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”Microsoft 365″でサービス障害

アカウントを持っていればどこでもオフィスソフトを使えるサービス「Microsoft 365」にサービス障害が発生している様だ。
PCがあってネットにつながればどこでも仕事が出来るというのが売りだけど、回線に障害が発生したりするとお手上げなのも確か。
今回はかなり大規模らしく多くのユーザーに影響が出ている模様。
マイクロソフトはどーするのかな?

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印刷時に用紙が傾くプリンタ

ユーザーから「プリンタで印刷するときに印刷が傾いてしまう」との連絡が来た。
印刷した用紙を見ると確かに傾いている。
今まで長い間レーザープリンタの面倒を見ているが、こんな現象に出会ったことは無いので原因がすぐには思いつかない。

当面使うために予備機を貸し出して問題のプリンタを手元に持って来て貰って調査すると、以下のことが判った。
・傾いて印刷されるのは用紙サイズに関係が無い。
・傾くのは上段カセット(カセット1)からの場合だけで、2段目(カセット2)からは傾かずに印刷される。
・機種はCanonのLBP-8710e
・他のプリンタで問題無く印刷できているカセットを使用しても傾いてしまう。
ということで、カセットが原因では無いと考えられるので、本体側の引き上げローラーもしくは搬送経路に問題有と睨んだ。
先ずは引き上げローラーを外して摩耗していると思われるゴムを外して180度回して再度装着してみたが、残念ながらこれでは改善しなかったorz。
ということはローラーではなく搬送経路に問題があることになるので、よくよく観察してみるとカセット1から引き上げられた紙だけが通過する部分にある小さな白いローラーの近くに小さいゴミが引っ掛かっていたので、それを取り除いたところ印刷の傾きが嘘のように直ってしまった。
うーん、とるに足らない目立たないゴミだったけど、それでも大きな影響が出るんだなぁ、と勉強になった。

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シュレッダーまで・・・

ユーザーから「シュレッダーの調子が悪いんで見てくれ」と連絡が来た。
PCやサーバーや電話機の面倒は見ているけど、今度はシュレッダーかよ・・・
たしかに何年か前に切り屑の詰まったシュレッダーからゴミを取り除いたことはあるが、基本的に担当外の機械で本来であればメーカーサポートに依頼して貰うことになるが、取り敢えず現状確認ということで診てみた。
現場のユーザーが言うには「(電源)スイッチの感触が良くない」「自動運転が止まっていて裁断できない」とのこと。
たしかに「自動運転停止中」のランプが点灯していて紙を入れても反応しない。
そこで電源を切って電源ケーブルをコンセントから抜いた後で切り刃の辺りに手を突っ込んでみても切り屑は詰まっているという程ではなく、意外と綺麗でそれが原因では無さそう。
紙の投入口を見ると裁断されずに残っている紙が見えたので、これを取り除けば改善するかも?と思って取り出そうとしたが、持って行ったドライバーでは奥まで届かず無理だった。
なんとかならないかと思っているところで部下が出して来てくれたのが”ワイヤーハンガー”(クリーニング店等で貰えるハンガー)。
そのハンガーを真っすぐに伸ばしてみると行けそうだったので、それを投入口から突っ込んでみると詰まっていた紙の一部を取り除くことが出来た。
あらためて電源を入れてみると自動運転が可能になり、試しに廃棄する紙を入れてみると見事に裁断することが出来、切り刃の手前に残っていた紙も吸い込まれて裁断されたようだった。
数枚試して問題無く裁断されるようになったので運用を再開して貰ったけど、再発した時は素直にメーカーに問い合わせて貰う様にお願いした。

今回は何とかなったけど、本来は切り刃の間に手を突っ込むような行為は危険なので真似しないで欲しいと思う。
#装置の上蓋を開けられれば(開け方は知っている)楽に取り除けるんだけど、開けてしまうとメーカーのサービスマンが見ると一発でバレるんだよねぇ(汗)。

