先週末から全国の映画館200スクリーン以上で公開が始まった「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」。
週末の二日間(5/2-3)の動員数と興行収入を独自集計で発表しているサイトによると、意外と振るわなかったらしい。
そのサイト(「エンジョイシネマ」)によると、動員数は2万8000人~3万2000人、興行収入が3600万円~4200万円程度で、全体でのランキングでは11番目とのこと。
これは上映スクリーンが全国で僅か30ほど(上映館数は26)しか無いアニメ「コードギアス 亡国のアキト 第3章「輝くもの天より堕つ」の2/3弱程度しかなく、出だしでは完敗と言うところ。
つかスクリーン数が7倍近いのに動員が2/3って1スクリーン当たりにすると1/10以下だよ?
単純計算で1スクリーン当たり140-180人しか入っていないことになるけど、これは一回当たりじゃなくて二日間での数字だから、二日で8上映とすると一回当たり多く見ても22.5人ということで、これじゃぁガラガラだったということになる。
しかも「コードギアス 亡国のアキト 第3章「輝くもの天より堕つ」」は劇場版というよりもBD発売前の上映といった感が強い作品なのに、パトレイバーの方は純粋に劇場公開用に作られた作品。
見た人の感想を読むと押井作品が好きな人で、実写版の1-7章とアニメ版の劇場版第二作を見ている人なら楽しめるらしいけど、反対に言うとそうでない人には辛いものがあるらしい。
私も実写版をひとつも見ていないので、背景や世界観が全く分からなくて劇場版を見る気が起きない。
※押井監督が8年ほど前に「コードギアスは2-3年で消える」旨の発言をしていたらしいが、立場が逆になってしまったか?
先週末公開というと「ストライクウィッチーズ Vol.3 アルンヘムの橋」はもっと動員数も興行収入も低いけど、ストパンは上映館が全国で10館しかないし(今後増える予定とはいえ)、もともとOVAの宣伝のための先行上映みたいなものだからBDが売れれば良いわけだし。
実際Vol.1,2ともBDはちゃんと売れたわけだしね。
そういや以前発表されていた新TV版のほうはどうなっているんだろ?