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日産がEV「リーフ」を値下げ

日産は電気自動車(EV)の「リーフ」全グレードを対象に値下げを行った。
最も安い”S”グレードの価格は消費税が8%になっても税込みで2,872,800円となり、値下げ前の価格3,062,850(消費税5%込み)よりも安価となる。
最も上のグレードとなる“Gエアロスタイル”でも値下げ後の価格は税込み3,927,960円で、値下げ前の税込価格4,088,700円より下がることになる。
消費税が上がるこの時期に値下げをすることでEVの普及に弾みをつけたいというところか。

札幌市内でも時折見かける「リーフ」は、僅かながらタクシーにも採用されている(石狩のダイコク交通で採用)。
私もリーフには興味があるが、いかんせん広い道内での移動を考えると航続距離の短い(と言っても初期型よりは伸びてはいるが)点で選択肢には入ってこない。
やはり満充電でガソリン車並の航続距離(400Km程度)は走ってくれないと不安で遠出には使えない(現在の228Kmという航続距離では札幌から帯広までも走れない)。
一度日産のディーラーでそのことを話したら、
「遠出のときはレンタカーをご利用になって下さい。それが日産としてのスタンスです。」
と言われたことがある。
この時は売っているほうも近距離用と割り切っている車だということが良く判ったよ。

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日産が北米でリコールを発表、対象となるのは100万台以上

日産はアメリカ及びカナダを中心に乗用車など複数の車種合計105万3479台をリコールすると発表した。
リコールの内容は助手席エアバッグが正しく作動しない可能性があるということで、原因はソフトウエア上の不具合とのことで、助手席に人が座っていてもそのことが認識されずに、エアバッグが作動しない恐れがあるというもの。

リコールの対象となるのは「アルティマ」(元々はブルーバードベースだったが現行モデルは北米専用)、「セントラ」(元々はサニーだったが現行モデルはシルフィ)、「パスファインダー」(元々はテラノだったが現行モデルは輸出専用)の2013─14年モデル、2013─14年製の「リーフ」、「インフィニティ」の複数車種の2013-14年モデル、2013年製の「NV200」。
この内「アルティマ」「セントラ」「パスファインダー」の3車種はモデルチェンジが同じ2012年で、対象となるのが翌2013年以降のモデルと言うことは、この年に採用されたソフトウェアに共通の不具合があったのだろうか。
今回は北米向けが対象だけど、日本でも売っている「セントラ(シルフィ)」や「リーフ」「NV200(NV200バネット)」は大丈夫なのかなぁ?

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日産「ジューク」のマイナーチェンジ版を発表

日産が小型クロスオーバーSUV「ジューク」のマイナーチェンジ版をジュネーブショーで発表した。
直前に公開されたテザー画像で判明していたようにフロントマスクの意匠が変更され、特徴的なライト類のデザインが変わったことが明らかになった。
これら外観も変更もあるが、今回のマイナーチェンジ最も大きく変更されたのはパワートレインだ。
今回発表された新しいモデルには今までの1.6LのNAエンジン(ヨーロッパ仕様は1.6Lエンジンなので)に代えて直列3気筒1.2Lターボエンジン「DIG-T」を搭載している(所謂ダウンサイジングターボか)。
スペックは最大出力115ps、最大トルク19.4kgmを発生し、アイドリングストップの効果もあり、欧州複合モード燃費は18.2km/Lとなっている。
このエンジンが日本仕様にも搭載されるかは現時点では発表されていないが、可能性としては考えられる。
とはいえ日本で3気筒エンジンが受け入れられるかなぁ?

