大谷が開幕4連勝!

米メジャーリーグ、ロスアンゼルスエンゼルスの大谷翔平投手は地元でのアスレチックス戦に3番投手で先発出場。
六回を投げ切り今季開幕4連勝を飾った。

この試合、立ち上がりから三回までは一人の走者も許さない完璧な投球だったが、自身が先制打を放つ等で5点を先取した直後の四回に突如崩れてまさかの5失点で同点に追いつかれた。
四回は先頭打者を死球で出すと盗塁と自らの暴投で三塁まで進まれてしまう。
次打者も四球で歩かせると相手三番打者には今季初飛弾となる本塁打を浴び先ず3失点、さらに初球をいきなりぶつけて走者を出すと再度本塁打を浴びて一死も取らずにここまで計5失点。
今季ここまでの失点が僅か2点だったので、2.5倍を一気に失ったことになり、リーグで断トツのトップだった防御率は0.64から1.85まで”低下”した(それでも1点台は凄い)。
さらに二塁打を打たれ二死後には四球も与えたもののなんとか抑えきって3安打4四死球ながらも同点どまりとした。
大谷は五回は三者凡退、六回にはまたまた死球で走者を出すが得点は許さず、六回を被安打3、四球2、死球3、奪三振8個の5失点(自責5)だった。
エンゼル打線は五回に2点を勝ち越し六回にも1点を追加したので大谷は勝ち投手の権利を持っての降板となったが、八回に救援陣が2点を奪われ1点差に迫られてしまいなおも一死二三塁になってしまいまたも”なおエ”か?!となりかけた。
それでも遊撃手ウルシェラの好判断と三塁手のレンドンの好守備でなんとかその後の攻撃を凌いで危機を脱し、エンゼルスが8-7で逃げ切り大谷に今季4勝目が付いた。
いやぁ、良かった良かった(汗)。

大谷は打撃でも活躍し、初回に二塁への内野安打、三回には一死一三塁の好機で左中間への安打を放ち、好走塁で先制の適時二塁打とした。
さらに六回の第4打席では二死から右翼への大きな当たりを放ち、これを右翼手がジャンプしながらグラブに当てるも前に落とし三塁打となり、大谷は続くレンドンの二塁打で8点目のホームを踏んだ。
ここまで4打数3安打で2019年6月13日以来となる自身2度目のサイクル安打(しかも順序が正しいナチュラルサイクル安打)達成に王手をかけた。
八回の第5打席に期待がかかり、初球を右中間に高々と打ち上げたがフェンスに僅かに届かず直前で中堅手に捕球され本塁打にはならなかった。
試合後に大谷は”バットの先だった”とのコメントを出した。
それでも今季初の1試合3安打で打率は.278まで上昇した。

この試合が17連戦の14戦目となったエンゼルスは明日から敵地American Family Fieldでのブリュワーズ3連戦となる。

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