More from: 車

ディーゼルエンジン搭載車がインディのレースに出走

北米マツダが販売する「マツダ6(日本名アテンザ)」ベースのレーシングマシンがアメリカの伝統あるサーキット「インディアナポリスモータースピードウェイ」で行われたレース(「グランダムシリーズ」)に出走した。
これだけなら特に変わったことではないのだけど、変わっているのは搭載しているエンジンがマツダお得意の「SKYACTIV-D」(クリーンディーゼル)だということ。
北米マツダによればインディのコースで行われるレースにディーゼルエンジン搭載車が出走するのは約60年前の1952年に「インディアナポリス500」に参戦した「カミンズ・ディーゼル・スペシャル」というインディカーだったとのこと。
今回の出走はそれ以来ということで、およそ60年ぶりにインディのコースをディーゼルエンジン搭載車が走るということになる。

既にレースは行われていて、結果的に出場した3台のうち1台(カーナンバー#70)が出走した「GXクラス」で優勝し、インディのコースで優勝した初のディーゼルエンジン搭載車となっている。
「グランダムシリーズ」としては4月の第4戦ロードアトランタで初優勝していて、その後第5戦デトロイト、第6戦ミッドオハイオ、第7戦ワトキンスグレンを勝って4連勝し、今回のインディで5連勝を飾ることになった。
シリーズ自体は全12戦で行われているので、シリーズチャンピオンはまだ決まっていないが、このままの調子で行けばマツダのチームがチャンピオンを取る可能性もある。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ホンダアコードの販売台数

ホンダのアコードハイブリッドは6月20日に発表されて翌21日から販売が開始された。
その6月一ヶ月の販売台数は旧タイプのアコードを含んではいるが1000台弱で、その前月の旧型の販売台数は僅か25台だったので驚異的な伸びと言える。
1000台弱という数字だけを見るとそう多いわけでは無いけど、発売から僅か10日での販売数(ほぼ納車数と同じ)と考えると多いかな?
生産の立ち上がりという点もあり通常は発売直後は一気には販売台数は増えないのだから、アコードはかなり健闘していると言えると思う。
ホンダは7/20までの一ヶ月間の受注が月販目標の7倍にあたる7千台を超えたと発表しているが、実際に登録される(ナンバーが付く)と台数にカウントされるので受注した分が販売台数に反映されるのは7月からとなるかな?
今月はどれだけの台数がカウントされるか興味深い。
自販連の発表するベスト30に入ってくるくらいは売れる(造れる)のかな?

←クリックしてくれると嬉しいです。

豆腐屋の86って(笑)

何週間か前のジャイロゼッターにAE86(パンダトレノの3ドア)が出てきた。
しかもご丁寧にドアには「八六豆腐店」の文字が書かれているし、配達途中ということでちゃんと豆腐も積んであった(笑)。
モデルは言うまでも無く「頭文字D」のハチロクなんだろうけど、果たしてあの番組の主な視聴者層である子供たちに通じるのかは少々疑問だな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

車の威力

昨日は子供を連れて出かけた。
行った先で何度か泣いていて帰る時にも泣いていたが、車に乗せて走り出したら僅か数十秒で泣き止んでその後眠ってしまった。
何度も話には聞いていたし、実際に今までもそうだったけど、凄い効き目だな。

おかげで帰宅してからなかなか寝付かないのには少々困ったけど(笑)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ついに「ピンクのクラウン」発売!

トヨタは昨年11月に発売した現行クラウンのCMで話題になったピンクのクラウンを9/1から発売すると発表した。
昨年のCMの放送開始直後から話題になったが、当初はカタログにはピンクは載っておらず、トヨタも市販の予定は無くあくまでもCM撮影用の色としていた。
ところが発売を望む声が多く、後に彰男社長が発売を明言し、今回の発表となったものだ。
ただ今回はカタログモデルとしてではなく、あくまでも特別仕様車ということで、台数の限定は無い模様だが、販売期間が9/1から9/30までの一ヶ月間に限定される。
ベースになるのは「アスリートG」(ハイブリッド車・2WD)と「アスリートG iFour」(2.5Lガソリン車・4WD)で、独特な外装色(笑)と併せて内装も白とピンクを基調としたものにされるとのこと。
今でも就きに6千台のペースで売れている人気車だが、これでさらに売れ行きが伸びそうだな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ホンダ「アコード」が一ヶ月で7千台を受注

先月発売された新型「アコード」が7/21までの一ヶ月で7千台を受注したとホンダが発表した。
これは月販目標台数の7倍だそうで、新車効果とはいえホンダの思惑を超える勢いなのだろう。
6月の販売台数を見ると登録車トップのプリウスや2位のアクアは2万台超えなので別格としても、5位のヴィッツ(7,122台)と同じ程度ということになる。
ところが同じくらいの大きさとなるトヨタのクラウンは6月に6,765台も売れていて、今年の1-6月までの合計でも48,458台と月に6千台平均となる。
この数字と比べるとアコードの数字も決して多いとは言えないが、それでも旧モデルは月に3桁しか売れないことも多かったのだから検討していると言えるかな?

