AVGにPhotoshopの”ImageReady.exe”をトロイと判定させない方法

昨日からAVG(2011と2012)がPhotoshop6.0の実行ファイルの一つである”ImageReady.exe”等をトロイの木馬として検出してしまうが、これを検出しなくする方法が一応ある。
単に常駐シールドの例外に設定するだけなのだが、そうした場合に実際にウィルスに感染しても検出されないのでリスクもある。
AVG2012での設定方法は下記の通り。
・AVGユーザーインタフェースを起動し、メニューの「ツール」から「高度な設定」を選択する。
・左ペインの「常駐シールド」左の”+”をクリックしツリーを展開する。
・そうすると「例外」の項目が出てくるのでそれをクリック。
・右ペインの右にある「パスを追加」のボタンを押し、Photoshop6.0がインストールされているフォルダ(標準では”C:\Program Files\adobe\Photoshop6.0″)を選択して「OK」をクリック。
・もしくは「ファイルを追加」ボタンを押して”ImageReady.exe”を選択(標準では上記のフォルダ内にインストールされている)して「OK」をクリック。
・例外に追加されたら右下の「OK」ボタンを押す。
と、これで完了だが、「ファイルを追加」の場合はさらにインストールフォルダの下の”\Samples\Droplets\ImageReady Droplets”フォルダ内の各ファイルを指定する必要がある。
ただし、AVGはこのフォルダ内のファイルも全てトロイの木馬として検出して隔離してしまうことがあるので、既にファイルが無くなっているかもしれない。
その場合はファイルの復元が必要になるので、下記の手順で復元させる。
・AVGユーザーインタフェースの「履歴」メニューから「ウィルス隔離」をクリック。
・左ペインの「ウィルス隔離」を選択。
・右ペインに隔離されたファイルが表示されるので、インストールフォルダの下の”\Samples\Droplets\ImageReady Droplets”内のファイルを選択し「復元」ボタンを押すと元の場所にファイルが復元される。
以上の手順でPhotoshop6.0は元のように使えるようになると思う(少なくとも私が試したところではきちんと動作するようになった)。
ただ、最初にも書いたがこの設定はAVGにウィルス検出をさせなくするので、設定対象としたフォルダまたはファイルが実際に感染した場合でも検出されないのでリスクはある。
そこら辺を考慮した上で実行するかしないかを判断していただきたい。

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