暖かかったなぁ!

今日の札幌は予報通りに良い天気となり、気温も12時過ぎに17.7度まで上がって今年一番の暖かさとなった。
仕事で午後から大通公園付近に行ったので公園を横切ったら日向ぼっこをしている人が多少いた。
一昨日までは寒くて、今朝もコートを着ていたのだけど、昼間は上着のみでも寒くなかったので、ようやく春が来たという感じ。
予報では明日も暖かいらしいけど、明後日からはまた天気が崩れて気温も下がる見込み。
なんで週末とか休みになると行楽に向かない天気になるかなぁ。

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次期フィットの燃費が凄いらしい・・・・・・

ホンダのコンパクトカーである「フィット」は前回のフルモデルチェンジ(FMC)をしてから今年で6年目となり、今年の秋(9月というのが有力)に3代目が発売となる見込み。
モデル末期となる今でこそ販売台数は4位と日産ノートの後塵を拝しているが、去年までは(ハイブリッド専用車の)プリウス・アクアに続いて3位の座にいたホンダの主力車種だ。
現行のモデルも悪いとは思わないが、やはり燃費の数字だけを見るとハイブリッドのプリウス・アクアには遠く及ばないし、純ガソリン車であるノートがアイドリングストップ付きのグレードで25.2Km/Lなのに対し、フィットは1.3Gで21.0Km/Lと低く分が悪い。
なので次期フィットは燃費でクラストップを狙い、ガソリン車にもアイドリングストップを装着して26.5Km/Lになるという予想もある。
この数字はクラストップというだけでなく、現行のフィットハイブリッドの26.4Km/Lをも上回るものだ。
もちろんハイブリッドはこれを上回る燃費を狙い、複数のメディアで現在国産車で最高の燃費を誇るアクアの35.4Km/Lを上回る36Km/L台を達成してくるのではないと予想されている(一部のメディアでは36.5Km/Lという予想もある)。
そうなればもちろんトヨタも対抗上アクアの燃費を引き上げてくるだろうが(事実トヨタの役員からはそれを匂わせる発言が出ている)、その差は今までよりもずっと小さくなるであろうことは簡単に予想できる。
現行のフィットはガソリン車とハイブリッド車の燃費の差が5.4Km/Lしかないが、これが10Km/Lまで広がるということなら車体価格の差次第ではあるが、5年程度のスパンで元が取れるようになるかも?
現在ホンダで最も燃費が良いのはハイブリッド専用車のインサイト1.3だが、新型フィットが出たら立場がなくなるんじゃないかな?
来月(6月)にはハイブリッド専用車である新型アコードも発表になりそうだから、しばらくの間ホンダからは目が離せないかも。

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トヨタの「EASS」

今でこそ停車中の自動車のアイドリングを停止する所謂「アイドリングストップ」システムが普及しているけど、昔は一部のバスで採用されるにとどまっていた。
そんなシステムが1973年のオイルショック前後にはトヨタのクラウンにオプション装備として設定されていたことはあまり知られていないと思う。
設定されていたのは4代目クラウン(くじらクラウン)で「エンジンオートマチックストップアンドスタートシステム(EASS)」という名前だった。
装着可能だったのは東京地区限定で、しかもAT車のみだったのでそれほど普及したとは言えないと思う。
このEASSの動作条件は結構厳しく、
・停車時の斜度が2度未満(雑誌「月間自家用車」の試乗記ではブレーキを離すと転がる坂では動作しなかったとのこと)
・消費電力の大きい装置(ヘッドライト、エアコン等)を使用していないこと
などがあり、実質的に夜間や夏季は使えないのも普及しなかった原因の一つかと(装着できるのが当時普及率の低かったAT車限定というのも原因だろう)。
現在の車のアイドリングストップはエンジンが暖まってしまえばあまり制限無く動作することを考えると、当時のシステムはまだまだ実用的では無かったのだろうが、市販車にあまり先進的な装備を付けないトヨタがやったのは面白い。
燃料を節約すると同時に大気汚染対策としても有効と思える装備だったが、周辺技術(バッテリーやセルモーター等)が追いついていなかったということか。
だとしても今から40年も前に乗用車に装備出来たというのは今思うと凄いことではないだろうか?

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