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apacheでシンボリックリンクが見えない場合の対処

仕事場のサーバーの一部が動かなくなったorz。
古い仮想化基盤のサーバーがHDDの不調のためかまともに動作しなくなってしまい、その上で動かしていた複数台のサーバーがどうにも動かなくなってしまった。
仕方が無いので新しい仮想化基盤に用意してあった同機能のサーバーに機能を移してサービスを再開したが、細かいトラブルがいくつか発生。
その中の一つにhttpdアクセスが出来ないというのがあった。
元々、ごく一部のユーザー向けにいくつかのディレクトリをブラウザで参照可能にするためにhttpdサーバー(apache)を動作させていたんだけど、ユーザーの指摘でそのことに気付くという体たらく(汗)。
最初に気付いたユーザー向けのサービスはhttd.confを弄ってDocmentRootを変更するだけで参照可能になったが、別のユーザーから指摘されたディレクトリにアクセスすると403エラー(Forbidden)で参照できない。
ファイルやディレクトリのパーミッションを見ても644(ディレクトリは755)で参照可能なはずなんだけど、何故か403になる。
問題のディレクトリはシンボリックリンクなので、リンク先のディレクトリも確認したがパーミッションの設定に問題は無い。
そこで調べてみると、apacheはデフォルトでシンボリックリンクの参照が可能なのは所有者ユーザーのみで他のユーザーがアクセスすると403になるらしい。
これを回避するにはhttpd.confで
Options Indexes SymLinksIfOwnerMatch
となっているのを
Options Indexes FollowSymLinks
に変更すると良いとのことだったので、問題のディレクトリのその部分を修正してhttpdをリスタートすると無事に参照可能になった。
ところが、問題はこれだけではなく、ディレクトリ名やファイル名に日本語(2byteコード)が使われており、そのままでは文字化けして読めない。
これは旧サーバーではEUCだったのが新サーバーではutf-8が標準のためデフォルトの設定ではヘッダーが、
Content-Type: text/html; charset=utf-8
となりブラウザ側はEUCの文字コードをutf-8として解釈しようとしたため。
これを直すにはhttpd.confの
IndexOptions charset=utf-8

IndexOptions charset=euc_JP
とすることで無事に日本語の文字が表示されるようになった。

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エクセルのPDF出力で日本語文字が表示されない

最近Windows11のPCに入れ替えたユーザーから「PCを替えてからエクセルでPDF出力をすると文字化けして読めない」と連絡が来た。
そのPDFファイルを見せて貰ったら本来漢字や仮名が表示されるところが悉く□になっている(ご丁寧に小文字”ゅ(等)”は小さい□になっていた)。
半角の数字やアルファベットは問題無く表示されているので、これは日本語フォントの埋め込みに失敗しているのが原因だろうという見当はついたが対処方法が判らない。
PCに入れ替えと同時にエクセル(を含むマイクロソフトオフィス)のバージョンも2016から2021に変わっているのでその影響もあるのかと思い調べてみた。
いくつか見つけた情報に中にはフォントが特定のフォントの場合に文字化けするというのもあって、ユーザーのPCにあったエクセルのファイルを見ると確かにそのフォントが使われていた。
そこでフォントを別なもの(MSPゴシック等)に替えてみたものの改善しない。
他にもファイルの保存ダイヤログのツールの中のWEBオプションに”フォント”タブと言うのがあるので、そこを見ると何故か”多言語/Unicode/その他の言語”になっていたので、ここを”日本語”に変更したら無事にPDFファイルに正しいフォントが埋め込まれて表示されるようになった。
これで一件落着かと思ったが、数時間後にまた同じユーザーから直っていないとの連絡がorz。
今度は別のファイルで発生していたので、原因は同じだろうと考えて先の保存時のフォントの変更を行おうとしたが、今度は正しく”日本語”となっていた。
試しに一度別のフォント(多言語)に変更して一度PDF出力をしてから再度日本語に戻して見たが効果無しorz。
その場では解決しそうになかったので”印刷”メニューから”Print to PDF”でPDFに変換する方法を教えてそれで運用して貰うことにした。
ところが翌日になって同じユーザーから連絡があり「直った!」とのこと。
どのようにしたのかを訊いたところ、もともとプリンタドライバ(CanonのLBP-8610及び8710の2台分)が正しく入っていなかったので、それらを一度削除してからインストールしたところ直ったとのこと。
原因も直った理由も良く判らないがとにかく使えるようになったので、そのまま使うとのことだけど、どんなところに影響が出てくるか判ったもんじゃないなぁ(汗)。

