたわけだ。
幸い他の部分に問題は無かったので修理をお願いする必要も無く、営業さんの好意で費用は発生しなかったが、同時期に導入した他の機体でも発生する可能性があるので、今後は気に留めておかないとなぁ。
まぁ今回の件でどこをどうすれば良いかは判ったので、次回以降は自分でどうにか出来るとは思うけど、問題は分解防止用に貼られている封緘紙をどうするかだよなぁ(汗)

それにしてもここまで裁断くずが溜まっていたとはねぇ、一体どれだけの紙を裁断してきたんだろ???

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