9月の自動車販売台数の速報値が発表された(登録車、軽自動車とも)。
それによると9月に最も売れた車種は登録車がトヨタの「アクア」で、軽自動車はホンダの「N BOX(N BOX+を含む)」。
登録車の2位以下は
「プリウス(プリウスα及びプリウスプラグインハイブリッド含む)」
「フィット(ハイブリッド及びフィットシャトル・フィットシャトルハイブリッドを含む)」
「ノート」
「セレナワゴン」
「カローラ(フィールダー、ハイブリッド等を含む)」
「ステップワゴン」
「フリード(スパイク及びそれぞれのハイブリッドを含む)」
「ヴィッツ」
「インプレッサ(XV及びVXハイブリッドを含む)」
となっている。
相変わらず「アクア」は売れ続けているが、9/6に発売されたホンダの「フィット」は期待通りに売れているようで、車種別ランキングで8月の6位から3位にランクアップしている。
「フィット」は昨年の8月から今年の8月まで13ヶ月連続で対前年比100%を切っていて、月によっては前年度比で50%未満となることもあり、特に昨年10月から今年の1月にかけては月間販売台数が1万台を割り込むほどの不振だったが、9月は新車効果もあり対前年比で155%となる19,388台を販売している。
販売会社もほっと一息と言ったところだろう。
発売10日後までの受注台数が4万台を超えたと発表されているが9月の販売台数が2万台に少々届かないので、受注残が2万台以上あることになり、今月も少なくとも同じ位は販売されることになりそう(生産能力の問題もあるけど、少なくとも販売日数が少ない9月より少なくなることは無いだろう)。
一方の軽自動車は「N BOX」が相変わらず好調で、8月に続いて販売台数トップとなった。
登録車1位の「アクア」には及ばなかったが、登録車2位の「プリウス」を上回り全体の2位にあたる23,723台を販売している。
昨年のように4~8月及び10~12月の合計8回もトップとなったようなことはなく、今年に入ってからの月間トップは4回目だが、それでも3位以下に落ちたことが無く、1月からのトータル販売台数もトップとなっている。
月間販売台数の順位は1-1-2-2-2-2-2-1-1となっていて、2位になった月のトップは3月が「ワゴンR」だった以外は「ムーヴ(ラテ・コンテ等派生車を含む)」となっている。
この分だと昨年は僅差(1位の「ミラ」との差は約7千台)で逃した年間販売台数のトップも狙えそうだな(4~3月の年度での集計では昨年度もトップだった)。
余談だけど、日産の「セレナ」の表記が9月から「セレナワゴン」に変わっている。
一体どんな理由で変わったんだろう?特にモデルチェンジしたとか商用タイプ(バン)が追加になったとかというわけでも無さそうなんだけど???