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プリウスにコンセントが付いた

トヨタ自動車のHV車「プリウス」とPHV車「プリウスPHV」がマイナーチェンジされ、共に100Vの電源(最大1500W)を供給出来るコンセントがオプション設定された。
両車ともフロントコンソールトレイ内とラゲージスペースに1500Wまでの電力供給が可能なサービスコンセントがオプション設定され、プリウスは今日10/22から、プリウスPHVは11/1から発売される。
なおこのコンセントを選択できるグレードは”Lグレード”(プリウスPHVには今回のMCでグレード追加)を除く全グレードとのことだ。
これにより屋外でのレジャー時や災害等による停電時には車から電源を取るのが容易になり、このコンセントが東日本大震災の被災地で重宝したように災害時には有用なオプションと言えるだろう。
1500Wと言うと電気釜や電子レンジ等の調理用機器の使用も可能になる容量なので、屋外でのレジャー時でも炊き立てのご飯を食べることが出来るようになるし、デスクトップPCを屋外に持ち出して使うことも出来るようになる。

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AUDIの完勝だったなぁ

今年のル・マン24時間レースはAUDIの完勝といったところだ。
最終順位はAUDIの1号車-2号車-4号車の3台が1-2-3フィニッシュで、1台を間に挟んでAUDIの3号車が5位と出場した4台が全て完走。
この内1号車と2号車はハイブリッド(と言っても現在市販されているハイブリッド車とは全く異なる方式)で、ル・マン史上初のハイブリッド車の優勝となった。

13年振りの復帰で期待されたトヨタのハイブリッド車は、序盤こそ速さを見せてくれたらしいが、8号車が派手なクラッシュで、7号車もエンジントラブルでともにリタイヤとなっている。
トヨタは残念だったけど、今年はWECに参戦してくれるので今後が楽しみだ。

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TOYOTAの軽自動車販売、第3弾はやはり「ミライース」だったか

トヨタ自動車はダイハツからのOEMを受けて販売する軽自動車の第3弾を「第3のエコカー」と言われる「ミライース」とすることを正式に発表した。
既に「ムーブコンテ」と「ハイゼット」のOEM供給を受けて販売をしているが、今回は売れ筋の「ミライース」を持ってくることで軽自動車の販売を強化するつもりのようだ。
3車種合わせての年間販売目標は6万台とのことだが、現在でもバックオーダーを抱えるくらい人気のある「ミライース」を持ってきてそんな少ない台数で済むと思っているのだろうか?
合計で月に平均5,000台と言うことはトヨタの販売網を持ってすれば足りないと思うが、これはダイハツの販売網に対する遠慮なのだろう。
反対にトヨタからダイハツには(国内では)ハイブリッド専用車となった「カムリ」を供給するとのことだが、売れる台数が桁違いだと思う。
ダイハツディーラーからすれば大型のセダン(=利幅が大きい)車を売れるようになるのはありがたいだろうが、カムリのようなセダンを欲しがる人がわざわざダイハツディーラーに足を延ばすとは思えない。
せいぜいダイハツの車に乗っている人の乗換え需要程度ではないだろうか?
それでもリッターカークラスに乗っている人がいきなりカムリと言うのもどうなんだろうか?
今回のOEM供給に関してはトヨタのほうに利があるとしか思えないな。

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一日で二回も(笑)

今日は午後から仕事で出かけたが、訪問先に行く途中で2度もFJクルーザーを見かけた。
2回とも黒の右ハンドル車だったので、もしかすると同じ車だったのかもしれないが、1回目はすれ違いで離れていったので同じ車とは考えにくい。
とにかく一日で(というか20分も経たない内に)2度も見かけるなんてちょっとびっくりだ。
それだけ生産が増えて納車が進んでいるということか。

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FJクルーザーの納車が決まったらしい

職場関係の人が購入契約を結んだFJクルーザーの納車が決まったと言っていた。
契約をしたのは東日本大震災の少し前で、その時点では納車は5月頃と聞いていたが、震災の影響でトヨタの生産が止まってしまい、納車時期は未定となってしまっていた。
一時は年内納車は難しいとのことだったけど、最近になってずっと早く納車されることになったとのこと。
具体的な納車日は聞いてないけど、話した感じでは来月にも納車されるような感じだった。
聞くところによるとディーラー側では下取り車の価格が下がらないようにしたかったらしい。
納車が遅くなっても下取り査定を当初の金額から下げられないので、下取りした車を高く売るためにも納車を早くするためにいろいろと動いたらしい(もしかしたら下取り車を被災地に向けて出したかったのかな?)。
購入した本人は余裕を見せて「年内に来なくても良かったのに。」なんて言っていたが、顔は嬉しそうだったな。

