小樽市がバス転換容認へ

2030年度までに開業予定の北海道新幹線の札幌延伸に伴い、並行在来線となる函館本線の長万部-札幌間の内、長万部-小樽間はJR北海道から経営分離することが決まっている。
とはいえこの区間は慢性的な赤字区間で、経営分離した場合は第三セクター方式となり地元自治体が赤字を負担することになる。
これまでに同区間のバス転換(=鉄道廃止)に向けて協議が行われ、沿線自治体で存続を希望しているのは小樽市とその隣の余市町のみとなっていた。
報道によるとこの度小樽市は同区間の累積赤字が206億円にも上ることが見込まれることを主な理由にバス転換を容認する方向に舵を切ったとのことだ。
残るは余市町のみとなるが、同町も十分な輸送能力の確保を条件にバス転換を認める方針を検討すると態度を軟化させているらしい。
これで余市町が容認となり、明後日3/26に予定されている小樽市、余市町、北海道の協議でバス転換容認となると同区間の廃止が事実上決まることになる。

廃止となると撮り鉄たちや乗り鉄たちが押し寄せてくるんだろうなぁ・・・(汗)。

←クリックしてくれると嬉しいです。
【広告】

コメントを残す