以前から自動車雑誌等で噂になっていた日産のフラッグシップ「シーマ」の復活が正式に日産から発表された(発売は5/21)。
「フーガハイブリッド(HV)」をベースにホイールベースを3,050mmに延ばし、後席のスペースを拡大していて、後席のニースペースはライバルに当るレクサスのLS600hL(ホイールベース3,090mm)よりも余裕があるとのこと。
エンジンは3.5LのV6で1モーター2クラッチを組み合わせたHVなので、条件によっては時速100Kmで走行中でもエンジンを止めモーターのみでの走行も可能。
システム出力は先代シーマ(4.5LのV8エンジン搭載)の280馬力を上回る364馬力と動力性能で上回る(ただし先代は自主規制のために敢えて出力の数値を抑えていた)。
HVと言うことで気になる燃費はJC08モードで16.6Km/Lと少し以前のコンパクトカー並みで、先代シーマの約2倍(ベースとなったフーガHVは19Km/L)。
ライバルのLS600hが12.2Km/L(10・15モード値)なので、これを大きく上回っている。
これで価格はベースグレードが735万円、VIPが787万5千円、VIP Gが840万円とLS600hに比べ大幅に安価でお買い得となっている(LS600hは最も安いグレードでも1千万円、最も高価なグレードに至っては1,550万円)。
ちなみに燃費基準等の条件を満たしているので、エコカー補助金及びエコカー減税の対象になっている。
まぁ、こんな高額な買い物をする人はあまり気にしないと思うけど(笑)。