それにしてもあのような趣味車の生産も再開されたってことは、ラインやパーツサプライの復旧が進んでいるということか。

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FJクルーザー

トヨタのFJクルーザーの見積りを取った人がいるので見せて貰った。
グレードはカラーパッケージで車両本体価格が3,282,000円。
オプションはメーカーオプションが合計205,800円、ディーラーオプションがいろいろ付けて合計1,008,966円(!)。
値引きは本体が175,519円、ディーラーオプションが208,966円(それでもディーラーオプション合計が800,000円)。
これに法定費用やら登録費用やらが加わり、下取り車の値段を引くと現金支払い価格は合計で3,780,000円ちょうど。
で、気になったのが納車時期。
見積りを見る限り5月登録となっているので、納車は5月ということになる。
そんなにバックオーダー抱えているんだろうか?

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新型ヴィッツ発売

今日(12/22)の午後にトヨタ自動車は小型乗用車ヴィッツをフルモデルチェンジして発売したと発表した。
燃費は1.3Lエンジン搭載の”F”グレードの“SMART STOPパッケージ”でクラス最高となる26.5Km/Lで、同クラスのフィット(24.5Km/L)やマーチ(26.0Km/L)を上回る。
一番燃費が低いのは1.5Lエンジン搭載のRSグレードのMT仕様で、それでも18.0Km/Lを記録。

気になる価格は1.0LのFグレードの”Mパッケージ”106万円からで、最高は1.5LのRS(CVT)の179万円(共に消費税込み価格)。
売れ筋となると思われる1.3LのFグレードの“SMART STOPパッケージ”は135万円となっている(北海道では寒冷地仕様込みで1,362,600円、沖縄は別価格)。
他のグレードでは北海道向けは12,600円(1.5Lエンジン車)~16,800円ほど高くなる。

全体的なフォルムは前モデルと似ているが、フロントマスク(俗に言う”顔”)は、随分と男性向けになったように感じる。
この顔で女性ユーザーに受け入れられるのだろうか?と、ちょっと心配になる。
走りのモデルであるRSだけをこのデザインにするという手もあったのではないだろうか?とも思うが、別デザインにするとコストが嵩むから仕方無かったのかも。
と思ったけど、よく見たらRSはグリルとフロントバンパーが専用品だった(全長もリップスポイラーの分だけRSのほうが45mm長い)。
それならRS以外はもっとおとなしいデザインでも良かったのではないのかなぁ?

なんにせよアイドリングストップ付きで135万円という価格は安いと思うので、結構売れるのではないだろうか?
(アイドリングストップ付きで単純に比較するとマーチの方が安いけど、装備の違いとかを考慮するとどうかな?)

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「フィット」はハイブリッドorノーマルのどちらを選ぶか?

今月8日にマイナーチェンジ&ハイブリッドが追加されたホンダの主力車種である「フィット」は、発売後の受注が順調だそうだ。
発表後の20日までに合計で21,000台を上回り、月間販売目標である14,000台の1.5倍を受注したとのこと。
この内目玉のハイブリッドは7割超の15,000台だそうで、これはメーカー予想の4割を大幅に上回る。
ハイブリッドは指名買いが多いそうだけど、果たして本当にハイブリッドは経済的なのだろうか?

まず車体価格はベースグレードとなる「13G」が123万円なのに対し、ハイブリッドは159万円と36万円も高い。
ハイブリッドは自動車取得税と初回の重量税が100%減税(つまり免除)となるが、「13G」も75%の減税対象なので自動車取得税額は52,700円の25%の13,175円という計算となり、自動車重量税も当初3年分が45,000円のところが11,250円となり、合計では24,425円となるので、購入時の価格差は僅かしか縮まらない。
#取得税額は車両価格から算出したので、実際とは異なる可能性があります。またオプション等の価格やその他の費用は両グレードで同じと仮定しています。
残った価格差は335,575円となるが、これを燃費の差で取り返すのはちょっと難しいかもしれない。

