やっと乗れた

5月の大型連休の終わりから営業運行が始まっていた札幌市電の新型低床電車「A1200形」にようやく乗ることが出来た。
5月中は臨時運行扱いで本数も少なかったのだが、6月に入ってからは通常運行ダイヤに組み込まれて本数が増えたので乗ることが出来たというわけだ。
乗った感想だけど、確かに床が低くて停留所の路面との段差が殆ど無くて乗り込みやすいし降りやすい。
座席の配置が今までの車両(ロングシートのみ)と比べると複雑で、ロングシートと対面シートが混在しているので座る座席によっては車窓からの景色を眺めることも出来る。
私が座ったのもそんな対面シートの一つで、乗車中は外を見ていることが多く、そこでも床が低いことを実感した。
流石に台車の上に配置された座席は床からの高さが高いけど、その他の座席は低くて楽。
今までの車両なら座席に座っていても併走する自動車の屋根を見ることになるのだが、新型では低い座席に座ればSUVなら運転席と同じ目線になるんだよね。

乗っていて「あれ?」と思ったのが床が平らではなく、一部が盛り上がっていてその前後が緩いスロープになっていること。
これは車体の連接部が他の箇所より僅かに高くなっているためで、そこに向かって床が緩いスロープになっているが、はっきり目でわかるほどでは無いので、平らだと思って歩いていると足が床に引っかかることがある(実際に私の目の前で高校生くらいの女の子が転びそうになっていた)。
高さの差は恐らく数センチ程度なのだろうけど、油断していると危ないかもしれない(特に足の不自由な方とか高齢者)。
この高低差は乗車口付近で吸収することが出来なかったのかなぁ?

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