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メールボムorz

ユーザーから「大量のメールがサーバーにあってメールソフトが警告を出すので何とかして欲しい」との要望が来た。
サーバー内のメールを確認すると5,000通以上のメールが残っている。
運用上受信後も一定期間は残すようにしているのだけど、それにしても多すぎる。
細かく見て行くとあるタイミングで大量のメールが送られてきており、内容はほぼ同一なのでメールボム攻撃を受けたかのようだ。
数通ほどの内容を見ると受信する価値の無いメールなので一気に削除したが、その数はおよそ4,500通で総数のおよそ九割にも及んだ。
後に判明したが、業務で使っているサイトの問い合わせフォームに対し海外のIPアドレスから連続してアクセスされ、その結果問い合わせメールが大量に送信されてきたものだった。
取り敢えずそのIPアドレスをブロックするようにしたが、今後も有り得るなぁ(汗)。

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復旧した・・・

仕事場のネットワーク障害は午後になってようやく解消した。
障害はNTTの設備で発生しており、光回線(フレッツ網)と各プロバイダを接続する部分のなにかがフリーズしていて通信を遮断していたとのこと(なので異なるプロバイダを利用している部門も影響を受けていた)。
しかもIPv6のネットワークのみで発生していたために両方のプロトコルを使っているユーザーは自動的にIPv4に切り替わり気づかなかったと思われる。
現場とのVPN接続をIPv6でしか行っていなかったために大きな影響を被る羽目になってしまったわけだ。
かといってネットワークの都合上以前のようにIPv4を使った構成に戻すわけにもいかないのが辛いところ。
今回は解決まで6時間程度かかったけど、NTTさんがもっと早くに対処してくれるようになることを期待するしかないのかな?

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IPv6の障害???

仕事場と現場の間の通信障害が起きている。
しかも全部ではなく、一部の現場との通信は生きているので、回線が切れたとかでは無さそう。
最初は原因が全く判らなかったが、調べている内にIPV6のサービスを受けている現場が駄目ということが判明し、さらに全く違う回線やプロバイダを利用している部署でも障害が発生していて、そちらもIPv6で接続しているとのこと。
ということは、IPv6のネットワークに障害が発生しているのかな???
ルーターのログを見ると11/23の13時半過ぎから障害が発生しているようだが、今時こんな長時間に渡って障害が発生するなんて考え難いけどなぁ(汗)。

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今度は受話器のトラブル

仕事場の電話機(DTL-24D-1D)が不調になると私のところに問い合わせが来るようなっている。
多いのは液晶が表示されなくなるというもので、これはディスプレイ部分と本体を接続しているケーブルのコネクタを清掃することで大半は解決する。
少し前に来ていたのは受話器から音が聞こえないというトラブル。
使っていたのが高齢の方なのでお耳が・・・ということはなく、引き取ってきた電話機を回線につないで受話器を持ち上げる(オフフックにする)と本来聞こえる筈の”ツー”という音が聞こえない。
電話機本体のスピーカーからは音が聞こえるので、本体のトラブルでは無く受話器側もしくはカールコードの問題と判明。
そこで受話器を分解して見るとこれが非常に単純な造りになっていて、スピーカーの端子にテスターを当てると導通が無かったorz。
マイク側は導通があったので、悪いのはスピーカーだけということ。
このスピーカーだけ交換すれば直せそうなので、型番をググってみるとalibabaで扱いがあったが、スピーカー1個を海外から取り寄せるのもどうかと思い同じ機種の予備機から受話器を流用してこの件は終了とした。

DTL-24D-1Dのハンドセットに内蔵されていたスピーカー(SD150THR-51)

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