両グレードの燃費はカタログデータで13Gが24.5Km/L、ハイブリッドが30.0Km/Lとなっているが、実際の使用ではここまでの差が出るのだろうか?
早速某雑誌で燃費チェックをしていたが、その記事によると一般道での計測では13Gが19.2Km/L、ハイブリッドが23.6Km/Lとなっていた(高速道路ではもっと差が無いと思われる)。
#この燃費の比率はカタログデータとほぼ同じなのが興味深い。
もちろんこれは1例に過ぎないが、仮にこの数字が実際の燃費だとした場合、年間12,000Km(月間1,000Km)走行するとして1年間に消費するガソリンの量は
13Gは12,000Km/19.2=625L
ハイブリッドは12,000Km/23.6=508.5L
となり、その差は116.5Lとなる。
1L単価を140円とした場合年間のガソリン代は
13G:87,500円
ハイブリッド:71,190円
でその差は16,310円にしかならない。
これは購入時の価格差335,575円の1/20足らずと言うことで、20年(24万Km)乗り続けても元が取れないということになる。
もちろん年間の走行距離が倍になれば10年少々で元が取れることにはなるし、13Gではなくもっと車両価格の高い13Gスマートセレクションや13L等と比較した場合はもっと早くに元が取れることになる。
特に豪華仕様の13Lともなると車両価格が10万円しか違わないので、取得税(15,950円)等を考慮すると、購入時の負担額の差は72,800円程となり、これだと約4年半(走行距離にして54,000Km弱)で元がとれることになる計算。

まぁ、こうやっていろいろ計算してみるとハイブリッドだからといって飛び抜けて経済的とは言えないことが判るが、これはベースとなったフィットそのものの燃費が良いからで、他の車(特に燃費が12~13Km/L以下の車)と比べるとやはり経済的であることに違いは無いと思う。
トヨタのプリウスは実燃費もかなり良いようで、フィットハイブリッドを大きく上回るようだが、その分車両価格も高価なので価格差を埋めるには長期間かかるものと考えられる。

まぁ車は燃費を始めとする経済性だけで選ぶものでは無いから、気に入ったのを買えば良いのだけれど、経済性は選択基準の中で上位にくるものではあると思う(「燃費なんか気にしないよ」と言う人もいるだろうけど)。
ここはトヨタが来年当たりに発売するという噂のコンパクトクラスハイブリッドや、マツダのG-Skyを搭載するデミオあたりを待つのも手かな?

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新型ヴィッツ

TOYOTAからこの年末に発売になる新型ヴィッツの情報が出てくるようになった。
雑誌等によると「スマートストップ」と呼ばれるアイドリングストップ機構が付いたグレードの燃費(10・15モード)は26.0Km/Lらしい。
これはK13マーチのアイドリングストップ付きと同じ数値で、つい先日マイナーチェンジしたフィットよりも良い。
さすがに燃費はフィットハイブリッド(30Km/L)には敵わないけど、車体価格は30万円程安くなると予想されているので、トータルコストで勝負できると思われる。
車両重量が1t未満に収まれば重量税も今までより少なくなる(2年間で3万円だったのが2万円になる)ので、車検時の出費も減ることになる。
こうやって書いていると良い事尽くめだけど、実際の車内の感じや使い勝手は実車が出てみないとなんとも言えないなぁ。
確かなのはフィットの一人勝ちのような市場にK13マーチ(ちょっと期待外れの感はあるが)と新型ヴィッツが入ってきて、コンパクトカー市場が面白くなってきたということだ(スイフトもお忘れなく)。

2010/12/02追記:価格情報も出てきたので、「新型ヴィッツの価格」の記事を追加。

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トヨタの「スパーキー」 って知ってる?

昨日電車の窓から見かけた車がトヨタの「スパーキー」だった。
最初はダイハツのアトレーだと思ったが、ナンバープレートの色が白だったので、軽自動車のアトレーでは無いというのに気付いた。
なので「うわぁ、アトレー7だ珍しいなぁー。」と思ったが、付いていたメーカーエンブレムがなんとトヨタのもの。
車名のエンブレムを見ると「SPARKY」となっているので、トヨタがダイハツからアトレー7のOEM供給を受けていた「スパーキー」であることが判明。
OEM元のアトレー7ですら滅多に見かけないのに、さらに珍しい車を目撃してしまったな(笑)。
なにせ販売されていたのは僅か2年半だけだもんなぁ・・・・・・・・

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