More from: 車

2.4LでV8ぃ?

ニュージーランドのシナジー社というところが日本のメーカーのエンジンを元に排気量2.4Lのエンジンを開発し販売しているとか。
http://www.synergypower.co.nz/
まぁそれだけなら話題にもならないんだけど、このエンジンは2.4Lの排気量ながらV型8気筒の形式だと言うのが珍しい。
一般的にこの排気量なら直列4気筒もしくは多くても直列6気筒で、わざわざパーツ数が増える8気筒にする意味が無い。
(過去には三菱に気筒辺りの排気量はほぼ同じ6A10型という1.6LのV6エンジンがあって同社のミラージュに搭載していたこともある)
ではなぜこのエンジンがV8なのかというと、実はカワサキのスーパースポーツバイク「ZX-12R(NINJA)」の直列4気筒1200ccのエンジンを二基合体させたから(笑)。
シリンダーブロックからヘッドまでを流用し、腰下(クランクケースやクランクシャフト)を新設計して製作されたものとのこと。
なので排気量は元のエンジンのちょうど2倍の2.4Lとなる。
で、さらに面白いのはJUN AUTOがこのエンジンをスバルの「BR-Z」に搭載してしまったこと(笑)。
車載状態でシャシダイナモによる計測で最高出力が367ps、最大トルクが27.4kgf・mを記録したとのこと。
エンジン一基当たりのスペックは最高出力が178psで最大トルクがトルク13.6kgf・mなので、単純に二倍した以上の数値を記録していることになる。
普通は二基合体させても二倍までは行かない(内部損失が増えるため)ので、なんらかのチューンアップをしているとも思われるが、それにしても凄い。
とはいえ元はバイク用のエンジンなので超高回転型となっており、最高出力の発生回転数は10,000rpmオーバーだとか。
低速側のトルクがどうなっているかだけど、普通にクラッチミートすると簡単にエンストしそうだね(汗)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

「カー・オブ・ザ・イヤー」の候補が10台に絞り込まれた

日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストを公表した。
今年の10ベストに選ばれたのは以下の10台。
・マツダ ロードスター
・ホンダ S660
・スズキ アルト
・ジャガー XE
・BMW 2シリーズ アクティブツアラー
・フィアット 500X
・テスラ モデルS P85D
・日産 エクストレイルHV
・トヨタ シエンタ
・スバル レガシィ アウトバック

うーん、やはり選考委員を務める”自動車評論家”とか”モータージャーナリスト”という人たちが考える”良い車”というのは消費者のそれとは結構乖離しているんだなぁ、というのが正直な感想。
上の10ベストの中で一般ユーザー向けで売れているのは「エクストレイルHV」「シエンタ」「アルト」の3車種程度。
他は需要の少ないスポーツカーだったり、高価な輸入車だったり、マニア受けの車だったりで一般向けとは言い難い。
でもなぁ、車好きな人なら選びそうな車ではある(笑)。
確かに技術的に優れていたりコンセプトが優れていたりするのかもしれないけど、実際に購入できる(経済面、実用面で)人は限られてくると思う。
大体現在「日本カー・オブ・ザ・イヤー」というものを選ぶ意味があるのか疑問だな。
受賞した車がいかに優れていようが消費者に受け入れられなければ意味が無いと思うんだけど?
そもそも消費者を無視して選ぶ賞だったりして(笑)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

