先日購入したThinkPad R31(2656-1WJ)のCPUを、同じMicro FC-PGAパッケージのCPUを採用しているFMV LIFEBOOK(612NUE/2)に入っていたCeleron1.2GHzに交換した。
ThinkPadのほうは保守マニュアル通りに分解したけど、FMVはマニュアルが無いので、CPUを外した手順をメモ。
このノートはキーボードを外すだけでCPUクーラーにアクセス出来るので結構楽。(正直言ってR31のほうが面倒だった)
基本だけど最初にACアダプタを外し、バッテリーも外し、念のためHDDも外しておく。
LCDを開き電源SWのあるパネルを外す。
次に、下の写真で示したキーボード固定用ビスを外す。
キーボードは手前側を支点にして持ち上げ、マザーボードと接続しているフィルムケーブルを抜くと外せる。
LCDのヒンジカバーのうち左側を外す。
ここまでするとCPUクーラーを外すことが出来るようになる。
CPUクーラーは下の写真で示す10本のネジで固定されているので、10本全てを外す。
ここまで外すとCPUが見えるので、ソケットの固定用スクリューを反時計回りに回すとCPUを抜けるようになる。
2 comments to this article
AFCA
on 2011 年 3 月 20 日 at 1:05 AM -
私もこの機種のCPU交換に挑戦しようと思います。写真入りでとてもわかりやすかったですありがとうございました。でもこの機種に対応しているCPUの情報が少ないので・・・
tan
on 2011 年 3 月 20 日 at 2:12 AM -
>AFCAさん
コメントありがとうございます。
この機種のCPUはFSBが133MHzのMobile Celeronの1.2GHzで、私のに入っていたCPUのS-Specは「SL63Z」でした。
換装可能なCPUは同じFSBが133MHzのMobile CeleronもしくはMobile Pentium3で、Celeronの場合当初入っている1.2GHzより高いクロックのものは1.33GHzのものしかなく、S-Specは「SL68J」「SL6HA」のどちらかになります(ヤフオクに「SL6HA」が一個出てました)。
またMobile Pentium3はIntelのサイト(CPUスペックファインダー)によれば1.2GHzより上のクロックは1.26GHzもしくは1.33GHzのものがあります。
どちらのCPUも昨年頃まででしたらヤフオクで結構見かけたのですが、今日(2011/03/20)現在ではあまり見られなくなっていますね。
「http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m86797449」にMobile Pentium3の1.2GHzが出ていて写真もありますので外見等(特に裏側)の参考になさってください。