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今度はD525+次世代ION搭載の小型ベアボーンが発売

昨日ATOM D510+次世代ION搭載の超小型自作キットが発売になったと書いたけど、今度は上位のATOM D525+次世代ION搭載のベアボーンが出た。
ZOTACの「ZOTAC ZBOX Blu-ray HD-ID33」がそれで、とにかく筐体が薄く(約40mm)、デザインもスタイリッシュでPCっぽく見えない。

大まかなスペックは次の通り。
CPU:Intel ATOM D525(1.8GHz,デュアルコア)
チップセット:NM10 ExpressP
GPU:次世代ION(VRAM512MB DDR3)
メモリ:DDR2 SO-DIMMスロット×2(最大4GB)
LAN:Gbit対応イーサネット&無線LAN(802.11b/g/n)
ストレージ:2.5インチHDDorSSD×1本搭載可能
光学ドライブ:Blu-rayコンボドライブ搭載済み(Blu-ray再生ソフトとしてPowerDVDが付属)
といったところ。
あれ?と思ったのがD525なのにメモリがDDR2であるということ。
DDR3メモリで最大容量の4Gを搭載しようとすると高価な8チップモジュールにしなければならないので、これはDDR2で正解かも。
ディスプレイ出力はDVI(デュアルリンク)とHDMI(HDCP対応、8チャネルオーディオ出力)でアナログは無し(付属のDVI→VGA変換コネクタを使えばアナログ出力も可能)。
USBポートもUSB2.0(フロント・リア各1ポート)に加えUSB3.0(フロント・リア各1ポート)を装備。
と結構良さげな仕様だけど、その分価格も高くて実売で5万円台半ば。
HDDorSSDとメモリとOSが別途必要なので、一式組み上げるとなると結構なお値段になってしまう。

また、この製品はVESA対応のマウンタが付属しているので、対応する液晶ディスプレイの裏側に装着することが可能。
詳細な仕様はメーカーサイトの商品ページ
http://pdjp.zotac.com/index.php?page=shop.product_details&flypage=flypage_images.tpl&product_id=277&category_id=118&option=com_virtuemart&Itemid=1
参照のこと。

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これ、便利かも(笑)


これがあれば、ノートの光学ドライブの替りにSATAのHDDを組み込めるなぁ。
小型でスリムタイプの光学ドライブを組み込んであるケースに、もう一台HDDを組み込むことも出来る。
厚み(1.3cm)から考えると9.5mmのHDDしか入らないだろうけど、案外良い商品かも、、、、、、

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sambaでの接続が回復した・・・・・・・

しばらく前からsambaでアクセス出来ないと言われて預かっていたサーバで、ようやくアクセスが可能になった(と思う)。
正確には起動直後はアクセス可能なのだが、時間が経過するとアクセスが遮断されるようになっていた。
いろいろ調べていてlog.nmbdを見るとマスターブラウザになろうとしてなれないというエラーが出ていた。
同じセグメントにはWindowsサーバもあり、そちらがマスターになっているようでリクエストを遮断しているように思えた。
まぁマスターブラウザにする必要も無いので、smb.confを修正してマスターブラウザにならないようにしたが、それでもエラーは出ていたが、とりあえずこの件は無視。

http://www.samba.gr.jp/ にあった文書を参考に、
smbclient -L サーバ名
でlinuxサーバ自身から接続しようとすると
Receiving SMB: Server stopped responding
session request to “サーバ名” failed (Call timed out: server did not respond after 20000 milliseconds)
とタイムアウトを起こしてしまいアクセス出来無い。
さらにsambaのログにも残らないので、これはリクエストがsmbdに渡っていないということだ。

そこで
netstat -a
コマンドでnetbios-ssn ポートが「LISTEN」状態になっているかを確認すると、それさえ表示されない(あれ?)。
ps -ax
でプロセスを確認すると
smbd -D
は動いているから、その前になにか障害があるようだ。

気になったのは
/var/log/samba/log.nmbd
に停止時のログとして
Packet send failed to 192.168.122.255(138) ERRNO=無効な引数です
というエラーが記録されているが、こんなIPアドレスを設定した覚えは無い。

nmbdが正しく動作しているかを確認するために、
nmblookup -B “サーバ名” __SAMBA__
を実行すると、正しいIPアドレスが帰ってくるから少なくともnmbdは動作していて、リクエストも受け取ってくれている。

次にクライアントのアドレスも返してくれるか、
nmblookup -B 192.168.xxx.255 “クライアントPC名”
を実行すると、こちらもIPアドレスが帰ってくる。

