Zマウントの廉価版ねぇ、、、

Nikonが昨年発売したミラーレス一眼の廉価版を出すという記事が一部の新聞に掲載された。
Zマウントを普及させるには廉価版のボディが必要だというのは当然なんだけど、どのような機種になるのかはまだまだ不明。
記事には10万円台の価格になるだろうということと、同じ仕様のレンズが使えるということくらいしか書かれていない。
現行モデルの「Z7/Z6」同様なデザインでペンタ部のあるEVF付きモデルになるのか?
そもそもセンサーサイズはFXなのかDXなのか?
いろいろと不明点はあるが、ネット上では様々な予想や希望が錯綜している。
そもそもNikonが何故廉価版を出すのか言う点から不明なんだけど、これがもしも「スマートフォンユーザーを取り込む」ということであれば、10万円台という価格はレンズ込みの価格でなければいけないし、20万円に近い価格でも高すぎると思う。
現行のレフ機のエントリークラス(D3500)が、ダブルズームキットで6万円台、一つ上のクラスのD5600もダブルズームキットで7万円台なので、それよりもはるかに高いと売れないだろう。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ニコン D3500 ダブルズームキット
価格:64100円(税込、送料無料) (2019/6/19時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ニコン D5600 ダブルズームキット
価格:76800円(税込、送料無料) (2019/6/19時点)

とはいえ、Zマウントに安価なレンズが無い現状ではその価格帯は無理だろう。
ボディのみでも10万円台前半に抑えなければ出す意味は無い(もう少し出せばZ6が買えてしまう)。
そうなると現行のモデルとはなんらかの差別化したうえで価格を大幅に下げたモデルとしなければならないと思う。
ターゲットユーザーが先に書いたような人たちだとすると、スマートフォン感覚で使え写りが遥かに良い(見栄えの良い)写真が撮れ、SNSへのアップロードも簡単に出来る様な製品が求められると思われる。
となると、ペンタ部がある現行モデルのようなものではなく、SONYの「α6400」のようなデザインでEVFは無し、液晶ディスプレイはタッチパネル付き、Wi-FiやBluetoothでスマートフォンと接続できて撮影やデータの編集もスマートフォンのアプリで出来るようなカメラ、ということになるのかな?
センサーサイズがFXフォーマットだと価格を抑えられなくなるだろうから、DXフォーマットにしてレンズもDX用に小型の便利ズームを開発してキットレンズにする。
このくらいしないと中途半端なモデルになって結局後が続かないということになってしまうのでは?
さらに一歩進めてスマートフォン機能も付けてしまうというのはどうだろう?
EFマウントを搭載したスマートフォンが発表されたことがあるが、それのZマウント版ということになる。
さすがにそこまではやらないか(汗)。

そうそう、操作をスマートフォンで行うなら、背面液晶も無くしてそこにスマートフォンがはまり込むようにすればさらにコストを落とせるかもしれないな。
SONYが発売していた「DSC-QX100」のようなコンセプトで、違うのはレンズ交換が可能というものというのも面白いかも。

←クリックしてくれると嬉しいです。
【広告】

コメントを残す