気になるのは目標の7倍も売れて製造が間に合うのだろうか?ということ。
特にハイブリッド車の生命線ともいえるリチウムイオンバッテリーの供給は足りるのだろうか?
そうでなければ納車まで半年待ちとかになるんじゃぁ???

←クリックしてくれると嬉しいです。

今度はダイハツが巻き返し

スズキが「アルトエコ」をマイナーチェンジして燃費を30.2Km/Lから33.0Km/Lまで引き上げたのはつい先日のような気がするが、今度はライバルのダイハツが8月にマイナーチェンジする「ミライース」の燃費が軽自動車最高となる33.4Km/Lとなる見込み。
JC08モードで初の「リッター30Km」を達成したミライースだが、後発のアルトエコ(発売当時30.2Km/L)に抜かれて黙っているとは思えず、近々に逆転するとは思っていたところにアルトエコが驚きの33.0Km/Lとしてきたが、さらにその上を行くとは流石だ。

今回の燃費向上のためにアイドリングストップの動作速度を現状の7~9Km/hから11Km/hに上げエンジンが停止する時間を長くしたり、エンジン内部のタイミングチェーンの形状を見直してチェーンガイドとの接触面積を減らす(=抵抗の軽減)とかの改良を積み重ねている。
それらの改良の中で面白いなと思ったのが空力関係の改良で、サスをローダウン化して車高を10mm下げているということ。
一般的にサスのローダウン化はコーナーリング性能を上げるため(もしくは単なるファッションのため)に行われるが、今回のローダウン化は車体下への空気の流入量を減らして空気抵抗が少なくなるようにするために行われている。

発売は8月の予定だそうだけど、この発表で現行モデルの売り上げに響かないかというのはいらぬ心配かな?(汗)

←クリックしてくれると嬉しいです。

フリードは来年か?

昨日(7/19)ホンダが新型フィットハイブリッドの燃費と写真を公開したが、同じホンダが発売しているミニバン「フリード」も発売から5年が経過し、来年辺りモデルチェンジが予想されている。
現行の「フリード」はエンジンをフィット(の1.5L)と共用していて、ハイブリッドシステムも基本的には同じ(エンジンは1.5LでCR-Zやインサイトエクスクルーシヴと同じ)。
「フリード」のエンジンがフィットと違って1.5Lなのは、300Kg以上も重たくなった車重のためで、1.3tを越える車体には1.3Lのエンジンでは不足と言うのが理由。
昨日発表された新型フィットハイブリッドはエンジンが1.5L(のアトキンソンサイクル)なので、このシステムをそのまま「フリードハイブリッド」に使えないだろうか?と思う。
もちろん全く同じと言うわけには行かずにセッティングの変更は必要だろうけど、それでも現行モデル(21.6Km/L)よりは大幅な燃費の向上が期待できる。
もしかするとミニバンとしては驚異的な30.0Km/L超えも可能かも?

非ハイブリッドのガソリン車も現行の16.0~16.6Km/Lから上がって20.0Km/L以上になってくると思われるが、どこまで伸ばしてくるのかな?(新型フィットの1.3Lガソリン車はガソリン車国内最高の28Km/L程度との予想もあるし、1.5Lでも24Km/L程度と噂されている)。

←クリックしてくれると嬉しいです。

ホンダ、「フィットハイブリッド」の燃費を発表

ホンダは今日7/19に9月に発表予定の新型「フィットハイブリッド」の燃費を発表した。
それによると「フィットハイブリッド」の燃費(JC08モード)は現時点で国内最高のアクア(35.4Km/L)を1Km/L上回る36.4Km/Lとのこと。
現行モデルの「フィットハイブリッド」(26.4Km/L)と比較するとなんと10Km/Lも向上することになる。
これだけ大幅に燃費を向上させることが出来たのは、ハイブリッドシステムを現行モデルのIMAから「SPORT HYBRID Intelligent Dual Clutch Drive(i-DCD)」へと変更し、IMAでは不可能だったモーターのみでの走行を可能にしたことをはじめとする各種改良の結果といえよう。
「i-DCD」はモーターを変速機である7速DCDに内蔵し、IMAでは直結だったエンジンとの間にクラッチを挟むことにより、1モータながらエンジンとモーターを切り離しての走行が可能になっている。

また今回の発表と同時に外観写真も発表になっていて、見たところ雑誌等でスクープされていたデザインとほぼ同じように見受けられ、現行よりもシャープになったような印象がある。
気になる価格等は未発表。

