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新車のR32「GT-R」があったって?!

昨日12/11に開催された「ニスモフェスティバル」に神奈川県の中古車店が出品した車が凄い。
なんと走行僅か10Kmで未登録の「スカイラインGT-R(R32)」。
しかも1994年12月に販売を終了する10か月前の同年2月に発売された「VSpecII」の中でも超レアな「N1」!。
一体何台生産されたんだ、このモデル?
製造されて22年が経過しているので、油脂やゴム製品は劣化が進んでいるから全てを交換しないとまともに動かないような・・・
というか、その辺は定期的に整備しているのかな?

中古車検索サイトのcarsensor.netで探してもこのモデルは皆無で、せいぜいベースとなった「VSpevII」があるくらい。
その「VSpecII」の走行1.7万Kmの個体で880万円と新車時価格を350万円も上回るプライスタグが付けられているくらいだから、今回出品された個体にはいったいいくらの値段が付けられるのだろう?
出品者側でも値付けが難しいと言っているが、そりゃぁそうだろうなぁ、、、
過去の記録等を見ると2000万円以上でもおかしくないとか?

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日産が「サニー」の生産を終了すると発表

日産の「サニー」というと古くはトヨタの「カローラ」と「CS戦争」と呼ばれる販売合戦を行った車。
この「サニー」の生産を終了すると発表された。
「あれ?とっくに終わっているのでは?」
と思った人もいるだろうけど、それは正解。
日本での「サニー」の生産と販売は2004年で終了しており、今回は発表されたのはメキシコで1992年から生産されている「サニー(現地名”ツル”)」の生産。
メキシコではこのモデルが24年間の長きに渡って生産されていたが、それも終わるということになった。
一つの時代の終わりなのかなぁ?

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日産の「ノート」が11月の販売台数で首位になった

11月の登録車及び軽自動車の販売台数が発表された。
それによると登録車の販売台数トップはマイナーチェンジ&ハイブリッドグレードを追加した日産の「ノート」。
販売台数は前年同月比144.4%増の15,784台で、これは軽自動車トップのホンダ「N-BOX」の14,813台をも上回っている。
「ノート」がトップに立つのは初めてで、現行に切り替わって以降の最高順位(登録車中)は新型に切り替わった直後の2012/9~2013/3と2013/7-8の3位。
11月に追加したシリーズハイブリッドの「e-Power」が好調で、販売台数の7-8割を占めているそうな。
やはり日本人にとって「ハイブリッド」という単語は魅力的なんだなぁ。

2016年11月販売台数ランキング(※:軽自動車)
順位 メーカー 車名   台数   前年同月比(%)
1  日産   ノート   15,784   244.4
2  ホンダ  N-BOX  14,813   105.5 ※
3  トヨタ   プリウス   13,333   221.4
4  ダイハツ  ムーヴ  13,201   168.7 ※
5  トヨタ   アクア   12,409   81.4
6  トヨタ   シエンタ   11,608   113.7
7  ホンダ   フリード   10,445   362.4
8  ダイハツ  タント  10,279   93.8 ※
9  トヨタ   ヴォクシー   8,878   100.2
10  日産  デイズ  7,705   72.0 ※
11  日産   セレナ   7,293   191.8
12  スズキ  アルト  7,237   95.8 ※
13  ホンダ  N-WGN  6,736   102.1 ※
14  トヨタ   カローラ   6,546   77.5
15  スズキ  ハスラー  6,368   111.7 ※
16  ホンダ   フィット   6,333   86.5
17  スズキ  スペーシア  5,970   105.7 ※
18  スズキ  ワゴンR  5,825   83.6 ※
19  トヨタ   ノア   5,750   122.9
20  トヨタ   ヴェルファイア   5,609   151.8
21  ダイハツ  ミラ  5,241   79.2 ※
22  トヨタ   パッソ   5,164   150.8
23  トヨタ   ヴィッツ   5,145   85.1
24  マツダ   デミオ   5,044   111.1
25  ホンダ   ヴェゼル   4,591   89.5
26  トヨタ   ハリアー   4,461   105.2
27  スズキ   ソリオ   4,449   103.2
28  三菱  eK  4,405   146.2 ※
29  ダイハツ  キャスト  4,368   47.6 ※
30  トヨタ   アルファード   3,856   114.3
31  スバル   インプレッサ   3,552   94.3
32  ホンダ   ステップワゴン   3,347   82.2
33  日産   エクストレイル   3,313   87.2
34  スバル   フォレスター   3,299   143.7
35  トヨタ   クラウン   3,290   66.5
36  トヨタ   エスクァイア   3,191   89.7
37  ダイハツ  ウェイク  2,992   124.6 ※
38  ホンダ   シャトル   2,775   68.9
39  トヨタ   タンク   2,663   (28-11)
40  トヨタ   ルーミー   2,575   (28-11)