55万5千円の軽トラック

ダイハツは「ハイゼット」発売55周年を記念して特別仕様車2モデルをを発売する。
一つは先日当ブログでも取り上げた「ゴールドエディション」で、車体色やゴールドの加飾が特徴。
もう一つは最も安価なグレード「スタンダード エアコン・パワステレス」からさらに装備を絞り込んだ(削ったとは違うのか?)「バリューエディション」。
この「バリューエディション」は価格が特徴で、ベースとなった「スタンダード エアコン・パワステレス」が60万5千円(2WD/MT)なのに対してさらに5万円も安い55万5千円と設定されている(価格はともに税抜き)。
この価格は言うまでも無く55周年に合わせたもの。
最も下位のグレードからさらに装備を削っているということで、削られた装備を見るとラジオが無くなっていたり、「大型インパネロアポケット(カード・ペンホルダー&パーティション付)」から「カード・ペンホルダー&パーティション」が無くなっていたりしている。
実際に走行に係わる部分で最も異なるのは4WDとATの設定が無いことだけど、積雪地や荒れ地での使用がなければ4WDは特に設定されなくても問題無いかも。
そもそもベースとなったのが「スタンダード エアコン・パワステレス」の中でも最も安価な2WDのMTモデルなのだから仕方が無い。
そのベース車ですらライバルのスズキ「キャリイ」(税抜き63万4千円)よりも安いのにさらに安くなったので、これは売れるんじゃぁないかなぁ?

これだけ安いと(置く場所さえ確保できれば)一台あっても良いかなぁ?(爆)

←クリックしてくれると嬉しいです。

トヨタ「RAV4」他を生産終了か?

トヨタは来年にかけて新型車を三車種程度発売する見込み。
ジャンル的にはコンパクトSUV(「ヴェゼル」対抗?)、コンパクトトールミニバン(「ソリオ」対抗?)、及びもう一車種と噂されている。
もう一車種はコンパクトカー「パッソ」をフルモデルチェンジするものかもしれない。
それにしてもただでさえ車種の多いトヨタがこれ以上増やしてどうするんだ?と思った人もいるかもしれないが、
「大丈夫ですよ、ちゃんと減らしますよ。」
というわけでも無いだろうが、来年にかけて複数の車種の生産を終了することになるらしい。
その内の一つがタイトルにも書いた「RAV4」らしい。
「RAV4」は初代が1994年に発売され、クロスオーバーSUVとして、また4WDシステムがセンターデフを持つ本格的な形式だったためモノコックボディながらある程度の悪路走破性を持っていて人気を呼んだ。
その後ホンダから同じクラスで車体が少し大きい「CR-V」が発売され、4WDシステムは簡易的なスタンバイ方式だったが低コストだったため価格帯が重なり、「RAV4」は販売面で苦労することになった。

2000年にデビューした二代目は北米市場を意識したためにボディが大型化し3ナンバーサイズとなった。
2005年登場の三代目はさらにボディが拡大し、全幅が1,815mmと最早小型SUVとは呼べなくなっている。
現在日本で販売されている「RAV4」はこの三代目で、世界の他の地域向けには2013年にデビューした四代目が販売されている(日本ではデザインを変えて「ハリアー」として販売中)。
今回生産中止が囁かれているのは恐らく日本向けの三代目だろう(北米や欧州では販売が好調)。
やはりクラウンよりも幅の広いSUVはセールス面で苦しく、大きいSUVが欲しい人は同社のランクルに行ってしまうだろうし、もう少し小さいのが欲しい人は日産の「エクストレイル」やホンダの「ヴェゼル」に手が出るのだろうではないだろうか。

日本一の自動車メーカーであるトヨタといえ売れない商品をずっと作り続けるのには無理があるというわけか。

←クリックしてくれると嬉しいです。

トヨタの「アル/ヴェル」に「ロイヤルラウンジ」追加

トヨタの高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」に最上級グレードとして「ロイヤルラウンジ」「ロイヤルラウンジSP」が追加される。
先代にも設定されていたが、今年1月にデビューした現行モデルにも追加されることになった。
開発はトヨタモデリスタインターナショナルで、通常モデルと同じ販売ルートで販売される。
先代から設定されるようになった「ロイヤルラウンジ」はあの大きくて広いボディの後部を二座席用としてとても広いスペースを確保。
シートもフル電動シートで非常にゆったりとしており、飛行機のファーストクラス並みと表現されるほど。
シート以外にも豪華装備が奢られ、まるで”移動するラウンジ”。
その分価格もなかなかで、先代モデル時は高くても800万円程度だったのが、今回は1300万円強から1500万円強となっている。
うーん、札幌なら中古で4LDKのマンションが買えるなぁ(笑)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

