Piledriver版Opteron登場

AMDからサーバー向けCPUであるOpteronシリーズの最新製品が発売(実際にはショップによる受注販売)が始まった。
受注開始となったのはFXシリーズと同じ”Piledriver”コアを採用した「Opteron6300シリーズ」。
AMDから発表されているラインアップは
モデル  コア数 通常時クロック ターボ時クロック L2キャッシュ TDP
6386SE  16   2.8GHz     3.5GHz     16MB   140W
6380   16   2.5GHz     3.4GHz     16MB   115W
6378   16   2.4GHz     3.3GHz     16MB   115W
6376   16   2.3GHz     3.2GHz     16MB   115W
6348   12   2.8GHz     3.4GHz     12MB   115W
6344   12   2.6GHz     3.2GHz     12MB   115W
6328   8    3.2GHz     3.8GHz     8MB   115W
6320   8    2.8GHz     3.3GHz     8MB   115W
6308   4    3.5GHz      N/A      4MB   115W
6366HE  16   1.8GHz     3.1GHz     16MB   85W
の10モデルで、L3キャッシュ容量は全て16MB、対応ソケットはG34。
今回受注が開始されたのは16コアでTDP85Wの6366HEを除く9モデル。
価格はサーバー用ということでFXシリーズよりもずっと高価で最も安価な8コアの6320でも33,800円、最上位の6386SEに至っては161,800円というプライスタグが付けられている。
サーバー用CPUなのでマザーもそれ用のモノにする必要があるが、SuperMicroのG34マザー「H8DG6-F」等は既にこれらの新CPUに対応しているとのことなので、それらのマザーで旧世代Opteronを使っている人はそのまま乗換えが可能かと。
またクロックよりもコア数を必要とする場合(多数の仮想マシンの構築等)もこれらのCPUに移行すれば性能が向上すると思われる。

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2 comments to this article

  1. ちょろ

    on 2012 年 11 月 12 日 at 4:08 PM -

    Free-Tでほぼ100万PCが・・・

  2. tan

    on 2012 年 11 月 12 日 at 6:43 PM -

    >ちょろさん
     64コア256GBメモリで100万円以下なんて良い時代ですね~。
     この値段だとストレージのほうが遥かに高くつきそうです(笑)

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