出典:一般社団法人 日本自動車販売協会連合会、一般社団法人 全国軽自動車協会連合会

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日産が「ノート」にハイブリッドを追加し発売

日産自動車が以前から噂のあった「ノート」のハイブリッドを発売した。
同社の「セレナ」に搭載するハイブリッドシステムとは全く異なる「e-POWER」を搭載したモデル。
以前も当ブログで記事にしたことがあるが。「e-POWER」はエンジンで発電した電力を使ってモーターで走行する仕組み。
エンジンの出力軸は駆動系にはつながっておらず純粋に発電専用となる。
そのため必要な電力を発生させるのに最適の回転数となるように制御され、アクセルの踏み加減による無駄なガソリンの消費を抑えられ結果的に燃費が向上するということだ。
その燃費は最廉価グレードの「e-POWER S」が37.2Km/L、売れ筋の「e-POWER X」と豪華装備の「e-POWER MEDALIST」が34.0Km/Lと発表されている。
これはトヨタ「アクア」(33.8Km/L~37.0Km/L)を上回るが、「プリウス」(37.2Km/L~40.8Km/L:2WD車)には及ばない。
「プリウス」の40.8Km/Lは”燃費スペシャル”とも言うべき”E”グレードだけなんだけど、「ノート」も最廉価グレードだけが37.2Km/Lなので同じことかと。
価格は安いほうから「e-POWER S」177万2280円「e-POWER X」195万9120円「e-POWER MEDALIST」224万4240円と、売れ筋の「e-POWER X」は200万円を切ってきた。
これはライバルとなる「アクア」と同程度で、今後同クラスの販売合戦が見ものかと。

気になるのは走行モード「e-POWER Drive」での走行時はアクセルペダルを離すとかなり強力な回生ブレーキがかかり、ブレーキを踏まずに減速が出来るとなっているが、この時に制動灯(ブレーキランプ)は点灯するのか?ということ。
通常の車だとブレーキペダルを踏まないと点灯しないが、踏んだ時と同じくらいの減速をするのであれば点灯させないと後続車にとって危険では無いかと。
まぁ点灯するようになっているとは思うけどねぇ・・・
と思って調べてみたら、法規上で減速Gが0.1G以上になる場合は点灯させなくてはならず、「e-POWER Drive」では走行時の最大減速Gがおよそ0.15Gにも及ぶので法規上の点灯条件になる場合には点灯させる仕組みになっているとのこと。
なるほどねぇ、、、

機会があれば一度試乗してモーターでの走行フィーリングを味わってみたいな。

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「マーチ」が3ナンバーって、無いわ―。

日産がパリモーターショーで披露した「マイクラGen5」。
「マイクラ」とは言うまでも無く「マーチ」の欧州での車名だ。
つまり「マイクラGen5」は次期「マーチ」(五代目)ということになるのだろう。

