スズキはインドで生産する新型コンパクトカー「バレーノ」の国内販売を正式に発表し順次発売する。
「バレーノ」は同社の「スイフト」の上位にあたるコンパクトカーで、サイズは「スイフト」(3,850mm x 1,695mm x 1,510mm)より少々大きい3,995mm x 1,745mm x 1,470mmで、幅が1,700mmを超えるので3ナンバー登録となる。
エンジンは4気筒1.2LのNAエンジン(K12C)と3気筒1Lターボエンジン(K10C)の2種類が用意され、ミッションはNAエンジンにはCVT、ターボエンジンには6速ATが組み合わされ、駆動方式は2WD(FF)のみとなる。
グレードは3気筒の1Lターボエンジンを搭載する”XT”と4気筒1.2Lエンジンを搭載する”XG”の2グレード。
今回日本市場に初めて投入される3気筒の1Lターボエンジン”K10C”は同社としては初のダウンサイジングターボエンジンで、1Lの排気量ながら最高出力82Kw(111PS)/5,500、
最大トルク160N・m(16.3kg・m)/1,500-4,000とトルクは1.6LクラスのNAエンジン並み。
このエンジンで1tを切る(950Kg)軽量な車体を走らせることになるので、なかなか走りは良さそう。
昨今注目される燃費は1Lターボ搭載の”XT”が20Km/L、1.2LNAエンジンの”XG”が24.6Km/Lとなっている。
価格はターボエンジン搭載の”XT”(5月発売予定)が1,617,840円(税抜き1,498,000円)、NAの”XG”が1,414,800円(税抜き1,310,000円)となっている。