IDE接続の1.8インチSSD

私が所有するIBMのThinkPad X40はHDDに1.8インチのもの(俗に言う日立タイプ)を採用していて、ノートPCでは一般的な2.5インチのHDDとは交換できない(ピン配置は同じだけど電源電圧が3.3Vと低い)。
そのため容量に不足を感じていても交換用のHDDはメーカー純正の高価なものくらいしか選択肢が無かった(バルク品で1.8インチのHDDを見かけることは殆ど無かった)。
しかも1.8インチHDDはアクセス速度が遅く、アップデートを重ねたWindowsXP SP3ともなると起動にやたら時間がかかるようになっていて、気軽に外で起動するのが躊躇われるほどだった。
しかもHDDアクセスが多いのでバッテリーが持たないという問題もあった。

X40が発売されてからしばらくしてから同サイズのSSDも発売されたが、当時は高価だったHDDに比較してもさらに高価で、たしか32GBモデルでも3~4万円もしていたかと思う(純正の60GBのHDDが当初はそれくらいだったかも。販売代理店の人に聞いた交換部品としてのHDDは8万くらいだったような)。
ところが2012年現在でもこのタイプのSSDは売られていて、32GBモデルで1万円少々で買えるようだ。
RunCore Pro IV 1.8″ PATA IDE Solid State Drive 32GB
B004UEPRK0
扱い終了
容量の大きい64GBでも安いものは上の32GBモデルよりちょっと高いだけ。
1.8インチ IDE PATA 44pin IBM X40,41専用SSD 64GB KINGSPEC
B008MHAPOO
品切れ
同メーカーの製品なら128GBでも2万円しない。
1.8インチ IDE PATA 44pin IBM X40,41専用SSD 128GB KINGSPEC
B007N3T3NC
品切れ
1.8インチ IDE PATA 44pin IBM X40,41専用SSD 128GB KINGSPEC
B008MHP9W2
扱い終了(2017/10/25現在)

この手の製品はそろそろ収束に向かうと思われるので、必要な人は今の内に買っておいたほうが良いかも。
私自身も余裕があれば64GB程度のを買ってX40に載せてみたいけど、現在は持ち出し用のノートとしてX60s(SSDに換装済み)を使っているので、今更X40には戻れないなぁ。

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