日産「リーフ」の航続距離が伸びた・・・

日産は100%電気自動車の「リーフ」を今月中にマイナーチェンジする。
このマイナーチェンジの一番の注目点は航続距離が現在の228Km(JC08モード)から280Km(社内計測値)に伸ばされること。

東京モーターショー2015で公開された新型は一部グレードの航続距離が280Kmに達し、「エマージェンシーブレーキ」及び車線逸脱回避支援の「LDW(車線逸脱警報)」を全車標準装備すると公表されている。
この新型は11月中に正式に発表され、日本では12月に発売される予定。

モーターショーで日産が展示していた内容では一回の充電で280Kmの走行が可能なら、一般的な遠出にはほぼ十分ということだが、私の使い方ではまだまだ不十分。
確かに日常的には一日に走るのはせいぜい数十Kmに過ぎないが、妻の実家のある帯広に行こうとすると片道だけで200Kmを超すうえ、その大半が高速道路で途中の標高が600mを超えるところもありアップダウンがある。
現在の228Kmの航続距離ではチャレンジする気にもなれないし、これがたとえ280Kmに延びたとしても出発前にフル充電が必要となるとイマイチ使い難い。
事実先週末も帯広に行ってきたが、出発は夜だったので昼間車を使っていると充電する時間が取れる様な状態では無かった。
またなんとか無充電で目的地に到着出来ても目的地での充電が不可欠となり、充電スタンドが比較的多くある都会ならまだしも、ガソリンスタンドすらあまり無い田舎では充電も出来ないから車で行くことが出来ない(実家に充電器を設置すれば良いのだろうけど、日常的に使うわけではないので工事する費用が勿体ない)。
これが一回の充電でガソリン車と同程度の500Km程度まで航続距離が延び、さらに充電スタンドが今のガソリンスタンド並みに増えれば北海道の地方部でも使えるようになるかもしれない。
それまではまだまだ都会とその近郊の乗り物だと思うな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

え?延びてる・・・

昨日は帯広から大樹町まで行ってきた。
以前なら国道236号線を使うところだけど、帯広広尾道が更別まで延伸されていると思っていたので通ってみることにした。
川西ICから入って広尾方面に向かって走り、中札内ICの手前か過ぎた辺りにあった標識を見ると忠類ICと書かれていた。
ということは更別からさらに忠類まで伸びているということ。
これだと国道を走る距離が短くなるので少しでも早く着けるな~、と思ってさらに進むと、今度は忠類ICの表示の下に忠類大樹ICの表示が増えた。
ICの名前からすると忠類(幕別町忠類)と大樹町の間くらいに出来たICらしい。
これだとICから大樹町の市街地までがさらに近いということになる。
いや、しばらくぶりに通ったら随分と延伸されていたんだねぇ。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ホンダ、新型燃料電池車の車名と価格を発表

ホンダは今日10/28から始まった東京モーターショー2015において、かねてから発売を予告していた新型の燃料電池車を世界初公開し、合わせて車名と価格、発売時期を明らかにした。
発表では車名は「クラリティ フューエル セル」で価格は766万円、発売時期は2016年3月。
車名は以前北米および日本でリース販売されていた「FCXクラリティ」から取られている。
価格は2014年暮れにトヨタが世界で初めて発売した量産燃料電池車「MIRAI」(723万6000円)をにらんで付けたとのこと。

この「クラリティ フューエル セル」に購入には国から208万円の補助金が出るので、ユーザーの実質負担は単純計算で558万円となる。
補助金には他にも自治体独自の制度もあり、東京都の場合は先行した「MIRAI」の場合はおよそ100万円が上乗せされているので、そういった補助金制度のある自治体に住んでいる場合はもう少し負担が少なくなる。
ということになるが、まだまだ一般人には手の出せる金額では無い。
ホンダはさらに燃料電池スタックの小型化及び低コスト化、小型化に伴いガソリン車と車体のコンポーネントを共有することで車体全体のコストダウンを図るための研究開発をしているということも発表された。

