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女子カーリングで日本が決勝進出!

北京五輪の女子カーリングの準決勝が昨夜行われ、日本が勝って初の決勝進出を決めた。

準決勝の相手は予選リーグをトップで通過した強敵のスイス。
日本も予選リーグ最終戦で4-8と完敗していた相手だ。
この強敵を相手に日本は序盤は互角に試合を進め、第4エンドでは4点を奪うビッグエンドを作った。
その後も得点を取り合ったが、第7エンドでは逆にスイスが3点のビッグエンドでこの時点で6-5の1点差に追い上げられた。
それでも日本チームは着実に試合を進め、7-6で最終第10エンドを迎えた。
この最終エンドは有利な後攻で、最後は藤澤五月が見事なドローショットを決めて1点を奪い8-6でスイスを破って決勝進出を決めた。
明日の決勝は予選2位のスウェーデンをエクストラエンドで破ったイギリスが相手。
予選では4-10と大敗した相手だけれど、昨日のスイスにだって予選では負けていたのに勝てたのだから期待は出来ると思う。
頑張れー!

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坂本花織選手が日本人として12年ぶりのメダル獲得

北京五輪のフィギュアスケート女子シングルのフリー演技が昨日行われ、日本の坂本花織選手が3位に入り銅メダルを獲得した。
ROC(ロシアオリンピック委員会)の3人が上位を独占するとの予想もあった中、ドーピング検査で陽性反応が出た選手がミスを連発し自滅したとはいえ、坂本選手はフリーでの自己最高得点を記録して表彰台を獲得した。
金銀両メダルを取ったロシア選手のような四回転ジャンプどころか、2010年のバンクーバー大会で銀メダルを獲得した浅田真央選手のような三回転半ジャンプ(トリプルアクセル)も飛ばない選手が表彰台に登ったことは意義あることだと思う。
そう言えばトリノ大会で金メダルを獲得した荒川静香選手もジャンプの技術だけではなく、スピンや(有名になった)「イナバウアー(上体を大きくそらすので正確には”レイバック・イナバウアー”)」やステップ、さらには演技構成点で高得点を得て優勝していたな。
坂本選手、おめでとうございます!

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高木美帆選手が念願の金メダル獲得!

北京五輪のスピードスケート女子1,000mが昨日行われ、日本の高木美帆選手が見事金メダルを獲得した。
今大会5種目にエントリーした高木選手は初戦の3000mで6位入賞、続く1500mでは銀メダル、初出場となった500mでも銀メダル、一昨季までは世界最強を誇っていた団体追い抜き(チームパシュート)でも銀メダルと続き、最終種目の1000mで念願の金メダル獲得となった。
前回大会ではパシュートで金メダルを獲得していて自身2個目の金メダルとなったが、個人種目では初めて。
メダル獲得数は日本の女子選手として最多の7個となった。
おめでとうございます!

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あと1勝・・・

北京五輪の女子カーリングの予選で日本チーム(ロコ・ソラーレ)は米国に勝って予選成績を5勝3敗とした。
順位は前日と変わらず3位で予選リーグ4位までに与えられる準決勝進出圏内をキープしている。
ただ3位以下は混戦状態で各チームの最終戦の結果次第で順位は入れ替わる可能性が高い。
日本チームが最終戦に勝てば準決勝進出となるが、もしも敗れた場合は3位争いをしている英国と韓国とカナダの試合結果次第となる。
他の3か国全て、もしくは2か国が敗れた場合は日本は準決勝進出となるが、3か国中2か国が勝った場合はそれぞれの直接対決の結果で決まり、3か国が全て1勝1敗となった場合は各試合でのラストドローストーンの結果の中から低い方2試合の結果を除いた平均値の小さい方が勝ち抜けとなる。
反対に3か国全てが勝った場合は直接対決の結果で日本は1勝2敗となるので予選敗退が決まる。
相手は7勝1敗でトップのスイスだが、ここはなんとしても勝って準決勝進出を決めて欲しいね!

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Sスケート女子パシュートで日本が銀メダルを獲得!

北京五輪のスピードスケート女子パシュートの決勝が行われ、今大会ここまで2個の銀メダルを獲得している高木美帆選手を含む布陣で登場した日本は決勝でカナダに敗れたものの2位で銀メダルを獲得した。
準決勝で危なげなくROCを破った日本だったが、決勝の相手は今季W杯3連勝中のカナダ。
一昨季までは日本が常勝していたが、ライバル各国が戦略や戦術を研究して立ちはだかるようになり、今季は2位が2回と8位が一回でまだ優勝が無い。
それでも決勝まで駒を進めたのはさすがと言いたいが、決勝ではカナダの後塵を浴びて残念ながら前回大会からの連覇はならなかった。
#最終週まで僅かにリードしていたが、最終コーナーで疲れた高木菜那選手が転倒してしまった・・・
最後は転倒という衝撃的な結果で金メダルを逃した形になったが、ここまでの健闘を考えると決して菜那選手を責めることなんか出来ない。(でもいるんだろうなぁ、心無い批判を浴びせる”自称”コメンテイター(笑)ってのが・・・)

このレースで銀メダルを獲得した高木美帆選手は今大会3個目のメダルとなり、前回大会での金銀銅各一個と合わせて合計6個となり、夏冬通じて日本人女子としては最多のメダル獲得となった。

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高木美帆が500mで銀メダル!