現行の「マーチ」はタイで生産され日本に輸入されているが、はっきり言って全く魅力が無い。
先代(K12型)の「マーチ」に乗っていたが、フルモデルチェンジした際には非常にがっかりした。
販売的にも失敗と言って良いほど売れておらず、たまに見かけるのもレンタカーであることが多い(一般ユーザーは買っていない)。
この原因はタイ工場での生産で質感が低いということもあるが、基本的に日産が日本市場を軽視しているためだろう。
デザイン的にもそれまでは前のモデルとは異なるデザインテイストを提案していたのが、現行モデルでは先代モデルの手直し程度にしか見えず、新しさが感じられなかった。
そこで今回披露された「マイクラGen5」は現行とは全く異なるアプローチを見せているので期待出来そうな感じはする。
ところが、サイズが大きくなってしまい幅はなんと1,743mmもあって日本では普通乗用(所謂3ナンバー)になってしまう。
コンパクトカーなのに3ナンバーって、、、同社の「ノート」よりも全長は短いものの幅が上回ってしまうという状況になってしまう・・・
フランスのルノーの工場で生産され、欧州では来年にも発売予定だと言うことだけど、このままのサイズだったら日本では今まで以上に売れないことになりそう。
もしかして日本向けには出すつもりは無いということなのかな?

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日産の「ノート」は11/2にマイナーチェンジの予定だとか

日産の「ノート」が11/2にマイナーチェンジを受け、外観等が若干の変更となるらしい。
加えて日産としては初のストロングハイブリッドが追加されることになる予定。
採用されるハイブリッドシステムは「e-Power」と呼ばれ、駆動は全てモーターで行いエンジンは発電専用となる。
「ノート」に搭載されるモーターは同社の電気自動車「リーフ」と同じモーターで、発電用エンジンは直列3気筒の1.2L(「ノート」に搭載されているエンジンを改良した物)。
駆動にエンジンを使わないので効率の良い回転域のみを使って発電することが出来、発電して余った電気は搭載しているリチウムイオン電池に充電するため、走行中にもエンジンを停止することが可能。
メーカー公表の資料を見ると市街地走行中でもかなりの割合でエンジンが停止しているのが判る。
もちろん純粋なEVやプラグインハイブリッドに比べるとバッテリー容量が小さいのでエンジンを停止したままで走行できる距離は限られてしまうが、減速時には電力を回生してバッテリーに充電するので意外と効率は良さそう。
気になる燃費はプリウスの最も燃費の良いグレードを上回る40.5Km/L程度になるというから、これは期待出来るかも。
価格もガソリンエンジン仕様に比べて20万円程度高いだけと言うことらしいから、これは売れるんじゃないかな?
来年にはこの「e-Power」を売れ筋のミニバン「セレナ」にも搭載すると言うので、こちらも期待出来るかな。

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日産「セレナ」の「キャップレス給油口」

先月発表された日産の新型「セレナ」は日本初の自動運転機能(というのはちょっと語弊があるかもしれないが)が搭載されたことがニュースになった。
他にも地味だが日本初の装備として「キャップレス給油口」がある(国内生産される日本車では初)。
これは読んで字の如くキャップの無い給油口で、普段は蓋が内側からスプリングの力で閉まっていて、給油時に給油機の口を挿しこめば開くので給油時に人間がキャップの開け閉めをしなくて済む。
「キャップの開け閉めなんてそんな手間じゃ無いだろう」
とも思うが、キャップを触ることで手が汚れることを嫌う人がいたり、恐ろしいことに給油後にキャップを閉め忘れる人がいるらしいので、そういった人達にはありがたい装備だ。
そもそも何故キャップを閉め忘れるのかだけど、推測だが外したキャップをタイヤの上や給油機の上に置いたまま忘れてしまうとかなのだろうか?
閉め忘れたまま走行すると最悪燃料(ガソリン・軽油)が漏れ出し、場合によっては火災につながる危険性があるので、「キャップレス給油口」はそれを防ぐには非常に有効な装備だと言える。
また、「セレナ」に装備された「キャップレス給油口」を製造供給しているのは豊田合成という会社の製品。
名前の通りトヨタ系の部品メーカーで、その中でも大手の会社だ。
ライバルである筈の日産への供給を行うことで、トヨタ一社に頼る体質から脱却しようとしているのだろうか。
というか、そうでもしないと国内での自動車生産量が減っている状況では今後の発展が望めないと言うことなのだろうな。