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日産が新型軽自動車「デイズ・ルークス」を発表

日産は三菱自動車と共同で設立したNMKVが開発した軽自動車第二弾となる「デイズ・ルークス」を発表した。
かねてから流れていた情報の通りカテゴリー的には超ハイト系ワゴンとなり、ライバルはホンダ「N-BOX」スズキ「スペーシア」ダイハツ「タント」となる。
月間販売目標は5千台と控えめで、日産はこの分野でトップを取ることには興味が無さそうだ。
スペックを見ても控えめで注目される燃費はNAのFFで26.0Km/L(免税対象)、ターボのFFで22.2Km/L(50%減税対象)とクラストップの「スペーシア」(NAのFFで29.0Km/L、ターボのFFで26.0Km/L)に及ばない。
この点に関して開発担当者は「お客様の関心のひとつは、(自然吸気モデルで)免税になるかどうかにある。そこにはしっかり対応した」と話しているが、反対に言うと「そこまでしか出来なかった」と言うことか。
しかも日産のNAエンジンは他社より出力もトルクも1割前後小さいので、重くなったボディを走らせるには少々力不足かも。
ということはターボエンジン搭載車を選ぶことになるが、そちらの燃費はクラス最低レベルとなる。
まだ実車を見たわけでは無いので内部の広さや内装の質感等はわからないが、現時点で積極的にこの車を選ぶ理由は見当たらない。
別にこの「デイズ・ルークス」が悪いと言うわけでは無く、ライバルのほうが魅力的だということだ。
同じことが第一弾で発売された「デイズ」と三菱の「EK」にも言え、両方とも今までの両社の軽自動車より売れているとはいえ、上位3社にはまだまだ敵わない状況だ。
スズキの「ハスラー」のように消費者を「あっ!」と言わせる車は開発できないものなんだろうな。

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新型「エクストレイル」を正式発表

日産自動車はミドルクラスSUVの「エクストレイル」の新型を正式に発表した。
発売は12/16の予定。
今回のフルモデルチェンジでは外観のデザインが大幅に変更され、初代と二代目のような角張ったデザインから一転して(特にフロント部分が)丸みを帯びたデザインになっている(Cピラー辺りに二代目の名残があるかな)。
大きく変わったのはデザインだけでなく、二代目までには無かった3列シート車(7人乗り)が追加されているのも大きな変更点だ。
これは日産としては3列シートの設定があったサファリ以来ということになる。
またクリーンディーゼル搭載グレードが無くなり、ハイブリッド搭載モデルが後に追加される予定があるとか。
クリーンディーゼル搭載グレードは当面旧型となる現行モデル(20GT及び20GT s)が併売されることになっている。

グレード構成を見ると相変わらず2WD車(FF)が存在していて「格好だけオフロードっぽいSUV」は健在(笑)。
価格は2,249,100円(20X FF)から2,797,200円(20X エクストリーマーX “エマージェンシーブレーキ パッケージ” 3列シート)までで、月間販売目標は2,500台。

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日産が新型スカイラインを発表した・・・

日産自動車は昨日11/11に新型となる13代目「スカイライン」(V37型)を発表した。
発売は2014年2月の予定。
新型の特徴はパワートレインがVQ35エンジンをベースにした1モーター2クラッチのハイブリッドシステムのみになることと、量産車世界初のステアリングバイワイヤー技術である“ダイレクトアダブティブステアリング”を装備することか。
ハイブリッドシステムは基本的にフーガハイブリッドのものと同じで多少セッティングが異なるとのこと。
さすがにハイブリッドなので燃費は2WDで17.8Km/L~18.4Km/L(車重が1760Kg以下の場合)、4WDで16.8Km/L~17.0Km/L(車重が1870Kg以下の場合)とこのクラスの車としては優秀で全グレードで免税対象となる。
販売のメインである北米ではガソリンエンジン搭載モデルもG50として販売するが、日本ではハイブリッドのみでガソリンエンジン車は現行のV36型を並行販売するとのこと。

V35型以降日本国内での販売が思わしくないスカイラインだけど、今度のモデルもどうだろうなぁ?
個人的には魅力を感じないねぇ、、、

そうそう、今度のスカイラインは「NISSAN」のエンブレムが無くなり、北米で展開中の高級車ブランドである「インフィニティ」のエンブレムになるのが最大の特徴かも(笑)。

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日産が「エクストレイル」新型を発表

日産が同社の最量販SUVである「エクストレイル」の新型を発表した。
これまでの無骨なイメージのデザインから一転して洗練されたデザインに変更されたのが印象的。
売れた初代からイメージを引き継いだ二代目へのモデルチェンジは上手くいったが、今回のデザインの大幅な変更が吉と出るか凶と出るか興味深い。

販売台数を調べると、今年上半期の売り上げ台数が前年比80%強、7月と8月もそれぞれ83.0%と92.1%と前年を下回っていたが新型の(デザインを含む)情報が雑誌等に出回り始めた後の9月の販売台数は対前年比124.1%と大幅に増えているのが面白い。
これにはモデル末期&決算期ということで販売店が値引き等を頑張って(メーカーからの奨励金も多くなったのかな?)売れたということもあるだろうが、新型のデザインが気に入らず駆け込みで現行のモデルを買いに走った人がいたことも考えられる。
今回発表された新型が実際に発売されるのは12月なので、それまでの販売台数がどうなるのか?新型の売れ行きがどうなるのか?どちらも興味深いねぇ。

デザイン以外の変更点も多いが、今回のモデルはガソリンエンジン車が最初に発売され、一年後を目処にハイブリッド車が設定されるが、現行モデルにあるクリーンディーゼルエンジンは搭載されないとのこと。
やはりあのエンジンはコストが掛かりすぎて2Lのガソリンエンジン車に比べて車体価格が70万円程度高かったのがネックだったか。

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次期「GT-R」はハイブリッドか?

