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今夜は月と土星が接近する

昨夕の帰り道に空を見上げると半月が見えた。
そのすぐ左側にはひときわ明るい星も見えていた。
この明るいのは木星で、さらのその少し左には木星よりは暗いが明るい星が見えていた。
こちらは土星で、今夜はその土星に月が近づいて見えるようになる筈。
ところが札幌の今夜の天気は雨なので、残念ながらその様子は見られそうにないなぁ、、、

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「ケレス(Ceres)」の地下に液体の塩水

NASAの探査機「ドーン(Dawn)」の観測データから小惑星帯にある準惑星「ケレス(Ceres)」の内部に塩水の湖があることが判明したと発表された。
2015年から2018年にかけてケレスを周回して観測したドーンのデータを解析したところ、オッカトルクレーターの中心付近に見えるアンモニア塩が堆積した地形(ケレアリア・ファキュラ)の地下の深さ40Km付近に数百キロに渡って液体の塩水の湖が存在することが判明した。
その塩水が表面に出てきて水分が蒸発して出来たのがケレアリア・ファキュラ等の白く見える地形ということも発表された。
地上やハッブル宇宙望遠鏡での観測ではそこまでは判らない(重力分布の測定は近傍を飛行する探査機で無いと困難)から、ドーンの観測データは非常に重要な内容を含んでいるということ。
これからも新しいことが判ってくるかもしれないので楽しみだ。

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昨夜の流星

昨夜は日没後に西の空の雲が無くなったのでネオワイズ彗星を撮ろうと思ってカメラをセットした。
雲は実際には見え無かっただけで、実際には薄い雲がかかっていてネオワイズ彗星を見つけるのに手間取ってしまったが、それでもなんとか撮影は出来た。
とはいえ、自宅からだったので空や雲には地上の光が反射して長時間露光が出来ず、しかも彗星自体の光度が落ちてきているので尾は殆ど写らなかったorz。
せいぜい核の周りのコマがぼんやりと写るので彗星だと判別が出来る程度(汗)。
なので彗星自体は綺麗には撮れなかったが、撮った写真の中に流星と思われるものが写っていた。

2020/07/27の20:54頃に写った流星と思われる光跡。


TAMRONの70-300㎜F4-5.6(A005)を使って70mmで撮影した写真から等倍切り出ししたのが上の写真。
この写真を撮った直後に肉眼でも同じ方角に2度ほど光るものが見えた。
この時期活動が活発な流星群となると明日極大を迎える”みずがめ座δ流星群”と7/31に極大を迎える”やぎ座流星群”があるので、それで見えたのかな?

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微妙に雲があるなぁ、、、

今日の札幌は昼前から晴れてきた。
午後も雲はあったもののそれほどでも無く晴れと言って良い天気。
これなら今夜もネオワイズ彗星を見ることが出来るかと思っていたところ、日没前から北西の空が雲に覆われてきた。
陽が沈むころにはかなり雲が無くなったんだけど、それでも薄い雲が結構な範囲に残っている。
空にはまだ明るさが残っているので、1時間くらいしないと見えてこないと思うが、それまでにもっと雲が無くなってくれないかなぁ・・・

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今夜、土星が衝

夜中に南の空で木星と並んで明るく光っている土星が今日衝となる。
地球から見て太陽と反対側に見え、一晩中見ることが出来る。
札幌は今夜は雨模様となるようなので今夜の観測は無理。
いて座の方角に見えるということで、つまりは銀河中心方向ということなんだな。
そちらに向かう銀河中心殴り込み艦隊の出撃まであと13年かぁ・・・

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昨夜の木星と土星

昨夜ネオワイズ彗星を撮りに行った際に一緒に木星と土星が並んでいる様子も撮って来た。
本命のネオワイズ彗星が雲に隠されてしまったので、出てくるのを待つ間に正反対の南東に見えていた木星と土星を撮ったのが下の写真。

南東の空で並んで光っていた木星(右)と土星(左)


ちょうど両惑星とも衝を過ぎたばかりなので、ほぼ太陽の反対側に見える。
こちらはネオワイズ彗星の写真と違って札幌市街地の上に見えるので市街地の光が邪魔をしていたので写真自体は明るさを下げてコントラストを強めに調整してある。
向かって右の明るいのが木星で、すぐ脇にはガリレオ衛星も見えている。
#並びは右から”ガニメデ””エウロパ”木星を挟んで”カリスト”(”イオ”は木星に近すぎて写っていない)。
左の明るいので土星でさすがに輪は写っていないな(汗)。

昨夜はネオワイズ彗星とこの木星・土星の他にもISSと思われるものを含む人工衛星2-3基ほどが見えた。
特に人口衛星は明るいのが2基肉眼で見え、木星の写真とネオワイズ彗星の写真の複数に軌跡が写っていた。
やはり地上の光の影響が小さいところだといろいろ見えるね。

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昨夜のネオワイズ彗星

一昨日に続き昨日昨夜も天気が良かったのでネオワイズ彗星の撮影に挑戦。
自宅からだと札幌市内の灯りが空に反射して条件が良くないので、市の外れの海岸近くまで行ってみた。
多少は地上の光の影響はあるものの、自宅付近よりは遥かに条件が良かったので三脚をセット。
多少の雲はあるものの障害にはならないと思っていたところ、後からこれが効いてきた(汗)。
到着したのは日没直後でまだまだ明るかったんだけど、1時間少々経つと暗くなってきたのでネオワイズ彗星が見えると思われる方向にカメラを向けて撮ってみるとなんとかフレーム内に写っていたのでカメラの向きを微調整しながら撮影開始。
撮った中の2枚が下の写真(リサイズ済み)。


露光時間を長めにしたのもあって背景の空が青っぽくなっているけど、右上に伸びる尾の様子は一昨日の写真より判りやすいと思う。
相変わらず肉眼での目視は難しく、双眼鏡を使ってようやく見ることが出来た。
撮影をしている間に尾の写り方が悪くなってきたと思ったら薄い雲がかかりはじめていて、すぐに彗星自体も写らなくなってしまったorz。
しばらく待っていると雲の隙間や薄い部分を通して写る様になってきたんだけど、寒くなって来たので21時過ぎには撤収して帰宅した。
少しだけど遠くまで行った甲斐はあったな。

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今夜も撮れそう

昨夜は初めてネオワイズ彗星を撮影することが出来たが、今日も空には雲が少ない好条件となりそう。
今夜は昼間の内にチェックした場所まで行こうか、それとも昨夜と同じに自宅のベランダで撮ろうか・・・・・
出かけた方が条件は良くなるのは明白なんだけど、どうしようかなぁ・・・・・

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今朝の月と金星

日の出前にもネオワイズ彗星を撮ろうと思っていたら若干遅くなってしまい、空を見ると明るくなってきていて北東の低空にネオワイズ彗星が見えるような状況では無くなっていた(汗)。
そこで南東のほうを見ると高い位置に細い月と金星(明けの明星)が見えたので撮ってみた。

2020/07/18未明の月と金星


日の出のおよそ20分前なので空は明るくなってきていて他の星は全然見えなかったが、流石にマイナス4.5等級の金星は明るく光っていた。
金星の右側には一等星のアルデバランがある筈なんだけど、空が青くなってきていたので写っていないな(リサイズ前の写真には微かに写っている)。

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今日も晴れ!

未明から早朝まで雲が多かった昨日に比べ、今日は昨夜からの好天が朝になっても続いている。
空には雲は殆ど見られず”快晴”!。
予報では今日は夜まで晴れとのことなので、昨夜に続いて今夜もネオワイズ彗星を撮れるかもしれないな。

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