以下はホンダによるリリース
——-引用開始——
Hondaは、今年9月に発表・発売予定の新型「フィット ハイブリッド」において、36.4km/L(JC08モード)という国内最高の低燃費を達成しました。

新型フィット ハイブリッドは、小型車に最適な1モーターの軽量コンパクトなハイブリッドシステム「SPORT HYBRID Intelligent Dual Clutch Drive(i-DCD、スポーツ・ハイブリッド・インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)」を初めて搭載し、1モーターでありながらエンジンとモーターを切り離して走ることでモーターのみのEV走行を実現しました。
SPORT HYBRID i-DCDは、「楽しさ」と「低燃費」を高次元で両立させた新世代パワートレイン技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」の一つです。

新開発エンジンには、直列4気筒1.5Lの燃費に優れたアトキンソンサイクル(高膨張比サイクル)を採用し、高出力モーター内蔵の7速DCTとリチウムイオンバッテリーを内蔵したIPU(インテリジェントパワーユニット)を組み合わせました。さらに、電力回生効率を高める電動サーボブレーキシステムと、エンジン負荷を低減するフル電動コンプレッサーなどを採用し、従来のIMAハイブリッドシステムに比べ、35%以上の燃費性能向上を達成しました。

SPORT HYBRID i-DCDは、走行状況に応じて、エンジンとモーターを接続・切断することで、モーターのみの「EVドライブ」、エンジンとモーターの「ハイブリッドドライブ」、エンジンのみの「エンジンドライブ」という3つの走行モードを自動的に選択します。

ハイブリッドモデルとして国内トップの燃費性能に加え、従来モデルを超える力強い加速Gと、リズミカルで伸びのある加速感により、FUNな走りを実現しました。
——-引用終了——

正直、この時期に発表するとはちょっと驚いたな。

←クリックしてくれると嬉しいです。

「ワゴンR」だけでは無かった

スズキは7/17に登録車「スイフト」のマイナーチェンジを発表した。
今回のマイナーチェンジでは現行の「K12B」エンジンをベースに新開発したエンジン「デュアルジェットエンジン(各気筒にインジェクターを2本配置)」や軽自動車で採用している「エネチャージ」「エコクール」「13Km/hで作動するアイドリングストップ」を採用した新グレード(グレード名に「DJE」が付与される)を追加した。
この新グレードの内FFのCVT車のJC08モード燃費は1.2L以上のガソリン車としては最高の26.4Km/Lとなる(登録車中では三菱の「ミラージュ」(1L)が27.2Km/Lで最高)。
この26.4Km/Lはホンダの「フィットハイブリッド」と同じ値で、スズキはハイブリッドのような飛び道具を使わずにこの数字を達成してきたことになる。
軽自動車だけでなく登録車でも燃費競争のトップに躍り出たスズキに対し、ホンダは今年秋(9月が有力)に投入する新型フィットで対抗することになるが、果たして燃費で上回ってくることが出来るのか?
ますます新型フィットの発表が楽しみになってきたな。

ちなみに「DJE」の付かないFFのCVT車の燃費は20.6Km/Lで、「XG-DJEグレード」(FF、CVTモデル)の税込み価格139万7550円に対し、「XGグレード」は127万9950円となっていて価格差は11万6000円(価格は税込み)。
実燃費をカタログデータの80%と仮定して計算すると、走行1万キロ当たりで必要なガソリンは「XGグレード」が約607L、「XG-DJEグレード」が約474Lで、ガソリン価格を1L当たり150円とすると、1万キロ当たりのガソリン代は「XGグレード」が約9万1千円、「XG-DJEグレード」が約7万1千円と1万キロで約2万円の差が出る。
さらに「XG-DJEグレード」はエコカー減税が100%(免税)で「XGグレード」は50%なので、購入時の負担が「XG-DJEグレード」で0円で「XGグレード」が3万4,900円となる。
また翌年度の自動車税の軽減が「XG-DJEグレード」が50%なのに対し、「XGグレード」は25%なので税額は1万7,500円対2万6千円で8,500円違う。
これらの減税額の違いで購入時の価格差(11万6千円)は単純計算で7万2,600円にまで縮まる(実際の自動車取得税額はオプション等で異なってくるのでこの通りでは無い)。
ということは4万キロ弱で元が取れる計算になるが、実際にはアイドリングストップ搭載の「XG-DJEグレード」は交換用バッテリの価格も高くなると思われるので、4万キロ程度では元は取れないかもしれないが、それでも結構魅力的な価格設定ではないだろうか?
ここまで価格差が小さいとなると、スイフトは今後DJE付きのグレードを中心に売れることになるのかな?

←クリックしてくれると嬉しいです。