海外のサイトで日産の次期「GT-R」はウィリアムズとの共同開発によるハイブリッドシステムを採用する(可能性がある)との記事が書かれている。
これには日産のモータースポーツ部門を担当するNISMOがウィリアムズの子会社と高性能市販車の開発で協力すると発表したことが影響していると思われる。
まぁホンダの次期「NSX」は3モータータイプのハイブリッドになることは発表されているし、ポルシェも918のようなハイブリッドモデルを発表しているし、時代はスーパースポーツもハイブリッド化する方向へ進んでいると言えよう。

次期型の「GT-R」は2015年秋にも発表されると予測されている。

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ジュークRが市販される!?

昨年欧州日産が製作した「ジュークR」が市販されることが決まったらしい。
「ジュークR」は日産の小型SUV(?)である「ジューク」にスーパースポーツ「GT-R」のエンジンと駆動系を移植した冗談のような車で、発表された当初は欧州日産がプロモーション用に特別に製作したモデルで、壮大な冗談かと思われていた。
ところが先日欧州日産が限定生産することを発表し、既にオーダーが入っている3台を夏に納車することも合わせて発表された。
さらにアメリカ日産の副社長が「アメリカでの価格は59万ドル(1ドル78円で計算すると約4600万円)程度」とうっかり発言(笑)して価格が明らかにされてしまった。
ベースとなるジュークの16GT FOURの価格が245.2万円なので、それに比べると18倍以上の価格となる。
欧州日産ではさらに追加での注文を受け付けると言うことなので、この金額を出せる人は注文してみるのも一興かと(笑)。

それにしてもあの短い車体(&ホイールベース)に545psもの出力(16GTは190ps)のエンジンを入れてしまったのだから、本家のGT-Rと比べるとかなりじゃじゃ馬なんじゃなかろうか?(流石に車体幅はベース車+145mmの1910mmと拡大されている)。

ちなみに国産車で4600万円を超えて市販されたのはホンダが2005年にSUPER GTのホモロゲーション取得用に生産販売した「NSX-R GT」(5000万円)の1台のみらしく、このジュークRが国内で販売されればそれに次ぐ高価車両ということになる(レクサスLF-Aのニュルパッケージですら4500万円弱)。
現在は国内でこのジュークRを販売する予定は無いらしいけど、日産本社での扱いがされるようになれば面白いことになるかも?(笑)

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日産「シーマ」復活!

以前から自動車雑誌等で噂になっていた日産のフラッグシップ「シーマ」の復活が正式に日産から発表された(発売は5/21)。
「フーガハイブリッド(HV)」をベースにホイールベースを3,050mmに延ばし、後席のスペースを拡大していて、後席のニースペースはライバルに当るレクサスのLS600hL(ホイールベース3,090mm)よりも余裕があるとのこと。
エンジンは3.5LのV6で1モーター2クラッチを組み合わせたHVなので、条件によっては時速100Kmで走行中でもエンジンを止めモーターのみでの走行も可能。
システム出力は先代シーマ(4.5LのV8エンジン搭載)の280馬力を上回る364馬力と動力性能で上回る(ただし先代は自主規制のために敢えて出力の数値を抑えていた)。
HVと言うことで気になる燃費はJC08モードで16.6Km/Lと少し以前のコンパクトカー並みで、先代シーマの約2倍(ベースとなったフーガHVは19Km/L)。
ライバルのLS600hが12.2Km/L(10・15モード値)なので、これを大きく上回っている。
これで価格はベースグレードが735万円、VIPが787万5千円、VIP Gが840万円とLS600hに比べ大幅に安価でお買い得となっている(LS600hは最も安いグレードでも1千万円、最も高価なグレードに至っては1,550万円)。

ちなみに燃費基準等の条件を満たしているので、エコカー補助金及びエコカー減税の対象になっている。
まぁ、こんな高額な買い物をする人はあまり気にしないと思うけど(笑)。

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