日産が「エクストレイル」新型を発表

日産が同社の最量販SUVである「エクストレイル」の新型を発表した。
これまでの無骨なイメージのデザインから一転して洗練されたデザインに変更されたのが印象的。
売れた初代からイメージを引き継いだ二代目へのモデルチェンジは上手くいったが、今回のデザインの大幅な変更が吉と出るか凶と出るか興味深い。

販売台数を調べると、今年上半期の売り上げ台数が前年比80%強、7月と8月もそれぞれ83.0%と92.1%と前年を下回っていたが新型の(デザインを含む)情報が雑誌等に出回り始めた後の9月の販売台数は対前年比124.1%と大幅に増えているのが面白い。
これにはモデル末期&決算期ということで販売店が値引き等を頑張って(メーカーからの奨励金も多くなったのかな?)売れたということもあるだろうが、新型のデザインが気に入らず駆け込みで現行のモデルを買いに走った人がいたことも考えられる。
今回発表された新型が実際に発売されるのは12月なので、それまでの販売台数がどうなるのか?新型の売れ行きがどうなるのか?どちらも興味深いねぇ。

デザイン以外の変更点も多いが、今回のモデルはガソリンエンジン車が最初に発売され、一年後を目処にハイブリッド車が設定されるが、現行モデルにあるクリーンディーゼルエンジンは搭載されないとのこと。
やはりあのエンジンはコストが掛かりすぎて2Lのガソリンエンジン車に比べて車体価格が70万円程度高かったのがネックだったか。

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