さらにブロードキャストへの応答を確認しようと
nmblookup -d 2 ‘*’
を実行したところ、
added interface virbr0 ip=192.168.122.1 bcast=192.168.122.255 netmask=255.255.255.0
added interface eth0 ip=xxx.xxx.xxx.xxx bcast=xxx.xxx.xxx.255 netmask=255.255.255.0
querying * on 192.168.122.255
Got a positive name query response from 192.168.122.1 ( 192.168.122.1 )
192.168.122.1 *<00>
と出力された。

interfaceのeth0は設定してあるが、もう一つの”virbr0″というのは設定した覚えは無い。
ところがこのIPアドレスには見覚えがある。
そう!log.nmbdにあった謎のブロードキャストアドレスと同じネットワークのアドレスだ。
そもそも”virbr0″というinterfaceは設定していないのだが、何故に出て来ているのだろうと思って、”virbr0″でググって見ると、どうも(XENとかで使う)ヴァーチャルマシン用のブリッジデバイスのことらしい。
この”virbr0″というinterfaceはlibvirtをインストールすると勝手に作られるらしく、どうもこれが本来のeth0の邪魔をしている感じだ。

/sbin/ifconfig
でネットワークの設定を見ても立派にネットワークインターフェースとして設定されている。
なので、このインターフェースを
/etc/sysconfig/network-scripts/ifdown virbr0
として止めようとしたが、
使い方: ifdown <デバイス名>
と出てしまい止められない(そりゃそうだ、実在のデバイスでは無いのだから)。

XENをインストールした覚えは無いが念のため
ps -ax | grep xen
としてみたが、当然ながら何も出てこない。
やけっぱちで
ps -ax | grep vir
としてみたら、
2189 ? S 0:00 libvirtd –daemon
というのが出てきたでは無いか。
仮想マシンを使うつもりは毛頭無いので、これを動かす必要も無く、早速止めることにした。

止めるには
/etc/rc.d/init.d/
の下にある”libvirtd”スクリプトを使えば良く、
/etc/rc.d/init.d/libvirtd stop
で簡単に止まった。
そうしたところ、virbr0というインターフェースは消滅し、smbclientでの接続も可能になり、クライアントPCからの接続も可能になった(はぁー、長かった・・・)。
ただ、このままではサーバの起動時に自動でlibvirtdが起動してしまうので、
/sbin/chkconfig –level 345 libvirtd off
として、自動起動を止めた。
しっかし、なんでlibvirtなんて入っていたのかなぁ?

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D510+次世代ION搭載のファンレス自作キット登場

7/28の記事「ATOM D510搭載のファンレスベアボーン」で取り上げた、Shuttle 超薄型ベアボーン XS35
の新型が発売された。
「XS35GT」がそれで、本モデルは新たに次世代IONを搭載してグラフィック性能を高めているのが前モデルとの違いとなる(VRAMはDDR3 512MB搭載)。
基本的な仕様はXS35と同じだが、ION搭載によりディスプレイ出力用にHDMI端子が追加され、著作権保護に対応したと思われる。
完全ファンレスの冷却機構や超小型の筐体は前モデルと同様で、電源がACアダプタという点も同じ。
D510+NM10の弱点とも言えるグラフィック性能の低さを次世代IONで補完するというこの製品は、前モデルのXS35に対して不満を感じていたユーザーにとって福音と言える製品だと思う。
個人的にはHDMI端子の装備が嬉しいな、アナログVGAではBlu-rayビデオを本来の画質で再生出来ないが、HDMIポートからなら本来の画質での出力が可能だし、ION搭載で再生パワーにも不足は無いと思う。
うーん、ちょっと欲しくなってきたなぁ。
残念ながらION搭載により価格が少々高くなってしまったけど、これは仕方の無いところだなー。

#現在は両モデルとも在庫無しで取り扱い無し。

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“E760-0000″のエラー

今日の午前中に発生したCanonのLBP-3930のエラーに関して今の時点で判ったことは次のとおり。
修理業者に問い合わせたところ、ネットワーク関係のエラーらしいけれど、プリンタ本体以外の原因(LANケーブルの不良等)でも起こるらしい。
尤も今回はデータ送信を止めてからプリンタの再起動をしても発生するので、プリンタ内の基板の故障だろうとの事で修理見積りを出してくれた。
が!意外と高かった・・・・・・・・
LBP-3700とかのコントロール基板は12,300円で、定着ユニットとかに比べると安いんだけどなぁ、、、、、
コントロール基板とかでは無いということなのかなぁ?

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このエラーはなんだろう?

CanonのLBP-3930で「E760-0000」というエラーが表示され印刷できなくなってしまったとの連絡が入った。
PCからサーバを介さずに直接印刷データを送っているのだが、PC側では「アクセスが拒否されました」とのメッセージが出て印刷データを送れないとのこと。
ただ、現象が発生した際はデータが送られていたらしくJOBのLEDは点灯していたとのこと。
リモートで様子を見ようとしたがネットワーク経由で管理画面にアクセス出来ない。
pingを打っても応答がないので、ネットワークコントローラあたりにも障害が出ている感じだ。
一度電源を切ってから再投入をしてもらったが、表示されるエラーメッセージは変わらず、依然としてアクセス出来ない状態のまま。
エラーは上記のと交互に「RI_xxxxxxxx_tBOO」というのも表示されているとのこと。
とりあえず修理業者さんに問い合わせてみるか。

