先月(2016年12月)の新車販売台数が発表された。
11月は日産の「ノート」が日産車としてはおよそ30年ぶりに登録車のトップになったが、12月はトヨタの「プリウス」に僅か373台及ばずトップの座を明け渡し”一か月天下”に終わった。
その「プリウス」も対前年比を20%以上も減らし、前年比で+0.8%のホンダ「N-BOX」が軽自動車を含めた全体のトップになった。
順位 車名 メーカー 台数 前年比 *軽自動車内の順位
1 N-BOX ホンダ 14,967 100.8 1*
2 プリウス トヨタ 12,776 77.9
3 ノート 日産 12,403 197.8
4 ムーヴ ダイハツ 11,702 84.8 2*
5 アクア トヨタ 11,449 76
6 デイズ 日産 11,429 70.2 3*
7 タント ダイハツ 10,299 98.9 4*
8 シエンタ トヨタ 9,640 109.3
9 フリード ホンダ 8,870 315.9
10 ヴォクシー トヨタ 7,096 90.4
11 アルト スズキ 6,885 91.2 5*
12 N-WGN ホンダ 6,560 90.3 6*
13 ハスラー スズキ 6,280 89.7 7*
14 フィット ホンダ 6,220 77.1
15 ルーミー トヨタ 6,100 (28-11)
16 セレナ 日産 6,068 160.1
17 スペーシア スズキ 6,020 102.4 8*
18 タンク トヨタ 5,932 (28-11)
19 ミラ ダイハツ 5,566 78.4 9*
20 カローラ トヨタ 5,547 72.3
21 ワゴンR スズキ 5,277 75.0 10*
22 パッソ トヨタ 5,269 165.8
23 ヴィッツ トヨタ 5,156 83.8
24 ヴェゼル ホンダ 4,907 97.3
25 C-HR トヨタ 4,654 (28-11)
26 ヴェルファイア トヨタ 4,648 143.2
27 ハリアー トヨタ 4,560 166.5
28 インプレッサ スバル 4,343 110.3
29 ノア トヨタ 4,334 117.7
30 エクストレイル 日産 3,851 101.6
31 デミオ マツダ 3,685 165.2
32 ソリオ スズキ 3,681 98.2
33 eK 三菱 3,525 79.2 11*
34 キャスト ダイハツ 3,424 205.1 12*
35 エスクァイア トヨタ 3,005 108.2
36 アルファード トヨタ 2,884 104.5
37 クラウン トヨタ 2,873 76.5
38 ウェイク ダイハツ 2,853 64.7 13*
39 ステップワゴン ホンダ 2,770 72.3
40 シャトル ホンダ 2,398 80.2
41 オデッセイ ホンダ 1,936 173.8
42 レヴォーグ スバル 1,878 120.8
43 ピクシス トヨタ 1,712 113.5 14*
44 プレミオ トヨタ 1,701 182.9
全体の中で1万台以上販売したのは7車種で、その内4車種が軽自動車。
その7車種のメーカーはトヨタ・日産・ダイハツが2車種でホンダが1車種で、それ以外のメーカーで最も多かったのはスズキの「アルト」で7千台弱とは少々寂しいか。
トップ10の内訳で最も多いのはトヨタの4車種で、日産・ダイハツ・ホンダがそれぞれ2車種ずつと、ここでも他のメーカーは食い込んで来れていない。
その内、前年比で販売台数を伸ばしたのは「N-BOX」「ノート」「シエンタ」「フリード」の4車種。
ハイブリッドを追加した「ノート」とフルモデルチェンジした「フリード」が伸びるのは当然としても、フルモデルチェンジから1年半が経った「シエンタ」と発売から5年が経った「N-BOX」が伸びているのは凄い。
新型車で健闘しているのはトヨタの「ルーミー/タンク」と「CH-R」、それぞれ発売翌月となる12月は15位/18位/25位に入っている。
やはりここでもトヨタは強いねぇ。