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アプリでファイルを開くとBSODで落ちる

Windows10ProのPCに最新アップデート(1903)を当てたらファイルを開くと落ちるようになった。
という連絡がユーザーのサポート部門の人から来た。
聞くと実際のユーザーから何とかしてくれということで預かったとのことで、Windows10自体のアップデートは自動で当たったのでは無いかとのこと。
真っ青なエラー画面の内容を訊くと「APC_INDEX_MISMATCH」というエラーということで、ググってみるとデバイスドライバーがきちんと当たっていないとかメモリーの異常であるとか各種の原因があるとのこと。
近い現場だったのでこちらから出向いていろいろと試したところ、ウィルス対策ソフト(AVG)による保護を一時的に無効にするとファイルを開くことが出来るようになった。
そこで再度保護を有効にしても大丈夫だったのでこれで解決!と思ったが、PCを再起動すると元の木阿弥orz。
ファイルを開く際は保護が有効になっているとAVGが一度チェックするようにフックするようになっていて、その時に異常動作をしているようだ。
一度保護を切ってから戻すとフックする部分が正常に動作するようになるのか、問題無く動作するんだけど、Windowsを起動するたびに保護の入り切りをするのも面倒ということでAVGはアンインストールした。
アンインストール後にPCを再起動して試しても問題は無かったので本来のユーザーに返却することに。
ウィルス対策に関してはここでは書けないけどね(汗)。

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ウィルス騒ぎ

昨夜PCがトロイの木馬に感染したとの連絡を受けてから、今日の午後までそれに掛かりっきりだった(いや、フルスキャン中にこのブログを更新する時間はとれたけど(汗))。
結果的に誤検出の疑いが強いので、もしそうなら被害が無くて助かるけど、公式に情報が出てこないとなんか不安だなぁ。

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AVGにPhotoshopの”ImageReady.exe”をトロイと判定させない方法

昨日からAVG(2011と2012)がPhotoshop6.0の実行ファイルの一つである”ImageReady.exe”等をトロイの木馬として検出してしまうが、これを検出しなくする方法が一応ある。
単に常駐シールドの例外に設定するだけなのだが、そうした場合に実際にウィルスに感染しても検出されないのでリスクもある。
AVG2012での設定方法は下記の通り。
・AVGユーザーインタフェースを起動し、メニューの「ツール」から「高度な設定」を選択する。
・左ペインの「常駐シールド」左の”+”をクリックしツリーを展開する。
・そうすると「例外」の項目が出てくるのでそれをクリック。
・右ペインの右にある「パスを追加」のボタンを押し、Photoshop6.0がインストールされているフォルダ(標準では”C:\Program Files\adobe\Photoshop6.0″)を選択して「OK」をクリック。
・もしくは「ファイルを追加」ボタンを押して”ImageReady.exe”を選択(標準では上記のフォルダ内にインストールされている)して「OK」をクリック。
・例外に追加されたら右下の「OK」ボタンを押す。
と、これで完了だが、「ファイルを追加」の場合はさらにインストールフォルダの下の”\Samples\Droplets\ImageReady Droplets”フォルダ内の各ファイルを指定する必要がある。
ただし、AVGはこのフォルダ内のファイルも全てトロイの木馬として検出して隔離してしまうことがあるので、既にファイルが無くなっているかもしれない。
その場合はファイルの復元が必要になるので、下記の手順で復元させる。
・AVGユーザーインタフェースの「履歴」メニューから「ウィルス隔離」をクリック。
・左ペインの「ウィルス隔離」を選択。
・右ペインに隔離されたファイルが表示されるので、インストールフォルダの下の”\Samples\Droplets\ImageReady Droplets”内のファイルを選択し「復元」ボタンを押すと元の場所にファイルが復元される。
以上の手順でPhotoshop6.0は元のように使えるようになると思う(少なくとも私が試したところではきちんと動作するようになった)。
ただ、最初にも書いたがこの設定はAVGにウィルス検出をさせなくするので、設定対象としたフォルダまたはファイルが実際に感染した場合でも検出されないのでリスクはある。
そこら辺を考慮した上で実行するかしないかを判断していただきたい。

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