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「GT-R NISMO」2017年モデルは1870万円

日産が世界に誇るスーパースポーツ「GT-R」のファクトリーチューンモデル「GT-R NISMO」の2017年モデルが発売になった。
ノーマルの「GT-R」に比べエンジン出力のアップ(600ps)や、サスペンションのチューニングが施されている。
価格は同じ日に発表されたホンダの「NSX」よりも500万円も安い1870万0200円。

いやいや、500万円って言ったら、一部の高級車(レクサスブランドの殆ど、トヨタの「クラウン」や「アルファード/ヴェルファイア」等の一部グレード)等を除く大半の国産車が買えてしまうんだよね(汗)。

うー、つまり、「NSX」を買うお金があれば、「GT-R NISMO」と普通の乗用車が買えてしまうってことだな(笑)。

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自動運転付きが7割

日産が昨日発表・発売したミニバン「セレナ」の新型の受注が好調のようだ。
発表前から販売店では予約を受け付けていて、新モデルのウリの一つである自動運転技術「プロパイロット」装着比率が7割にも達しているそうだ。
”自動運転”と銘打ってはいるが、高速道路上の単一車線内での車線維持と前車追従の速度調節の組み合わせで、決して人間の操作が必要無いと言うわけでは無い。
それでも国内初、ミニバンとしては世界初の技術ということで、日産はTVCM等で派手な広報活動をしている。
たしかに渋滞時等には便利なシステムであることは認めるに吝かでは無いが、政府の言う”自動運転”のレベル的にはまだまだ”2”の段階(完全自動運転は”4”)。
車線の認識も単眼カメラによるものなので、雪国等では除雪がちゃんとされていないと動作しない可能性が高い(高速道路は一般道よりも除雪体制がしっかりしているが、それでも車線が見えない時が結構ある)。
とはいえ、こんな”特殊事情”がある土地の住人は全国的に見ても少数派なので、大都会圏に住む多数の人にとっては考慮する必要が無いわけだ。
そんな人たちにとってはとてもありがたいシステムと見えるからこそこれだけの受注があるのだろうなぁ。
ただ、いくら車が自動でハンドル・ブレーキ・アクセルを操作すると言っても、運転者が何もしないで良いと言うわけでは無いということを忘れないで欲しいなぁ。

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自動運転車が1年以内に発売に・・・

一昨日(5/12)の日産の社長会見で、2016年度中に”自動運転システム”を搭載した乗用車を発売するとの発表があった。
”自動運転システム”と言ってもSFにあるような車に目的地をセットすると自動的にそこまで運んで貰えるというようなものではなく、高速道路の単一車線においてのみ機能する限定的なものだが、ハンドルもアクセルもブレーキも操作しないで車が走行するというもの。
これは現在でも一部の車に搭載されている”前車追従式クルーズコントロール”・”レーンキープアシスト”等を組み合わせてさらに進めて、一度セットすると渋滞だろうがなんだろうが人間が動作をキャンセルするまで自動で運転してくれるというもの。
このシステムを搭載する車種は明らかにされなかったが、事前に流れていた情報ではフルモデルチェンジが予定されている「セレナ」らしい。
きちんと動作してくれれば遠出をする時に重宝しそうなシステムだなぁ、でも冬季間は車線の判定が難しいから役に立たないかな?
あと気になるのは、このシステムに運転操作を任せっぱなしで運転車が寝てしまわないかな?ということ。
万が一の時のために運転車はいつでもハンドルを握る準備が出来ていなければならないから、寝るなんて論外なんだけど操作しなくて良くなると眠くなるよねぇ・・・
どうやって防ぐつもりなんだろう?

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