F1でHONDA勢が連勝!

自動車レースのF1は先週末アゼルバイジャン(Azerbaijan)の首都バクー(Baku)で第6戦のアゼルバイジャンGPが行われた。
HONDAパワーユニットを搭載する2チーム4台は前日の予選で4台全てがQ3進出を果たし、ポイントリーダーのMax VERSTAPPENが3番グリッドを獲得したのを始め、今季からScuderia AlphaTauri Hondaでハンドルを握るルーキーの角田裕毅も7番グリッドからのスタートとなった。
決勝はスタートでのアクシデントは無かったものの、クラッシュに依る赤旗中断を挟んで進行、Red Bull Racing HondaのMax VERSTAPPENがトップで走行し、チームメイトのSergio PEREZがタイヤ交換までの間にペースを上げ、タイヤ交換で僅かに時間(静止時間4.3秒。VERSTAPPENは1.9秒)がかかったものの3番手のLewis HAMILTONの前でコースに復帰、1-2体制を構築した。
ところが、レース終盤の46周目のメインストレートでVERSTAPPENの左のリアタイヤがバーストしてコース脇のウォールにフロントからクラッシュしリタイヤとなった。
このクラッシュでも赤旗中断となり、残り2周というところから再スタート。
再スタート直後、2番手で再スタートしたHAMILTONがターン1でスタート前から煙を上げていた左フロントタイヤが原因でオーバーラン、コースには戻ったものの16番手まで落ちて入賞圏内から脱落。
さらにHAMILTONの脱落で3番手に上がったPierre GASLYも一度は抜かれたものの、最終ラップのターン1で抜き返して表彰台圏内に復帰。
レースはPEREZがそのまま逃げ切り移籍後初優勝、PEREZも順位を守りきって3位表彰台をゲット、角田も再スタート時よりはポジションを落としたものの7位でフィニッシュしポイントを獲得。
HONDAパワーユニット勢は3台がポイントを獲得する結果となり、ドライバーズランキングもVERSTAPPENがトップのまま、優勝したPEREZが25ポイントを加えて3位に浮上、GASLYは15ポイントを加えて9位から8位に浮上した。
7位に入った角田も開幕戦以来となる6ポイントを獲得した(順位は変化なし)。
VERSTAPPENのクラッシュ&リタイアは残念だけど、他の3台が活躍してくれて良かった。
次戦は2週間後にフランスのPaul Ricardで行われる。
2戦続いた抜きどころが少ない市街地コースからクローズドサーキットに戻るので、メルセデスが有利になるかなぁ?

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