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GeForce GTS 450採用のビデオカードが出たけれど

nVidiaのミドルレンジGPU「GeForce GTS 450」を採用したビデオカードが各社から発売された。
早速各種のベンチマークテストを実施したサイトによれば、同価格帯の製品となるAMDのRADEON HD 5750採用製品に比べて多少性能が良いが、その上のRADEON HD 5770とは同等以下、上位のGeForce GTS 460よりはかなり下らしい(まぁ当然と言えば当然)。
ピーク時の消費電力が106WとGeForce GTS 460の160Wに比べるとかなり少なくなっているが、RADEON HD 5700番代に比べるとまだ多いので、正直言ってこのGPUを採用したカードを購入するメリットを見出せない。
性能をとるのならGeForce GTS 460を買えば済むし、発熱(=静音性)を考慮するならRADEON HD 5750が適しているだろうし、とにかくターゲットがはっきりしない製品のように思える。
今一性能、消費電力、価格のバランスがとれていないのでは無いだろうか?
とにかくそんな感じを受ける製品であるので、自分で購入することは無いだろうな、、、、、、

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「Phenom II X6 1090T Black Edition」がまた安くなった?

先週末(9/11-12)の秋葉原では、一部ショップが個数限定ながらもAMDのPehnomIIの最上位である「Phenom II X6 1090T Black Edition」の特価販売を実施したらしい。
先々週には25,000円を下回る24,980円で売られた「1090T」だが、先週末はさらに安い22,800円で販売した店もあったようだ。
加えてマザーボードとセットで購入するとさらに2,000円引き、特定のメーカーのマザーボードとのセットだとさらに2,000円引きで購入することが出来、実質的に20,000円を切る価格での購入が可能だった様だ。
AMDの価格改定があったとはいえ、このところの価格の下落にはみるべきものがあり、このままだと近々には通常の価格でも20,000円を下回ることになるかも(?)。
根拠は無いけど、もしかすると新型が出る前触れなのかな?

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ATOM D525採用の超小型PCをエイサーが発売予定

日本エイサーはIntelの省電力CPUである「ATOM D525」を採用した超小型PC「Aspire Revo 3700(ASR3700-N12C)」を9/17に発売すると発表した。
スペックは
CPU:ATOM D525(クロック1.8GHz、デュアルコア、HT対応)
メモリ:2GB(DDR3 SO-DIMM 1Gx2、メモリスロット2本、空きスロット無し)
HDD:320GB(5400rpm、SATA2、2.5インチ)
グラフィックス:nVidia ION2(VRAM 512MB)
光学ドライブ:非搭載
OS:Windows7 Home Premium
有線LAN:Gbitイーサ搭載
無線LAN:802.11b/g/n対応
電源:ACアダプタ(65W)
サイズ:35 x 195 x 195 mm(W x D x H) (参考:A4用紙のサイズが210 x 294 mm)
となっている。
この他メモリカードリーダーが搭載されており、上面に2ポート背面に4ポートのUSB2.0ポートが搭載されている。
VGA出力はD-sub15pinとHDMIの両方が用意されている(Dual Link DVIには非対応)。
なにせ小さくて軽い(質量は約830g)ので、置き場所には困らないだろう。
価格は46,800円前後が予想されている。
少々気になるのは入力装置として「ワイヤレス キーボード/マウス」の記述があるが、付属品にはワイヤレスのキーボード/マウスの記述が無いこと。
前モデルのASR3600-A34の仕様には付属している表記があるので、単なる記述漏れなのだろうか?それとも別売りなのだろうか?

製品詳細:http://www.acer.co.jp/acer/product.do?link=oln85e.redirect&changedAlts=&kcond48e.c2att101=-1&CRC=2759084358#

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今時SP1!?

SPと言ってもスペシャルとかセキュリティ・ポリス(security police)とかのことじゃなく、Microsoftが配布しているWindowsNT系OSの修正プログラムの塊であるService Packのこと。
クライアント用のOSでは最新のWindows7に対するService Packはまだ公開されていないが、以前のOS(WindowsNT4.0、Windows2000、WindowsXp、WindowsVISTA)には例外無く提供されている。
新しいOS程Service Packの数が減っていて、NT4.0では最終的にSP7まで提供されたが、2000ではSP4まででXpは(今のところ)SP3まで、VISTAは現在のところSP2までが提供されている。
で、タイトルの件だけど、WindowsXpはSP2でセキュリティ周りを始めとしてかなりの修正が入り、別物と思えるくらいに変化している。
そのためMicrosoftではSP2以降へのアップデートを勧めていたが、現在はサポートを終了していてSP3のみがサポート対象となっている。
そんな中で未だにSP1や無印のXpを使っている人もいるらしいが、さっさとSP3にアップデートするか、Windows7に乗り換えるとかしたほうが良いと思う。
というわけでこんなタイトルを付けた。

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