また燃料供給には水素ステーションが必須だが、現状埼玉県より北には一箇所も無く実質的に関東及び中京地区、九州北部(というか福岡市周辺)でしか使うことは出来ないのが実態だ。

それでもトヨタに加えてホンダもいよいよ発売することになり、これで少しでも水素ステーション等のインフラ整備に弾みがつけば、一回の充電で200Kmそこそこしか走行できない電気自動車よりは普及するかも?
というか普及して欲しいな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

新型シビック タイプRは限定750台、428万円で発売!

今日から東京モーターショー2015が始まった(初日の今日はプレスデーで一般入場は出来ない)。
各社から様々な新モデルやコンセプトカーが出品されている中で、ホンダからは新型の「シビック タイプR」についての発表があった。
この「シビック タイプR」は先だってドイツのニュルブルクリンクで量産FF車としては最速のラップタイムを記録している。
現在「シビック」は日本国内では販売されていないが、この「シビック タイプR」だけは国内でも販売するとされていて、その台数と価格についてはいろんな噂や憶測が流れていた。
今回正式に価格と国内販売台数が発表された。
それがタイトルにも書いたように「限定750台、価格は428万円」というものだ。
台数は過去に販売された「シビック タイプRユーロ(2009年モデル)」の300台よりは多く設定された(翌2010年モデルは1500台限定となった)。
価格は噂では500万円程度とも言われていたが、そこまで高価にはならなかったのは喜ぶべきか?
それでも先に書いた「シビック タイプRユーロ」の300万円を遥かに上回り歴代の「シビック」の中では最も高価なモデルとなる(三代目に設定された「無限 RR」を除く)。

「シビック タイプR」に関しては待っていた人も多いだろうからあっと言う間に完売してしまうかも?
発売日は12/7とのことだが、限定車ということもあってホンダのWEBサイトから商談を申し込む必要がある。
urlはhttp://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/で、受け付け開始は明日(10/29)の0時からとなっている。

それにしても40年以上前にデビューした時は日本車の常識を覆す2BOXのFF車でファミリー向けだったが、今ではFFとしては世界トップクラスのスポーツカーになってしまうなんてねぇ、、、
パワーも初代は1.2Lで60ps(グロス表記)で最上位グレードのGLのみ69ps(同)だったのが、今では2Lのターボエンジンで310psで5倍以上にアップしていて技術の進化の凄さを思わせるね。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ダイハツ、「ムーヴ」「ミラ」「ハイゼット」の特別仕様車を設定し発売

ダイハツは軽自動車の「ムーヴ」「ミラ」「ハイゼット」に特別仕様車を設定し昨日(10/26)に発売した。
「ムーヴ」が誕生20周年、「ミラ」が誕生35周年、「ハイゼット」が誕生55周年となるのに合わせて特別仕様車「ゴールドエディション」を設定した。

「ゴールドエディション」は専用エンブレムに加え、フロントグリルの一部等を専用ゴールドで加飾し、一部追加装備や専用色も設定する特別仕様車となっている。
写真で見ると「ハイゼット」の黒ボディにゴールドのフロントグリルが意外に似合っていてちょっと新鮮。
黒いボディに金色というと70年代にF1で活躍していたJPSロータスを彷彿とさせる。
これで農作業や荷物の配達をしていたら目立つだろうな~(笑)。

価格は「ムーヴ カスタム」が1,544,400円~1,803,600円、「ミラ イース」が1,036,800円~1,354,115円、「ハイゼット トラック」が599,400円~1,328,400円となっている。

1/20 グランプリコレクション JPS Mk 3
B00061HJSO

←クリックしてくれると嬉しいです。