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「はやぶさ2」打ち上げ成功!

JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」は本日12/3の13時22分4秒に予定通りH2A26号機により打ち上げられ、約1時間47分21秒後にロケット本体からの切り離しが正常に行われ、打ち上げ成功となった。
今後は約一年後に地球フライバイを行う等したあとで2018年の夏に目的地となる小惑星「1999 JU3」に到着し、約一年半ほど「1999 JU3」近傍に留まり各種の観測及びサンプル採取を行い、2020年の冬に地球に帰還する予定となっている。
前回のミッションでは「はやぶさ」は地球との交信が途絶える等のトラブルを乗り越え、予定を大幅に超過する期間を掛けても無事に地球へサンプルを持ち帰った。
その時の様々な経験を活かして設計された「はやぶさ2」だけに予定通りにミッションを遂行してくれることを期待したい。

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昨夜も流星は観れず

昨日(22日)未明に極大を迎えることが予想されていたオリオン座流星郡は昨夜も流星が観測できる可能性があった。
私も夜半には外で空を眺めるつもりだったけど、帰宅時に見上げた空は雲に覆われていたのと、寒さのために断念して子供を寝かしつけると同時に寝てしまった(汗)。
これで今年の流星群で残るのは11/17-18のしし座流星群と12/14-15のふたご座流星群となった。
特にふたご座流星群は流れる数の多さがダントツ(1時間に50個~100個と予想)なので天気さえ良ければ期待できるんだけど、その頃は雪が積もっていて寒いので深夜の観測は辛いものがあるんだよな(汗)。

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昨夜はオリオン座流星群のピークだった

地球がハレー彗星の軌道を横切ることで流星が多数発生するオリオン座流星群のピークは昨夜遅くから今日の未明にかけてだった。
残念ながら札幌は一日中雲が空を覆っていて、深夜になっても同様だったので諦めて寝てしまった。
今朝起きると空が晴れていたのがなんか悔しい(笑)
今夜も流星が見えるかもしれないけど、深夜前後の予報は曇り・・・
まぁこの時期は北海道の日本海側はあまり天気が良くないからなぁ、、、でも、残念だ。

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昨夜の月食

2014/10/8の皆既月食

2014/10/8の皆既月食


昨夜は皆既月食が見られた。
心配していた天気もその時間には雲が切れ、札幌でも地球の影に入って上の写真のように赤銅色に光る月を見ることが出来た。
月の右側に見える小さい点は近くに見えていた天王星(およそ6等級)。

撮影データ
焦点距離 135mm(35mm換算で750mm相当)
F値 6.9
ISO感度 1600
シャッター速度 0.8秒
露出補正 なし
カメラ Canon PowerShot SX700 HS(コンパクトデジカメ)

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昨夜の月

今月の満月は11日で、満月時に近日点のすぐそばを通過したので非常に大きく見えたらしい。
昨夜は満月からちょっと時間が経っていたがそれでも大きく綺麗な月が見えていた。
先日コンデジを買い換えたので試しに撮ってみたのが下の写真。

8/13 0時過ぎの月。

8/13 0時過ぎの月。


光学ズームは最大の30倍(35mm換算で750mm相当)で、絞りはF8、シャッタースピードは1/200で手持ち撮影(ISO800)。
びっくりしたのは月に対してAFが効いたこと。
前に使っていたCASIOのEX-H15は月を撮影する場合はAFが効かなかったので、手動でフォーカスを無限遠に合わせていたがその手間が不要だった。
新しいカメラでもMFで無限遠に合わせても撮れるけど、そんな手間をかけずに撮れるのは嬉しいかも。

でもやっぱり三脚が欲しいなー。

Velbon 三脚 レバー式 EX-440 4段 小型 3Way雲台クイックシュー付き アルミ製 301482
B0053CEPQU

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流星が見えないなぁ

今夜はペルセウス流星群が観測できる筈なので、時々外に出ては空を見上げているが一個も見ることが出来ない。
満月(しかもスーパームーン)直後の月が煌々と光っているので空全体が明るいのと、札幌市街地の光が明るいのとで空が黒くないし、次第に雲が広がってきて全天の半分以上を覆ってしまっているので観測条件としてはかなり悪い。
夜半を過ぎて流星の個数は増えそうなものなんだけど、この分じゃあまり期待できそうも無いなぁ、、、

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今年のペルセウス座流星群は今日がピーク

毎年たくさんの流星が出現するペルセウス座流星群は今夜がピークとなる見込み。
今年は満月に近い(しかもスーパームーン)月が放射点近くに見えるために観測条件は良くないが、それでも明るい流星は見えると思われる。
札幌では月の出(19:22)よりも早く放射点が北北東の空に上るので、運が良ければ月が出る前に少しは流星が見られるかも。
流星の出現が増えるのは0時を廻ってからなので、その頃には放射点はほぼ北東の空の高度40度くらいの位置まで上り、月は南南東で同高度あたりに位置するので、観測する方向を工夫すれば月が邪魔にならずに観測できるかも。
子供が早くに寝てくれて、私が起きていられれば見ることが出来るかも?

「国立天文台 天文情報センター暦計算室 」

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アイソン彗星は消滅したらしい・・・

日本時間今日未明の近日点通過前に核が崩壊したと思われるアイソン彗星はその後の衛星による観測で見えなくなっていると報道されている。
近日点通過直後はNASAの太陽観測衛星でその姿が捉えられていたが、数時間後には見えなくなってしまったとのこと。
崩壊した核が近日点通過で太陽の熱により揮発成分の大部分を放出してしまって細かい塵や残骸になってしまい、太陽光を反射する部分が減少して結果的に大口径の望遠鏡でしか観測出来なくなってしまったと思われる。
肉眼でも観測可能になるかもしれないと言われていたが、その可能性は無くなってしまった。
12/4にはNHKスペシャルでISSから4Kカメラで撮影したアイソン彗星の姿を放映する予定だったが、こうなっては事前に撮影した映像しか流せなくなったかな?
またコンビニでは「アイソン彗星観測パック(380円)」なる商品が売られていたが、こうなっては売れないだろうな。
もっと大掛かりなのはJALが企画した
「チャーター機に乗って!アイソン彗星を空から眺めよう!」(http://www.jal.co.jp/domtour/ison/)
というツアーで、既に満席となっている。
実施可否の最終判断は12/3に行う予定で、彗星の崩壊や蒸発で観測不可能となった場合はツアー中止となり、その場合キャンセルフィーは発生しないとのこと。
このツアーも中止なんだろうな、やっぱり。

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アイソン彗星が消滅?

今世紀最大級の彗星として注目されていたアイソン彗星は日本時間の今日未明に近日点を通過し、太陽から離れる段階に入った。
NASAの発表では彗星の核が近日点通過前に崩壊していて、近日点通過後のアイソン彗星を確認できないとのことだ。
近日点通過で残りも融けてしまって崩壊している可能性がある。

http://spaceweather.com/
http://198.118.248.97/hotshots/index.html/
にあるSOHO衛星が捉えたアイソン彗星の連続画像では太陽(の裏側の近日点)に向かうアイソン彗星と太陽の裏側から出てくる残骸と思われるものが写っている。
写ってはいるものの近日点通過前に比べるとかなり暗くなっているので肉眼で観測できるかどうかは微妙かなぁ?
夜空に伸びる彗星の尾を見られると思っていたけどちょっと無理そうなので残念だ。

各地の天文台やSOHO衛星の運用をしているNASAでは
「アイソン彗星は?」
「たぶん、融けて蒸発してしまったのでは・・・」
なんて会話がなされていたりしてね(笑)

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