北京五輪のスピードスケート女子500mで日本の高木美帆選手が銀メダルを獲得した。
高木美帆選手は今大会5種目にエントリーしており、500mは4レース目(チームパシュートの1回戦を含む)となる。
オールラウンダーではあるが、元々500mは”専門外”で1500m以上が”本職”。
特に1500mは世界記録を持っており今大会では優勝候補の筆頭だったが惜しくも2大会連続での銀メダル。
その1500mに続いて500mでは自己新記録の37秒12を出しての銀メダル獲得。
残すところは世界最強チームと言っても過言ではないチームで五輪連覇に挑むチームパシュート(15日)と短距離の1000m(17日)の2種目。
500mで自身5個目のメダルを獲得しスピードスケート女子どころか冬では日本最多、夏冬通しても最多タイとなった記録をさらに伸ばして欲しい、出来れば一番良い色でね!

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小林陵侑選手の二冠なるか?!

北京五輪のスキージャンプ男子ラージヒルの予選が始まった。
この競技での注目は何と言っても今大会のノーマルヒルで金メダルを獲得した日本の小林陵侑選手が日本人初の二冠獲得なるかというところ。
競技前の試技(トライアル)ではK点に届かない116.5mだったのが気にかかるが、空中姿勢を見るとかなり揺れていたので横風を受けていたようだ。
とにかく二冠獲得にはこの予選を最低でも50位以内で通過する必要があるが、出来ればトップで通過して明日の決勝を迎えて欲しいな。

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羽生結弦選手がフリーで順位を上げ4位入賞!

北京五輪のフィギュアスケート男子のフリーが行われ、ショートプログラム(SP)で8位に沈んだ日本のエース羽生結弦選手が順位を4つ上げ4位に入賞した。
羽生選手は演技冒頭の4回転半ジャンプ(クアッドアクセル)こそ転倒したが、採点上は”回転不足”として扱われ五輪史上初めて同ジャンプを演技した選手となった。
このフリーでは全体3位となる188.06点を挙げ、SPからの順位を4つも上げた。
優勝はアメリカのネーサン・チェン選手、2位には日本の鍵山優真選手、3位には前回銀メダルの宇野昌磨選手が入り、日本はこの競技で銀メダルと銅メダルを獲得した。
この結果、日本から出場した3選手が全員4位以内で入賞という初の快挙となった。
#出場3選手が全員入賞したのは2010年のバンクーバー大会(3位,7位,8位)、2014年ソチ大会(1位,5位,6位)に続いて3回目となる。
皆さんおめでとうございます!

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高梨が1回目失格になるも日本は4位入賞!

北京五輪のスキージャンプ混合が昨夜行われ、日本は4位に入賞した。
1回目に飛んだ日本の高梨沙羅は103mの大ジャンプを見せトップに僅かの差で続く2番手のポイントを挙げたが、直後にスーツの規定違反で失格となり得点は抹消。
それでも他の3人が踏ん張り、4人目の小林陵侑が各国のエース級が集まった4人目の中でトップの得点を挙げ8位に入り2回目に進めることが出来た。
上位8か国で争われた2回目では日本は2番目のポイントを挙げ、順位も4つ上げて4位入賞を果たした。

ただなぁ、全部で40人(男女20人ずつ)の選手の中で女子選手だけがスーツの抜き打ち検査を受けて5人が失格なんて通常の大会ではありえないよ・・・
やっぱり中国での開催だから?なんて勘ぐってしまうよねぇ(汗)。

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小林陵侑が金メダル!

北京五輪のスキージャンプ男子ノーマルヒルが昨夜行われ、日本の小林陵侑選手が金メダルを獲得した。この競技での日本人選手の金メダル獲得は1998年の長野五輪のラージヒルで船木和喜選手が獲得して以来24年ぶり3人目。
昨日(2/6)は1972年の札幌五輪の70m級(現ノーマルヒル)で笠谷幸雄選手が金メダル、金野昭次選手が銀メダル、青地清二選手が銅メダルで表彰台を独占し”日の丸飛行隊”と呼ばれたのと同じ日だ。

小林選手は49番スタートの1回目でヒルサイズ(106m)に近い104.5mを飛び飛形点も19.5が出る完璧なジャンプで145.4点でトップに立つと、プレッシャーのかかる2回目も最後にスタートしトップに立つ目安の98Mを超える99.5mを飛んで129.6点とまとめ、合計で275.0点とかなりの高得点で優勝を決めた。
今大会日本選手団金メダル第1号おめでとうございます!

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